「PNPとNPNの違いって何ですか?」
部下にこう聞かれて即答できないのは危険です。
入力が入らない原因の上位がここです。
結論ですが
PNPは出力ONで信号線を24V側にする
NPNは出力ONで信号線を0V側に引込む
つまり、PLC入力に電気を流す方向が真逆です。
よく起こるトラブル事例として
・センサーは光っている
・でもソフトの入力はオフのまま
結果、配線ミスを疑ってハマる。
単に入力COMの取り方とPNP/NPNが噛み合ってないだけ。
ということが普通に起きます。
これを避ける為に最初に考えることは
「この入力COMは0V側か?+24V側か?」
これが決まると、ONで24Vが来る想定なのか。
ONで0Vに落ちる想定なのか。
配線とI/Oの見方が一気に決まります。
と浅い話はここまで。
PLCソフト技術者が伸びるのは、ラダーが書けるからではありません。
ソフトとハードの切り分けが速いからです。
現場で頭ひとつ抜けてる制御エンジニアは、ラダーが書けるからすごいのではなく、
ソフトとハードの切り分けが速いからです。
切り分けの型は以下
⇩
①入力COMが0V側か24V側かを見る
②センサー出力がPNPかNPNかを確認
③入力が入らないなら次は電源、断線、端子台、入力点そのものに疑いを移す
この型を持ってる→原因の当たりが早い
→現場で頼られる
熟練者がすごいのはソフトかハードか。
最初の数分で分けられるからです。
最後に配線の見分け方だけ
3線式センサーなら、だいたい茶が+24V、青が0V、黒が信号です。
黒線がONで+24V寄りになるならPNP。
黒線がONで0V寄りになるならNPN。
PNP/NPNは暗記科目ではありません。
切り分けの初動を速くするための道具です。