2026年1月29日(木)

MBS社長「よんチャンTV」での衆院選“不適切”報道を謝罪「口頭で意図伝わる…の判断に雑さあった」

[ 2026年1月29日 14:45 ]

会見した毎日放送・虫明洋一社長
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 毎日放送(MBSテレビ)の虫明洋一社長が29日、大阪市内の同局で新春会見を開いた。22日放送の同局情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)での衆院選報道についてあらためて謝罪した。

 22日の放送では衆院選に向けた特集が組まれた。ジャーナリスト・武田一顕氏に取材し、スタジオのモニター画面に各政党の公約を鑑みて「強くてこわい日本」「優しくて穏やかな日本」に政党を分類するひと幕があった。

 SNSなどで偏向報道との批判が殺到し、同日の放送最後、翌日の番組冒頭で謝罪。スポニチの取材に、同局は「当社として選挙の大事な時期に各党の解説の中で、不適切な表現があったことを関係者の皆様、視聴者の皆様に深くお詫びいたしますとともに、再発防止に努めてまいります」としていた。

 虫明社長は「武田さんのこわいという表現の真意は、国民にとって恐怖や脅威となるという意味でなく、周辺諸国などからみて外交安全保障上、てごわくあなどれない日本という意味だった」とあらためて説明した。

 「しかしながら、放送ではそういった前提を省略した形でモニター画面をつくるなど説明不足、不適切な表現となってしまいました。武田さんの意図を明確に示せていなかったことに加え、モニター画面を作る際に、前提条件を省略するなど丁寧さを欠いたまとめとなっていた。“こわい”という表現だけがネガティブな表現になっていて、バランスが取れていなかった。各政党、視聴者のみなさまにご迷惑をおかけしたことを、私からもあらためてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同日は、「社員含めた編集長、外部スタッフなど複数名で事前に表現方法などをチェックした」という。「こわい」についても議論はあったというが、「口頭でアナウンサーがフォローすることで、武田さんの伝えようとしていることは伝わる」と判断したと経緯を明かした。だが、虫明社長は「画面、口頭で十分だという判断に雑さがあった」と反省を語った。

 武田氏やスタッフの個人的思想が入っていたかの問いには、「ないと聞いていますし、ないと思っています」と否定した。

 政党からの申し入れがあったかについては「先方の事情もあるのでこの場で申し上げるのは控える」とした。

 その上で、「今まで通り政治的公平性を担保した報道に努めていくのは当然のこと。あらためてその旨は社内に周知徹底しています。特に、今のような選挙期間中は放送前にモニターの内容、VTRのチェックを行うことになっている。今までどおり厳しく実践していく」と再発防止についても言及した。

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