今回は、小数を含んだ計算問題にチャレンジしてみましょう。
小数を使った計算は日常ではあまり登場しないので、計算ルールがあやふやになっている人も多いかもしれませんね。
正しく計算できるか、ぜひ確かめてみてください。
問題
次の計算をしなさい。
5.5×0.1÷5
解答
正解は、「0.11」です。
迷わず、計算できたでしょうか?
もし、ちょっとでも計算に自信のないところがあったという人は、次の「ポイント」をご覧ください。
小数の掛け算、割り算の方法が復習できますよ。
ポイント
この問題のポイントは、「小数点の位置」です。
小数を含む掛け算と割り算では、答えの小数点をどこに付けるのかというルールがかなり異なります。
では、どのように異なるのかを順番に見ていきましょう。
まずは、小数×小数の掛け算ルールから確認していきます。
<小数の掛け算のルール>
ステップ1:小数の小数点を右に動かして整数の掛け算を作る
ステップ2:整数の掛け算をする
ステップ3:掛け算の答えの小数点をステップ1で右に動かした桁の合計分、左に動かす
では、このルールに従い、5.5×0.1の部分を計算してみましょう。
ステップ1:5.5を55に、0.1を1にする(小数点を右に動かした桁数は合計2桁)。
ステップ2:55×1=55
ステップ3:55の小数点を左に2桁動かして、0.55にする。
画像のように、55は55.0として考えると小数点の移動がしやすいですよ。
これで、小数×小数の計算は終わりました。
5.5×0.1÷5
=0.55÷5
残りは、小数÷整数の割り算です。
小数を整数で割る割り算は、答えの小数点の位置と割られる数の小数点の位置をそろえるのがポイントです。
0.55÷5
=0.11
これで答えが出ましたね。
まとめ
今回の問題には、小数どうしの掛け算と、小数を整数で割る割り算が含まれていました。
小数どうしの掛け算は、まず小数点を右に移動して整数の掛け算として計算します。その後、(右に小数点を移動した桁数の合計分)答えの小数点を左に移動します。小数を整数で割る場合は、答えの小数点と割られる数の小数点の位置をそろえます。
言葉で覚えるよりも、実際に何度か計算をした方がルールを身に付けやすいです。ぜひ、類問にもチャレンジして、小数の計算に慣れていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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