「生きてる意味がない」と、疲れは倍増する
どーも、西村です。
今回は、『”自分は生きてる意味がない”と感じると、疲れは倍増してしまう』というテーマで話を掘り下げていきたいと思います。
朝、目を覚ましても、何もしたいことが浮かばない。
職場に向かう電車の中、ふと「何のためにこんな毎日を繰り返してるんだろう」と思う。
そんな日が、続くことがあります。
「生きてる意味がわからない」と感じているとき、人は、普通よりもずっと早く疲れます。
しかもやっかいなのが、身体は休んでも、心が回復しないこと。
たとえば、
・ちゃんと寝たはずなのに眠い
・仕事は定時に終わってるのに、いつもぐったり
・休日は休んでるだけのはずなのに、逆に虚しくなる
というように。
…もしかしたらあなたも、そんなふうに感じたことがあるかもしれません。
脳科学の視点で見ると、人間の脳は、“意味”や“目的”を持ったときに、前向きな行動を促すホルモン(ドーパミンなど)を分泌します。
逆に、「自分の人生に意味がない」と思ってしまうと、やる気も喜びも出てこないのです。
つまり、同じことをしていても、「意味があると思えるかどうか」で、疲れ方も心の消耗も全然違ってきます。
では、どうすれば、生きる意味を持てるようになるのか?
以前の私は、生きる意味は「誰かに与えられるもの」だと思っていました。
私が20代の頃、ずっと感じていた違和感があります。
それは、「自分は、ただ“生きさせられている”だけなんじゃないか」という感覚でした。
親に言われた道を選び、会社に評価されるように頑張り、社会に適応できるように振る舞い、誰かに「必要とされる人間」にならないと、生きる意味なんてないと感じていたのです。
でも、そんなふうに“他人軸”で生きていると、どこまでいっても満たされません。
どんなに人に喜ばれても、どんなに評価されても、どこかにぽっかりとした虚しさが残るんです。
しかし、あるクライアントの生き様から、「生きる意味は自分で定めるもの」ということを教わりました。
そのクライアントは40代前半の女性。
長年、大手企業で働き、管理職にまで登り詰めた方でした。
彼女は最初、
「仕事も家族もある。でも、何のために生きているのかわからないんです」
と、静かに語ってくれました。
周囲から見れば“成功している人”です。
でも、彼女自身はずっと、心の中にぽっかりと穴を感じていたそうです。
しかし、彼女はあるとき、趣味で始めた小さな活動の中で、地域の子どもたちに「読み聞かせボランティア」を始めました。
「最初はただの手伝いでした。でも…自分の声で子どもが笑ってくれたり、目を輝かせてくれる瞬間に、“あぁ、私はこのために生きていてもいいのかもしれない”と思えたんです」
そう彼女は、涙ぐみながら話してくれました。
このエピソードが、私の考えを大きく変えました。
「生きる意味」って、どこかに“用意されている”わけじゃないんですよね。
会社や社会や家族が与えてくれるものでもない。
意味とは、“自分で定めていくもの”なんです。
どんなに小さくても、
「私はこれを大切にしたい」
「これをしていると、心が喜ぶ気がする」
そんな感覚の積み重ねが、やがて“意味”に育っていく。
大事なのは、生きる意味は、“探す”のではなく、“気づく”ことです。
すでにあなたがやっていることの中に、もしかしたら“意味”の芽は隠れているかもしれません。
・誰かの話をじっくり聴いてあげたとき
・SNSで書いた言葉に「勇気が出ました」と反応があったとき
・コンビニのレジで、ふと「ありがとう」と言われたとき
そんな何気ない瞬間に、「私って、○○のために生きてもいいのかもしれない」と思えるタネが眠っています。
“生きる意味”を持つことで、疲れ方は大きく変わります。
同じ100メートルを走るのでも、「何のために走ってるかわからない」と思いながら走るのと、「この先に大切な人が待っている」と思って走るのとでは、疲れ方がまったく違いますよね。
人は、意味を感じると、「疲れても、前に進める力」が湧いてくるんです。
だからこそ、「最近、何してても疲れるな…」というときこそ、あなたの心が、“意味”を欲しているサインかもしれません。
では、どうすれば“生きる意味”に出会えるのでしょうか。
私がよく提案するのは、こんな問いです。
・「最近、人に感謝されたことはなんですか?」
・「昔、誰かに“あなただからできることだね”と言われたことは?」
・「やっていると時間を忘れて没頭してしまうことは何ですか?」
・「心が一番あたたかくなる瞬間は、どんなときですか?」
答えは明確でなくて大丈夫です。
でも、こうした問いに自分なりの言葉を当てていくことで、少しずつ、「私はこれを大切にして生きていきたい」と思える軸が見えてきます。
「生きる意味」と聞くと、大きな夢や使命感を想像してしまう人が多いですが、そんなに壮大なものである必要はありません。
むしろ、
・今週、ひとりでカフェに行く時間をつくる
・推しの動画を見るのを楽しみにする
・日記を1行だけでも書く
そんな“誰にも見えない小さな喜び”こそが、人生に色をつけてくれます。
誰に言うでもなく、誰かに認められることもなく、
「自分が嬉しい」
「自分がホッとする」
それだけでいいのです。
最後に。
あなたの人生に、意味がなかった日は一日もありません。
もし今、
「生きてる意味がない」
「もう、ただ消耗してるだけ」
そんなふうに感じているとしたら。
それは、意味がないのではなく、「意味を見失っている(もしくは気づいていない)だけ」かもしれません。
あなたがこれまで、
・誰かの話を聴いたこと
・誰かに笑いかけたこと
・誰かを傷つけまいと自分を押し殺したこと
そのすべてに、“意味”は確かにあります。
いや、「その意味を自分で定められる」といった方が正しいかもしれません。
どうか、「意味がない」と切り捨ててしまう前に、「私にとって意味あることは何だろう?」と、もう一度だけ、そっと心に問いかけてみてください。
あなたが“自分の生きる意味”を、自分の言葉で紡いでいけるように。
そんな人生の再スタートを、私は心から願っています。
それでは、今回はこの辺で。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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