西城秀樹さん、「幻の映像」がライブで復活 闘病中に誓った「55周年」の約束

デビュー55周年へ向けた不屈の思い

誰よりもパワフルに時代を駆け抜け、トップスターとして君臨し続けた秀樹さん。しかし、年齢を重ね、歌手としてさらなる円熟味を増そうとしていた矢先、2度の脳梗塞という突然の病魔に襲われ、右半身マヒの後遺症が現れて歩行困難となり、車いす生活を余儀なくされた。

2017年、健活手帖のインタビューでは「家族のため、ファンのためにも再び病気と闘う」と語っていた西城秀樹さん
2017年、健活手帖のインタビューでは「家族のため、ファンのためにも再び病気と闘う」と語っていた西城秀樹さん

それでも多くのファンが待つステージに立つために、東京都内のリハビリ施設で週3回・2時間半にも及ぶ神経回復のためのトレーニング、発声練習などを続けた。2017年4月に発売された夕刊フジ特別版「健活手帖」の独占インタビューでは、「ファンと50周年、55周年を歩んでいくためにも、絶対に病気に負けられません」と力強く宣言していた。

秀樹さんが最期まで諦めず、到達を強く願った「デビュー55周年」。その夢は奇跡の映像発掘という形でかなえられることになった。

「BIG GAME2026」は、4月12日に「Zepp Namba」(大阪市)、5月16日に「Zepp Divercity Tokyo」(東京都江東区)で開催。病に倒れてもステージに執念を燃やした秀樹さんと、その遺志を継いで映像を守り抜いた亡きマネジャー。二人の絆が手繰り寄せたこの奇跡のステージは、単なる上映会以上の熱狂と涙で会場を包み込むに違いない。

(zakⅡ編集部・井上悟)

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