セット割の呪縛を卒業して楽天モバイルとpovo2.0にした話

ット割の呪縛を卒業して楽天モバイルとpovo2.0にした話

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#セット割に縛られた日々

携帯キャリアを選ぶとき、「光回線とのセット割」を意識したことはありませんか。私はずっとそうでした。

夫婦2人でワイモバイルを契約し、自宅にはソフトバンク光。おうち割光セットが適用されて、2回線とも小容量プランで月々の通信費を抑える。片方だけ10分かけ放題をつけて、光回線込みで月額およそ9,000円。悪くない構成です。安定していて、不満もない。

でも「不満がない」と「最適である」は別の話です。

#引越しという転機

数ヶ月後に引越しを控えていました。引越し先ではソフトバンク光ではなく、九州電力系の光回線「BBIQ」を契約する予定です。

ここで問題が発生します。BBIQはフレッツ光コラボではないため、ワイモバイルのおうち割光セットが使えません。セット割なしのワイモバイルは、率直に言って割高です。これまで「安い」と思っていた月額は、セット割ありきの価格だったわけです。

光回線の変更に伴い、モバイル回線も見直す。自然な流れでした。

#候補は3つ

検討したのはUQモバイル、povo2.0、楽天モバイルの3つです。

UQモバイルは実はBBIQでも自宅セット割が適用できます。一見すると有力候補に見えますが、2025年6月に小容量の「ミニミニプラン」が新規受付を終了してしまいました。代わりに用意された新プランは、私たちにはオーバースペック。小容量でシンプルに使いたいだけの人間にとって、居場所がなくなってしまった格好です。

povo2.0は基本料0円で、必要なときだけデータをトッピングする潔いスタイル。au回線なので通信品質は折り紙付きです。以前使ったことがあるので、その安定感は体験済み。正直、povo2.0だけでも成立するプランではあります。

楽天モバイル。ここが今回の主役です。最強プランは使った分だけの段階制料金で、小容量ならかなり安い。Rakuten Linkを使えば通話も実質無料。ただし、ひとつ気がかりなことがありました。

#地方で楽天モバイル、大丈夫なのか問題

私たちは九州地方の比較的田舎に住んでいます。楽天モバイルのエリアマップを見る限り、主要エリアはカバーされているように見えます。見えますが、地方在住者としてはどうしても「本当に?」という疑念が拭えません。

都市部での評判は耳にします。でも自分の生活圏で実際に使えるかどうかは、契約してみないとわからない。これが楽天モバイルを長らく候補に入れられなかった最大の理由でした。

#それでも楽天を選んだ理由

では、なぜ今回踏み切ったのか。理由は2つあります。

1つ目はSPU(スーパーポイントアッププログラム)。

引越しを控えている私たちには、楽天市場での大きな買い物が待っています。家具、家電、日用品。楽天モバイルを契約するだけでSPUの倍率が上がる。引越し費用をポイントで少しでも回収できるなら、これは無視できないメリットです。タイミングとしては最高でした。

2つ目は、単純な好奇心。

楽天モバイルが地方でどこまで使えるのか、自分の目で確かめたい。プラチナバンドの整備が進んでいるという話も聞きます。であれば、今このタイミングで試してみる価値はあるのではないか。不安と期待が半々ですが、こういう「試してみたい」という気持ちは大事にしたいと思っています。

#Rakuten Linkへの期待

ワイモバイル時代は10分かけ放題に月額880円を払っていました。それが楽天モバイルなら、Rakuten Linkアプリで国内通話が無料です。

普段の通話はLINEやGoogle Chatで済ませることがほとんどですが、飲食店の予約や行政への問い合わせなど、電話番号での発信が必要な場面は意外とあります。そのたびに「10分超えないかな」と気にしていたのが、Rakuten Linkなら気にしなくていい。これは地味ですが確実にストレスが減るポイントです。

通話品質がIP電話ベースで不安視されることもありますが、普段からLINE通話やGoogle Chatの音声通話を使っている身としては、そこまで抵抗はありません。むしろ「通話アプリがひとつ増える」程度の感覚で受け入れられそうです。

#メイン楽天+サブpovo2.0という安心構成

最終的に落ち着いた構成はこうです。

  • メイン回線: 楽天モバイル(最強プラン)— 通話・データ通信の主軸
  • サブ回線: povo2.0(データ専用)— いざというときの保険
  • 家族割: 楽天モバイルの最強家族プログラムを夫婦で適用

デュアルSIMで両方を1台のスマホに入れておきます。普段は楽天モバイルで通信し、万が一楽天の電波が届かない場所に遭遇したら、povo2.0のデータトッピングを購入してau回線で凌ぐ。そういうスタイルです。

povo2.0は基本料0円なので、使わなければお金はかかりません。「保険」としてSIMを入れておくだけでいい。この気軽さがpovo2.0の魅力です。楽天モバイルへの不安を、povo2.0が綺麗に補完してくれる構成になりました。

#まとめ:セット割を卒業した先にあるもの

振り返ると、これまでの私は「セット割で安くなるから」という理由だけでキャリアを選んでいました。ソフトバンク光だからワイモバイル。ビッグローブ光ならUQモバイル。光回線が変わればモバイルも変わる。まるで光回線の従属物です。

今回、BBIQへの乗り換えをきっかけにその呪縛から抜け出しました。セット割に頼らず、自分たちの使い方に合ったプランを組み合わせる。楽天モバイルの最強プラン+povo2.0という構成は、セット割なしでも十分に戦える選択肢です。

楽天モバイルが地方でどこまで快適に使えるか。SPUの恩恵はどれほどのものか。Rakuten Linkの通話品質は日常使いに耐えるか。答えはこれから、自分の生活の中で出していきます。

でも不思議と不安はありません。だってサブ回線にpovo2.0がいますから。

何かあったらトッピングすればいい。その安心感を胸に、しばらく楽天モバイル生活を楽しんでみようと思います。