クジラ食べて捕鯨文化学ぶ 女川小中、給食で提供

クジラ料理の給食を味わう児童ら

 かつて女川町で行われていた捕鯨の歴史や鯨食文化に触れてもらおうと、女川小(児童213人)と女川中(生徒101人)で26日、クジラ料理の給食があった。子どもたちは料理を味わいながら、町とクジラのつながりを学んだ。

 この日のメニューは揚げたクジラにオーロラソースをかけたもの。共同船舶(東京)が西太平洋の商業捕鯨で捕獲したニタリクジラを使った。

 同小4年生40人は、町産業振興課の担当者から「昔は町内に捕鯨事業所があり、なじみ深い食材だった」と説明を受けた後、平塚隆教育長や須田善明町長らと一緒に味わった。

 木村奏太さん(10)は「家では刺し身や竜田揚げで食べているが、オーロラソースがけもおいしい」と喜び、阿部葵さん(10)は「ソースとクジラの相性が良かった。もっと給食に出たらうれしい」と話した。

 町内ではピーク時に年間300頭ほどのクジラが水揚げされ、捕鯨関係の仕事に従事する町民も多かったという。学校給食での提供は1995年度に始まった。東日本大震災で一時中断したが、2014年度に再開された。

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