幻想系古本屋 古書ドリス

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幻想系古本屋 古書ドリス
@info_doris
幻想的な古書とサブカル本を扱う、鶯谷の古本屋。絵画/ 写真/文学/シュルレアリスム/魔術/怪談/エロス/球体関節人形の本などあります。本の買取歓迎。水曜休。東京古書組合加盟店です。古本の在庫は「日本の古本屋」から検索できます。kosho.or.jp/abouts/?id=120

幻想系古本屋 古書ドリス’s posts

スタッフ金野です。 室町時代の伝説的遊女「地獄太夫」をご存じでしょうか。自らを地獄と名乗り、そして地獄変相が描かれた打掛を着、念仏を唱えながら客を迎えたという彼女。絶世の美貌とそのミステリアスさから多くの注目を集め、一休さんこと一休宗純は彼女に会いに行きます。
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①まずは上村松園の『焔』。源氏物語に登場する、嫉妬に狂い生霊となった六条御息所を描いています。この絵は松園がスランプに陥った際に描かれた異色作。能面の泥眼からヒントを得、裏面に金泥が塗られています。一度実物を見たことがありますが、恐ろしく美しい絵でした。着物の蜘蛛の巣が不吉です。
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②美人画の巨匠、鏑木清方の作品からは2点。『妖魚』と『一葉女史の墓』です。『妖魚』は清方曰く「人魚を扱つた失敗作」だそうですが、従来の清方の美人画の型を破った凄味のある作品です。
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③“画壇の悪魔派”と呼ばれた北野恒富の作品からは『道行』。心中天網島が題材です。廓から裸足のまま逃げ出した女と男の手と手には数珠が握られ、腰の脇差が重なります。これから心中を図ろうとする虚ろな二人を、鴉は気にも留めようとしません。
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「聞きしより見て恐ろしき地獄かな」と一休宗純が歌を送ると、「しにくるひとのおちざるはなし」と返した地獄太夫。死んできた人はみな地獄に落ちる、と、地獄(私に会い)に来た人はみな私に落ちる、というダブル・ミーニングです。これに関心した一休宗純は、地獄太夫を弟子に。
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ギュスターヴ=アドルフ・モッサはフランス象徴主義末期の画家です。 退廃的と残酷を主題としながら背景は装飾や点描で美しく描き込む、危うい均衡の絵画を遺しています。 作品に特徴的なイメージとしては巨大な人物像、そして猛禽類を思わせるファム・ファタルが挙げられるでしょう。
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パナソニック汐留美術館にて開催中の「香りの器 高砂コレクション 展」へ。古代オリエントの香油壺から、セーブル、ウェッジウッド、マイセンの香水瓶など。香水のポスター、カタログも魅力的でした。
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「我死なば焼くな埋むな野に捨てて 飢えたる犬の腹をこやせよ」と遺し、地獄太夫が亡くなった際には一休宗純が手厚く葬ったそう。さて、地獄太夫という女性は多くの絵師たちの創作意欲を掻き立てました。特に河鍋暁斎は地獄太夫を何枚も描いています。こちらは暁斎の地獄太夫。
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古書ドリスは根岸に店をオープンしてから今日で7周年です。 皆様のおかげで店を続けることができています。今後も実店舗の営業、WEBショップの更新、SNSの発信を頑張ります。幻想・耽美・サブカルチャーに関心のある方々のちょっと気になる店として、覚えておいていただければ幸いです。
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「世界で最も住みたい都市」上位に常に位置付けられる首都「東京」 しかし20年以上前の東京は、世界の都市の中でも家賃が高く、それにも関わらず面積が狭い物件に多くの人が住んでいました。 1997年に刊行された写真集「TOKYO STYLE 東京スタイル 都築響一
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スタッフ金野です。 俳優でもあり絵師でもあった米倉斉加年さんの絵本、表紙を手掛けた夢野久作の文庫です。学生時代「少女地獄」「ドグラ・マグラ」を所謂パケ買いして、夢野久作という作家を知りました。「ドグラ・マグラ」は一部分が角川文庫のロゴで隠されているのが本当に素晴らしいですね。
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日本のサブカルチャーの歴史の中でも、最も過激で自由だったメディアが、1970年代後半から1980年代にかけて発行されていた自販機本。その中でも最も大きなインパクトを残し、今では伝説の雑誌とも言われる4冊をWEBを紹介します。 ・X-MAGAZINE(スキャンダル 悦楽超特急 Vol.5)
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若かりし頃は神保町の古本屋街に何度も通っていました。お金はほとんどなかったのですが、古本屋ごとに違う個性を感じたり、面白そうな本に出会うのが最高に楽しかったです。あの時の喜びはかけがえのないものでした。時代は変わりましたが同じような体験をしている若者が今もいることを願っています。
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「美神の館 A.ビアズレー 澁澤龍彦 訳」 【帯より】その特徴ある絵画作品を以って、世紀末ヨーロッパの芸術運動の渦中に飛び込み、一代の寵児として名声を謳われながらも、二十五歳という短い生涯を火花のように燃えつきさせた天才画家ビアズレーが、絵画世界を言語に置き換えて描いた奇作!!
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④妖しい美人画といえば甲斐庄楠音。“妖しい”を通り越してる気がしないでもないです。モナ・リザに魅せられ、大正デカダンスの傾向をいち早く日本画に持ち込みました。国画創作協会展に“穢(きたな)い絵”だとして展示拒否された経験から、「穢い絵で、綺麗な絵に勝たねばならん」と制作を続けました。
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死体写真集が次々と出版され、猟奇的な内容の本やビデオがヒットしていた1994年に、週刊SPA!が「タブーから商品化へ大転換した時代のニーズとは?」との疑問を投げかけて10ページにわたり特集した「猟奇モノ・死体写真ブームの謎」
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「お尻とその穴の文化史 ジャン・ゴルダン/オリヴィエ・マルティ 藤田真利子 訳」 【帯より】アヌスは性器なのか、排泄器なのか? 肉体の最も秘められた部位の医学部・文化的・快楽的意味を歴史的に探る、世界で初めての文化史。(続く)
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サロメ Salome by Oscar Wilde / 16 Drawings by Aubrey Beardsley 赤版 オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」にオーブリー・ビアズリーが妖艶な挿絵を添えた、あまりにも有名な書物。1927年発行。
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板橋区立美術館にて開催中の「シュルレアリスムと日本」へ。京都で見て感動したという古書店主の方の熱い感想やXの評判を見て、東京への巡回を心待ちにしていました。東郷青児、古賀春江ら初期のシュルレアリスムの影響下にある絵画から、東京や関西で起こった芸術運動やシュルレアリスムの団体の発足
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マリー・アントワネットやロココに関係する本🌹 「華麗な革命:ロココと新古典の衣装展」図録は、ロココ調のボリューミーで華美、うっとりするようなドレスに目を奪われます。1990年のマドンナのライブの衣装がロココ調で素晴らしかったのをふと思い出しました。youtu.be/lTaXtWWR16A
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