【ゾンビたばこ】逮捕は広島カープ羽月選手に止まらない可能性も…広島県警は球場も家宅捜索、球界蔓延か
プロ野球界を揺るがす騒動になる恐れが出てきたようだ。 「1月27日に昨年、広島カープで74試合に出場した羽月陸太郎選手(25)が医薬品医療機器法違反の疑いで広島県警に逮捕されました。指定薬物のエトミデートを摂取したとのことでした」(全国紙社会部記者) ■【画像】広島カープ羽月選手も持ち歩いていた「ゾンビたばこ」アイテム エトミデートとは、海外では鎮静剤や麻酔導入薬等として使用されている医薬品成分。国内では吸引すると手足がけいれんしたり、足元がふらつくとされる“ゾンビたばこ”の原料としても知られている。危険性が高い薬物であるとして2025年5月からは医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づく“指定薬物”として規制されている。 「羽月容疑者は逮捕直後の取り調べに対し、“指定薬物のエトミデートを使った覚えはありません”と容疑を否認しています。一方で、昨年12月16日に羽月選手へ行なわれた広島県警の尿検査では薬物使用の陽性反応を示している。広島県警は1月30日、カープの本拠地であるMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島と大野屋内総合練習場を家宅捜索しています。羽月容疑者の薬物使用の常習性も疑われ得る状況です」(前同) 薬物事情に詳しい関係者が話す。 「ゾンビたばこは台湾ヤクザの主な収益源と見られています。そのため、台湾国内で製造されたゾンビたばこは台湾の海沿いの街から漁船などに積み込まれ国外へと出荷されるそうです。沖縄近海で別の漁船へとブツを積み替え、日本国内へと持ち込まれると聞きます」 現に沖縄県内でのエトミデートの被害は深刻だ。 「昨年5月のエトミデートの国内での規制以降、9月末までの5か月間だけで10人がエトミデートの所持を理由に逮捕・書類送検されている。逮捕者の多くは10代、20代の若者で、なかには高校生もいたそうです」(前出の全国紙社会部記者)
■ゾンビたばこが若者を惹きつける理由
逮捕された羽月容疑者もまだ20代半ば。ゾンビたばこが若者を惹きつけるのにはどのような理由があるのだろうか。前出の薬物事情に詳しい関係者が語る。 「ゾンビたばこはエトミデートにパイナップル味などのフレーバーを混ぜている。その液体を電子タバコのような吸引器具で吸い込むのですが、甘い味がするので気軽な気持ちで試しやすい。 25年5月以降はエトミデートが指定薬物として規制されたことで、国内での売買価格も上がっているそうですが、1年ほど前までは吸引器具と60本のリキッドがセットで2万円ほどで国内でも購入できたといいます。金銭的にも手軽であることから若者を中心に広まっており、捜査関係者からは薬物使用の入り口となる“ゲートウェイドラック”と見られています」 沖縄を入り口に日本国内へと徐々に広まり始めたと見られる“ゾンビたばこ”。現在では西日本を中心に薬物汚染は進んでいると見られているようだ。 「昨年11月末時点で東京、大阪、三重、福岡、大分、沖縄の1都1府4県で計22人がエトミデートの所持や逮捕、輸入の罪で逮捕されました。1月20日には大阪府警がエトミデート入りのカートリッジを密輸したとする医薬品医療機器法違反(営利目的共同輸入)の疑いでタイ国籍の女(31)を逮捕しています」(前同) 今回、逮捕された羽月容疑者が所属する広島カープの本拠地であるMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島があるのも西日本の一大都市である広島市だ。 地元紙記者が話す。 「捜査を進める広島県警は、羽月容疑者の“購入先”に注目していると言います。県警はどうやら、羽月容疑者以外にも同じルートから“ゾンビたばこ”を購入したプロ野球選手が複数いると見ているようです。捜査線上には、西日本出身の選手の名前が上がっているとも……。今後の捜査の行方次第では、芋つる式の逮捕もあるのかもしれません」(同) プロ野球界も巻き込む恐れが出てきている“ゾンビたばこ蔓延”。一般社会への影響も少なくなさそうだ。
ピンズバNEWS編集部