2023/6/25

【激白】任天堂ファミリーが「あの会社」に投資した理由

ノンフィクションライター
周りがどころか自社でさえも本当のポテンシャルを把握できていない。そんな企業が多く眠る日本は、宝の山なのかもしれない。
製造業を中心に産業の裾野が広い日本は、ニッチな技術やネットワークを持つ中小企業が数多くある。
培ってきたノウハウを新たな市場でいかせば、企業価値を飛躍的に向上させられるはずだ。
任天堂創業家の資産運用会社、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)が株主提案する東洋建設も、その1社なのかもしれない。
マリコン大手の東洋建設の株主総会が、明後日6月27日に開催される。
経営陣の入れ替えを提案するYFOと現経営陣が対立。争いはプロキシーファイト(委任状争奪戦)に発展している。
任天堂創業家の資産、約2000億円を運用するYFOは、東洋建設のようなノウハウある伝統企業への投資を事業のひとつとしている集団だ。
なぜ、東洋建設に目をつけたのか。31歳という若き最高投資責任者(CIO)の村上皓亮氏を直撃した。
INDEX
  • 日本企業は、宝の山
  • 稼ぎ方を、見直すべき
  • 最初の感想「これはやばい」
  • 「じゃあ、一緒にやろうよ」
  • 「俺、産業を壊してないか?」
  • 「厳しい友人」でありたい

日本企業は、宝の山

──東洋建設への株主提案が話題です。率直になぜ投資したのでしょう。