ホンジュラスの首都テグシガルパで27日、昨年11月の大統領選で当選した右派ナスリ・アスフラ氏が大統領に就任した。アスフラ氏はトランプ米大統領が支持を表明した親台湾派。中国との関係を深めた左派政権が交代し、トランプ政権との協調を加速させるとみられる。
ホンジュラスには米軍基地があり、中米地域の重要な拠点となっている。アスフラ氏は12日に米ワシントンでルビオ国務長官と会談し、対ベネズエラや安全保障分野での協力を確認。米国との貿易協定締結など経済関係の強化にも意欲を示す。
ホンジュラスは左派の前政権下の2023年に台湾と断交し、中国と国交を結んだ。アスフラ氏は大統領選後、米メディアのインタビューで「(中国との)約束を分析し、国にとって何が最善かを検討する必要がある」と述べ、中国との関係を見直す考えを強調した。
大統領選は接戦となり、結果確定に約1カ月かかった。(共同)