ぬいぐるみに発信機…自宅特定か 水戸ネイリスト殺害事件
茨城県水戸市でネイリストの女性が殺害され元交際相手の男が逮捕された事件で、男が女性に発信機を入れたぬいぐるみを届け、自宅を特定したとみられることがわかりました。
■“懸賞の当選者へのプレゼント”手紙添えられ…
突然届いたぬいぐるみ。それに発信機が隠されていて、位置情報がストーカー行為を繰り返したとみられる元交際相手に送られ、自宅を特定されたのでしょうか。
茨城県水戸市で起きた殺人事件。亡くなったのは、ネイリストで妊娠中だった小松本遥さん(31)。去年の大みそか、自宅で血を流して倒れていたところ、帰ってきた夫に発見されました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、小松本さんの元交際相手・大内拓実容疑者(28)です。警察などによりますと、2人は2024年に交際しはじめ、その年のうちに関係を解消。しかし、大内容疑者は去年の夏ごろには復縁を求めるメッセージを複数回送るなどし、秋ごろから、小松本さんの知人に自宅の住所を聞き回るなどのストーカー行為をしていたとみられています。
こうした中、大内容疑者が小松本さんの自宅を特定するため使ったとみられるのが人気キャラクターのぬいぐるみ。その中に仕込まれていたのが、位置情報を送る発信機、いわゆる「紛失防止タグ」だったといいます。
大内容疑者のスマートフォンで位置情報が確認できるようになっていたといいます。
捜査関係者によりますと、事件の数日前、小松本さんの実家に、小松本さんを受取人として届けられていた“ぬいぐるみ”。届けたのは大内容疑者とみられていますが、荷物はぬいぐるみのキャラクターが登場するテーマパークの運営会社の名前で届けられ、「懸賞の当選者へのプレゼント」という趣旨の手紙が添えられていたということです。
調べに対し、一貫して現場に行ったことすらも否認しているという大内容疑者。警察は、大内容疑者が小松本さんを信用させるため、運営会社の名前をかたってウソの手紙を書き、ぬいぐるみを届けたとみています。