一見すると複雑に見える計算でも、計算の順序を意識して整理すれば、落ち着いて答えを求めることができます。
今回は、一桁と二桁の数が組み合わさった計算問題に取り組んでみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
9+54−9×54÷9
足し算・引き算・掛け算・割り算がすべて含まれています。
どこから計算すればよいかを考えながら進めてみましょう。
解説
今回の問題の答えは「9」です。
途中の計算は、次のように進みます。
9+54−9×54÷9
=9+54−486÷9
=9+54−54
=63−54
=9
計算の流れを順に確認していきましょう。
四則が混じった計算では、次の順序で計算します。
(1)掛け算・割り算
(2)足し算・引き算
掛け算・割り算の計算
まず、「9×54÷9」の部分に注目します。
掛け算と割り算は同じ優先順位なので、左から順に計算します。
9×54÷9
=486÷9
=54
このように求めることもできますが、計算を工夫するとさらに簡単になります。
別の考え方として、割り算を分数として考えてみましょう。
9×54÷9
=(9×54)/9
分子と分母を9で割ると、
=1×54
=54
同じ数で掛けてから割る部分は、整理すると計算しやすくなります。
足し算・引き算の計算
掛け算・割り算を先に計算すると、元の式は次の形になります。
9+54−54
ここからは足し算と引き算です。
9+54−54
=9
したがって、答えは「9」となります。
まとめ
四則の混じった計算では、掛け算・割り算を先に行うことが大切です。
特に同じ数で掛けてから割る形は、整理すると式が一気に見やすくなります。
計算の順序を意識しながら、落ち着いて問題に取り組みましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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