受験シーズン本格化
入試関連の訴訟4例

2026年1月30日 10:00

「人生の重要な場面」。進学先の選択について、ある裁判の判決理由で裁判官が指摘しました。悲喜こもごもの受験を巡って、裁判や事件が起きることもあります。毎週金曜に電子版公開している連載「揺れた天秤〜法廷から〜」で入試が舞台となった4本の記事を無料で再公開します。今年も到来した受験の季節。すべての受験生が積み上げてきた努力を遺憾なく発揮できることを祈ります。

大学に「幻」の推薦合格

志望していた大学の指定校推薦で高校から内定を得た高3の男子生徒。進学先が決まった喜びもつかの間、高校が大学から示された出願要件を見落とし、実は条件を満たしていなかったことが判明しました。期待を裏切られ、他大学への推薦機会も奪われたとして、生徒は通っていた高校を提訴します。高校の致命的なミスは、裁判所にどう裁かれたのでしょうか。

入試で許されぬ出題ミス

入試本番に向けて追い込みをかけるのは、何も受験生に限った話ではありません。問題作成を任されていた女性教授。同僚の作った問題に疑問を抱いて内容を差し替えたところ、相手から「パワハラだ」と訴えられました。

受験に潜んだ不平等

「努力が報われない」。医師を夢見て必死に勉強してきた女性が法廷で声を振り絞りました。東京医科大で2018年に発覚した不正入試。女性に不利な「得点調整」で不合格にされたとして、大学に損害賠償を求めて提訴した元受験生は30人近くに上りました。

学歴ブランドの呪縛

「東大理3」志望を公言し、成績が伸び悩んでいた高校2年の少年(当時17)は受験の日に東京大学前で人を刺し自らも死のうとしました。目の前の成績に一喜一憂しがちな時期。人を測る「ものさし」が成績や偏差値だけではないことを忘れずにいられるよう、周囲や社会もうまく関わっていきたいものです。

「揺れた天秤~法廷から~」が書籍化されました

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