左端の生き物、なんだと思いますか?
子ども向けの学習施設でアルバイトをしています。
ある日、教材として使われていた小さな動物フィギュアの中に、どうしても種の分からない1体がいました。
白い。
丸い。
小さな耳がある。
しかし、この動物がなにか検討がつきません。
漠然とした動物のイメージを詰め合わせたかのようなビジュアルをしています。
ブタ、ヒヨコ、ゾウといった他の動物たちは、見た瞬間に「はいはい」と納得できる姿形をしているのに、こいつだけは違うのです。
施設内でたちまちこの白い生き物のことが話題になりましたが、誰も明確な答えを出すことができません。
「ブタじゃない?」
「いや、犬じゃない?」
「クマ?」
不思議なことに、この白い生き物だけがあまり選ばれません。子どもたちは自然と、分かりやすい動物の方へ手を伸ばします。
このままではこの白い生き物があまりに可哀想です。
考察してみる
説①ブタ
最初に候補として挙がったのはブタです。
顔の中央にあるオレンジ色のパーツが、ブタの鼻のように見えます。
(このデザインだと鼻の中に口があるように思えるけれど)
しかし、このシリーズにはすでにブタが存在しています。
並べてよく見比べてみると、白い生き物のブタ感はかなり薄いように思えます。
差分でしょうか。しかし、全4種類しかない中で、ブタが2種類いる理由が思いつきません。
もしブタだとしたら、かなり攻めたラインナップですね。
説②犬/猫
次に出たのが、犬もしくは猫ではないかという説です。
体毛が白一色の犬や猫は存在します。
(マズルだけがオレンジの犬や猫は見たことないというのは置いておいて)
どちらにしても耳の形が中途半端です。
犬にしても、猫にしても、耳が小さすぎます。
説③クマ
丸い体と小さな耳から、クマではないかという意見も出ました。
確かにシルエットだけ見れば、それっぽくはあります。
しかし、クマにしてはしっぽが長いです。
もしこれがクマのしっぽであるならば、もう少し丸く小さいのが相場でしょう。
説④アルパカ
少し変化球で、アルパカ説も浮上しました。
白い体、立った耳、やや長めのしっぽ。
条件だけを見ると、意外と当てはまっています。
どうしても、口元だけはしっくりきませんが。
説⑤牛
最後に一応、牛が候補に挙がりました。
なるほど確かに、デフォルメされた牛に見えなくもありません。
ただ、他の動物たちがステレオタイプな見た目なのに対して、牛だけが純白で、柄も角もないのは不自然に思えます。
牛にするなら、もう少し牛に寄せるのではないでしょうか。
子供向けおもちゃで牛、ヒヨコ、ゾウ、ブタのラインナップはちょっと渋い気も……。
どの説も、やはり決定打に欠けます。
見た目だけで正体を特定するのは難しそうですね。
商品について
記事内で紹介しているこちらのアイテムは、DAISOで販売されている4個セットの「ぷかぷかアニマル」という商品です。
ネットストアの商品情報を見れば正体がわかるのではないかと思ったのですが、載っていませんでした。世の中、そんなに甘くないようです。
レビュー欄にも同じ疑問を呈してる人がいました。
こうなったら、作った側に聞くしかありません。
お問い合わせ
はじめまして。商品について質問があり、お問い合わせいたしました。
商品名:ぷかぷかアニマル
商品番号:4549131705003
こちらの商品の白い動物のおもちゃについて、モチーフとなっている動物を教えていただけますでしょうか。
見た目から判断がつかず、使用する中で気になったため確認させていただきました。
お答え可能な範囲で構いませんので、お教えいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ドキドキしながら3日ほど待つと、返信がありました。
要約すると……
この白い生き物は 「うし」でございます
「うし」でございます👈オモロ
てか牛!?
エ、牛!?言われてみれば牛か!?
牛……か!?(錯乱)
牛にする
牛に見えないのなら牛に見えるようにするまでの事です。
私はサインペンを手に取りました。
ア!牛だ!エ!?牛じゃん!ヤッタヤッタ!ヤッタヤッター!
結論:めちゃくちゃ牛でした。
我々施設職員の想像力の不足を、ここに深く反省したい次第です。
子供たちに「これ、牛なんだって」と伝えてみたところ、1度だけこちらを見て、なにも言わず、別の動物を手に取りました。
子供にはまだ難しいようですね。
取りとめのない疑問にもかかわらず、ダイソーのお客様相談室の方には丁寧にご対応いただきました。
この場を借りて、心よりお礼申し上げます。
おわり



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