映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

1月30日発売「映画芸術」冬 494号

映画芸術 494号 冬 2026年1月30日発売

2025年  日本映画ベスト&ワースト
相田冬二 天野雄喜 石飛徳樹 井上淳一 上野昻志 宇田川幸洋 大高宏雄
岡田秀則 緒方伶香 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 小野 寛
上條葉月 川口敦子 木全純治 北村匡平 小嶋千佳 志村秀人 新宿かぼす会
菅原和博 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研 中村賢作 仁藤由美 林 久登
桧山許治 藤原奈緒 細谷隆広 前田耕作 毛利貴子 山下絵里 横田茂美
吉田伊知郎 渡辺葉子 映画芸術編集部

ベストテン

1位 星と月は天の穴 (監督:荒井晴彦
2位 「桐島です」(監督:高橋伴明
3位 アジアのユニークな国(監督:山内ケンジ
4位 敵(監督:吉田大八)
5位 ふつうの子ども(監督:呉 美保)
6位 海辺へ行く道(監督:横浜聡子
    雪子 a.k.a.(監督:草場尚也)
7位 宝島(監督:大友啓史)
8位 ゆきてかへらぬ(監督:根岸吉太郎
    悪い夏(監督:城定秀夫)
9位 愚か者の身分(監督:永田 琴)
   旅と日々(監督:三宅 唱)
10位 よみがえる声(監督:朴壽南・朴麻衣)
※『海辺へ行く道』『雪子 a.k.a.』は同率6位
※『ゆきてかへらぬ』『悪い夏』は同率8位
※『愚か者の身分』『旅と日々』は同率9位

ワーストテン

1位 国宝(監督:李 相日)
2位 旅と日々(監督:三宅 唱)
3位 片思い世界(監督:土井裕泰
4位 雪風 YUKIKAZE(監督:山田敏久)
5位 遠い山なみの光(監督:石川 慶)
6位 8番出口(監督:川村元気
7位 新幹線大爆破(監督:樋口真嗣
   宝島(監督:大友啓史)
   室町無頼(監督:入江 悠)
8位 敵(監督:吉田大八)
9位 盤上の向日葵(監督:熊澤尚人
10位 爆弾(監督:永井 聡)
※『新幹線大爆破』『宝島』『室町無頼』は同率7位

ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。

インタビュー 田口トモロヲ
ロックの新しいシステムを作った人たちが忘れられている
ロックの原点には彼らがいるということを知ってほしい
論考 サエキけんぞう
突き刺さる新しい音楽が時代の瞬間を描き出す

安楽死特区/ LAST DANCE 最後の遊戯

丸山昇一、語る  聞き手=荒井晴彦
個人の死を決定するのは誰なのだろうか

金子文子 何が私をこうさせたか

インタビュー 菜葉菜咲耶
自分が自分でいることの強さを金子文子が教えてくれました それを感じ取っていただきたいと思います

潜行一千里 ILHA FORMOSA

インタビュー 空族  富田克也 相澤虎之助 中村誠治 古屋卓麿 向山正洋
中上健次の世界がヨグ ・ワリスさんの曲に顕われているのにびっくりしました
台湾にはアジアの 「共和の歴史」 が繫がれているのだと思います


「戦争」 の実相をめぐって

映画『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─』
笠原和夫著『日本人の戦争 ─戦争映画ノート』

寺脇 研 いま求められる 「新しい戦争映画」 とは何か
深作健太 灰色の雲の彼方に、青空は見えたか?

新作レビュー

万事快調〈オール・グリーンズ〉
素潜り旬 女子高校生ナルコス (メキシコから遠く離れて)

SEBASTIAN セバスチャン
田中千世子 セバスチャンは僕だ

旅の終わりのたからもの
冨岡悦子 記憶をいかに引き継ぐか



特別寄稿 和光晴生著『日本赤軍とは何だったのか その草創期をめぐって』を読む
福井紳一 和光晴生の思想的総括の試み 全共闘日本赤軍の体験を通して

特別寄稿 映画『星と月は天の穴』に寄せて
川崎賢子 ミソジニーなんてこわくない

連載 妄想ドキュメンタリー風雲録2
原一男 『さようならCP』 前編

特別インタビュー ホセ・ルイス・ゲリン 取材・文 魚住桜子
映画の使命は、SNSの即断と単純化に抗い、現実の豊かさ、 複雑さ、曖昧さを取り戻すことだと、私は信じています

市川で映画を作ろう
細谷隆広 市川の街、 すべてが撮影所だ!今、 甦る荷風先生

ポーランド映画祭2025
近藤希実 ハス、生誕100年 その至福の世界に包まれた

追悼 春日信一
辻 萬里 「シナリオ」を一般誌にしてやる!
松浦日出雄 多摩川を走り、好きな猫と暮らした春日君のこと
稲留健吾 彼は懐の深い男だった
児玉 勲 映画とシナリオに寄り添った編集者
河野智惠 bura で会いましょう
安藤未来 父の言葉とともに歩いてきた

安井豊作、追悼
松本圭二 ゴダールのいない世界で
樋口泰人 「世界」を生み出す言葉
黒岩幹子 You can add up the parts, but you won't have the sum.
丹生谷貴志 ヤスイユタカが手を振っている
稲川方人 世界を肯定するのか憎悪するのか
受川千恵 安井くんもマルーもきっと帰ってくる


連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩
若い人たちが『万事快調』や 『セバスチャン』 のような映画を見て大人になるというのはいいな
男性が好きな男性や女性が好きな女性が、どこかに当たり前に存在しているということを普通だと認識しながら大人になるって、素敵なことです


パスカル・ボニゼール 取材・文 魚住桜子
「脚本を書く」という作業は、監督業と同じくらい奥が深く、多岐にわたるものです
特に、映画批評家、映画監督、脚本家という3つの経験は、私の脚本執筆に大きな影響を与えました


映芸ジャーナル
イマジナリーライン/役者になったスパイ/椰子の高さ/ぼくの名前はラワン
センチメンタル・バリュー/黒の牛/おくびょう鳥が歌うほうへ
角田哲史 桝田 豊 吉田晴妃 武隈風人 荒川求実 菊井崇史 田中託未

荒井晴彦放談
これって日本映画の軍隊もののルーティンなんだ
アニメでやることの意味は何だったんだろう

映画日誌
井上淳一 荒井晴彦 岩槻 歩 田中託未 髙田龍太郎

Book Reviews
佐高 信 平山周吉著『天皇機関説タイフーン』
磯田 勉 田中眞澄著・平山周吉編
『「小津安二郎に憑かれた男」の映画案内 田中眞澄・映画コラム傑作選』
中森明夫 スージー鈴木著
『日本ポップ史 1966 ─ 2023 あの音楽家の何がすごかったのか』
田中託未 濱口竜介三宅唱・三浦哲哉著『演出をさがして 映画の勉強会』


連載
志村秀人 そこに風は吹いているか
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
雀の涙 春日信一
荒井晴彦ノート

映画芸術 494号 冬 2026年1月30日発売
【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazonにて発売!】

 


10月30日発売「映画芸術」秋 493号

映画芸術493号 10月30日発売

お詫びと訂正
493号にて、以下の誤りがございました。

○目次 Book Review
2ページ
編集部の一冊 (誤)高島都 → (正)高鳥都

読者の皆様及び関係者の皆様にはご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。




星と月は天の穴

『星と月は天の穴』を語る
咲耶
映画も、ラブシーンもほぼ初めて 『卍』 の若尾文子さんの声を参考にしました

荒井晴彦放談 番外篇
必要なことは全部シナリオに書いてある
役者がそれをどう読んでくるかということだと思ってる


安井国穂 星と月は天の穴、か?
渡辺葉子 1969 年、細部に沁みる時代の面影
いまおかしんじ 「まだ電車に乗っているのか」
野崎有以 妖怪 綾野剛─誰がとろかし草を渡したのか?─

竹田正明 制作日誌

大木雄高 「LADY JANE」 又は下北沢周辺から


『旅と日々』そして、つげ義春

三宅 唱
言葉の手前に留まったり、 挫折したり、 発見したりすることが自分の生の実感になるのだと思います

桑原杏奈 風景のあわいと融ける人間
上野昻志 映画になった、つげ義春作品を巡って


アジアのユニークな国

監督 山内ケンジ、プロデューサー 野上信子 聞き手=荒井晴彦 井上淳一
カウンターとしての映画を作る、それが今回の試みでした
日本映画のシステムも嫌いです


新作レビュー

ワン・バトル・アフター・アナザー
深作健太 僕たちは世界を変えることができないのか?
プラハの春 不屈のラジオ報道
城戸朱理 史実に基づくアナログ・サスペンス
ホーリー・カウ
洪先恵 母の乳房を求めて
オスロ、3つの愛の風景
田中千世子 ベルイマンロメールもちょっと太刀打ちできない
てっぺんの向こうにあなたがいる
緒方伶香 阪本順治と怖いもの知らずの女たち
次元を超える
素潜り旬 俺の心を飛ばす力学が働いた……
アフター・ザ・クエイク
中尾太一 「ビフォア・ザ・クエイク」の時代のために
秒速5センチメートル
相田冬二 何のための誰のための実写化なのか
恋に至る病
田中さとみ 大切な人のために何ができるのか


ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ』展
菊井崇史 GRAVE VISIONS ARISE FROM COMPASSION

新連載 原一男 妄想ドキュメンタリー風雲録1
『よみがえる声』 が照射する心の闇

短期連載 遠景の京都4 風船爆弾と縁故疎開 中島丈博


追悼 堀越謙三
田井 肇 戦争の疵痕を思い続けた人
塩田明彦 その声を心地よく思い出すことができます
川口敦子 その仕事の成果を、いま噛み締める
村山匡一郎 アクティブで多彩な映画人生を追悼
筒井武文 映画美学校、東京藝大映像研究科 堀越さんが拘った「小型の撮影所」

追悼 渋谷陽一
なおこ 渋谷さんを追悼して
樋口毅宏 非情な哲学経営者
神谷弘一 白いティッシュになぐり書きされた渋谷陽一の言葉

追悼 吉行和子
松井久子 万華鏡のひと 吉行和子さんに捧げる「極私的女優論」

追悼 ロバート・レッドフォード
渡辺葉子 ニューシネマの継承者、変革の人


特別インタビュー パトリシア・マズィ 取材・構成 魚住桜子
人間の心理の深みへ進むこと、そしてフィルム・ノワール
現在性を再解釈する目的もありました

連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
つげ義春を原作とした三宅唱の新作『旅と日々』を語りハンガリー映画作家メーサーロシュ・マールタの諸作を語りながら、映画が女性同士の関係をいかに捉えているのか、 それぞれの物語を彩る多様なモティーフのなかから探っていく
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

映芸ジャーナル
サラバ、さらんへ、サラバ/雨花蓮歌/蘭島行/グランドツアー/ひとつの机、ふたつの制服/ぼくらの居場所/旅人の必需品
荒川求実 菊井崇史 桝田 豊 吉田晴妃 武隈風人 角田哲史 田中託未

映画日誌 井上淳一 荒井晴彦 田中託未 岩槻 歩

Book Reviews
佐藤佐吉  丸山昇一著『生きている松田優作
髙田龍太郎 蓮實重彥著『日本映画のために』
風元 正   絓 秀実著『一歩前進、二歩後退』
村木恵里  村山憲太郎編『桜映画の仕事 1955→1991→2025』
渡辺 考   大重潤一郎著 髙橋慈正編『映画監督大重潤一郎著作集 われらが海民』
花咲政之輔 樋口毅宏著『新版 中野正彦の昭和九十二年』
編集部の一冊  高鳥 都 写真・著『京都撮影所案内』

連載
志村秀人 そこに風は吹いているか
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
雀の涙
編集子雑言
荒井晴彦ノート



映画芸術 秋 493号 (発売日2025年10月30日)

【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazon)にて発売予定!】

7月30日発売「映画芸術」夏 492号

映画芸術 夏 492号 (発売日2025年7月30日)

海辺へ行く道

横浜聡子インタビュー
穏やかな空気が流れる場所が この映画には必要でした

白井真木
不確実な人間 その先になにが見えるの?

新作レビュー

国宝
高田宏治、『国宝』を語る 聞き手=荒井晴彦
「魂を売る」という表現はセリフとして軽率に使ってはならないんだよ
田中貴大 漫画の方程式で作られた無菌培養の歌舞伎

ワン・ビン『青春』三部作
田中千世子 映画をはみだす人間の生
アスファルト・シティ
大野南淀 言葉と救助、サイコなカウボーイにあらしめよ
私の見た世界
宮尾節子 「逃げる」という償い
ランド・オブ・バッド
柏原寛司 見事なアクション&サバイバル・エンターテインメント
よみがえる声
晏 妮 蘇る映像と蘇る人生


敗戦後80年—戦争映画
菅 孝行 〈戦争映画〉に何を読むべきか 『黒川の女たち』『雪風 YUKIKAZE』を見る
風元 正 不穏な「光」に導かれて 映画『遠い山なみの光』を中心に
渡辺 考 昭和という影 『ハオト』から『黒川の女たち』まで
井上淳一 〈戦争映画〉が描く〈戦争らしきもの〉を超えて 雪風 YUKIKAZE』から『宝島』まで
平井和子 「人柱」から歴史の主体者へ 変化の瞬間を捉えた貴重な記録—『黒川の女たち』
坂手洋二 一筋縄ではいかない沖縄映画 『宝島』『木の上の軍隊』を見る
特別採録  笠原和夫 孤軍奮戦の「闘将」山口多聞、「海」に散る

追悼 篠田正浩
石飛徳樹 篠田正浩映画群、その複雑な多面体
中村征夫 撮影所育ちの監督が消えていく……

追悼 ロバート・ベントン
小林竜雄 都市生活者の悲哀

追悼 竹田一成
岡田 裕 一成さんのこと

追悼 エディ藩
桝井省志 美しい朝を繰り返すように

デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス 取材・構成 魚住桜子
2017年のカンヌで「ルグランさん、私が存在するのはあなたのおかげです」と伝えました

特集 映画『天上の花』著作者人格権侵害差止等請求事件について 
裁判資料
 原告が主張する権利侵害部分
(第一審)被告陳述書
(第一審)判決
控訴審)被告陳述書
控訴審)判決
四宮隆史弁護士に訊く
小野沢稔彦 今、この国の「映画」が問われている—『天上の花』問題に関し思ったこと—
前田耕作 共同脚本が死せば、映画も死す

金星シネマ
梅澤舞佳 人の暮らしの一部に映画館という場所がある
シネマリス CineMalice
稲田良子 ミニシアターを創る

連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

短期連載 遠景の京都3 中島丈博
山口 剛クロニクル 抄

映芸ジャーナル
ROPE/2人のギブス/ユリシーズ/私たちが光と想うすべて/自分に見合った顔/キムズビデオ/こんな事があった
菊井崇史 荒川求実 田中託未 角田哲史 武隈風人 吉田晴妃 桝田 豊

荒井晴彦放談
集団自決を描かないで、戦後80年に沖縄を舞台にした映画を
やる意味がどこにあるの? と思う

Book Reviews
桑原杏奈  蓮實重彦著『映画夜話』
髙田龍太郎 古賀太著『ヌーヴェル・ヴァーグ 世界の映画を変えた革命』
千浦僚   太田昌国著『ボリビア・ウカマウ映画伴走50年』
細谷隆広  樋口毅宏著『凡夫 寺島知裕。 「BUBKA」を作った男』
岩槻 歩   山田英生編『戦争と漫画』

連載
志村秀人 そこに風は吹いているか
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
雀の涙
荒井晴彦ノート

映画芸術 夏 492号 (発売日2025年7月30日)
【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazon)にて発売予定!】

4月30日発売「映画芸術」春 491号

映画芸術 春 491号 (発売日2025年4月30日)

『逃走』『「桐島です」』 をめぐって

桐島聡を語る
足立正生 高橋伴明   進行=寺脇 研

宮尾節子
どちらが時代遅れか 闘争の映画と青春の映画
田村千穂
横ノリで逃げろ/人生

クィア映画の現在

FEMME フェム
ヴィヴィアン佐藤  個人の幻想と社会の幻想の隙間で
クィアQUEER
ミツヨ・ワダ・マルシアーノ あの胸が張り裂けそうな愛を、もう一度
ミステリアス・スキン
坪井里緒  生まれうる感情を否定するのではなく、それらを理由に正当化される「暴力」を拒絶する

新作レビュー

IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー
川口敦子  彼のカオスに身を任せ 響き合うこと
アラン・ギロディ3作品
田中千世子  なつかしさに心騒がす
未完成の映画
金 允洙  映画の未完成、あるいは指先に触れたもの
悪い夏
鈴木里実  雨は止んだ、傘をたたもう 曖昧さに正面から挑む喜劇
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
田中さとみ  I’m by your side

インタビュー 映画集団ウカマウと関わり続けた50年
太田昌国  帝国主義のさまざまな顔を描く 独自の方法が完徹された映画群

デイヴィッド・リンチ、私の1本
赤塚成人  『ツイン・ピークス The Return』 畢生の大作にして集大成
上條葉月  『ツイン・ピークス』 世界の混沌が顕われる
下社敦郎  『ブルーベルベット』 死とは古びた車から降りるようなもの
田中託未  『Absurda』 アブサーダ、バレリーナを追いかけて
佐藤佐吉  『ロスト・ハイウェイ』 リンチとギフォード
サトウトシキ  『マルホランド・ドライブ』 輝く、光の暗闇

追悼 万代博実
柄本 佑  映画友達のように
豊川悦司  作り手の情熱に共感する人
桃井 章  元気か? 万代?

追悼 ジーン・ハックマン
千浦 僚  大丈夫だ、俺はよそで無事にやってるよ

追悼 宮田 仁
丹生谷貴志 心霊少年は、ただ小走りに歩き、列車に乗る
安井豊作  宮田くんとのこと
渥美喜子  偽の姿の宮田さん
樋口泰人  それは他人事のようにやってくる
中村大吾  映画の本を編む

鼎談 日本映画の現状を語る 新聞の映画紹介の役割とは
古賀重樹  勝田友巳  寺脇 研

連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

短期連載 遠景の京都2 中島丈博
山口 剛クロニクル 抄

映芸ジャーナル
KIDDO キドー/サスカッチ・サンセット/ただ、愛を選ぶこと
ガール・ウィズ・ニードル/ベテラン 凶悪犯罪捜査班/けものがいる
来し方 行く末
桝田 豊 武隈風人 吉田晴妃 荒川求実 角田哲史 菊井崇史 田中託未

荒井晴彦放談
調べれば調べるほど、頭の中で嘘だと知ってたら書けないよ
それができるというのはどういう人たちなんだろう

Book Reviews
川本 徹   北村洋著『淀川長治 「映画の伝道師」と日本のモダン』
丸山昇一  伊藤彰彦著『完全版 最後の角川春樹
佐井大紀  田中陽造著『ゆきてかへらぬ 田中陽造自選シナリオ集』
吉野大地  筒井武文著『映画のメティエ 欧米篇』
井上淳一  金子修介著『無能助監督日記』
田坂博子  ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編『映像アーカイブスタディーズ』
中島雄人  中原昌也著『偉大な作家生活には病院生活が必要だ』
杉原永純  樋口泰人著『そこから先は別世界 妄想映画日記 2021 - 2023』
編集部の一冊  小林旭著『小林旭回顧録 マイトガイは死なず』

連載
志村秀人 そこに風は吹いているか
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
雀の涙 春日信一
荒井晴彦ノート

映画芸術 春 491号 (発売日2025年4月30日)
【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazon)にて発売予定!】

 


1月30日発売「映画芸術」冬 490号

映画芸術 冬 490号 (発売日2025年1月30日)

2024年  日本映画ベスト&ワースト
相田冬二 天野雄喜 石飛徳樹 上野昻志 宇田川幸洋 大高宏雄 岡田秀則
緒方伶香 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 小野 寛 春日信一
上條葉月 川口敦子 木全純治 北村匡平 小嶋千佳 志村秀人 新宿かぼす会
菅原和博 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研 仁藤由美 林 久登 桧山許治
藤原奈緒 細谷隆広 前田耕作 山下絵里 横田茂美 吉田伊知郎 渡辺葉子
映画芸術編集部

ベストテン

1位 青春ジャック 止められるか、俺たちを2 (監督:井上淳一
2位 ぼくのお日さま(監督:奥山大史)
2位 夜明けのすべて(監督:三宅 唱)
4位 悪は存在しない(監督:濱口竜介
5位 Cloud クラウド (監督:黒沢清
6位 SUPER HAPPY FOREVER(監督:五十嵐耕平
7位 ぼくが生きてる、ふたつの世界(監督:呉美保)
8位 違国日記(監督:瀬田なつき
9位 つゆのあとさき(監督:山嵜晋平)
10位 ゴールド・ボーイ (監督:金子修介
※『夜明けのすべて』『ぼくのお日さま』は同率2位

ワーストテン

1位 正体 (監督:藤井道人
2位 ミッシング (監督:吉田恵輔
3位 ナミビアの砂漠 (監督:山中瑶子)
4位 海の沈黙 (監督:若松節朗
5位 湖の女たち (監督:大森立嗣)
6位 碁盤斬り(監督:白石和彌
7位 スオミの話をしよう (監督:三谷幸喜
8位 あんのこと (監督:入江 悠)
8位 十一人の賊軍(監督:白石和彌
8位 ルート29(監督:森井勇佑)
※『あんのこと』『十一人の賊軍』『ルート29』は同率8位

ゆきてかへらぬ

根岸吉太郎    聞き手=川口敦子
作り物の面白さと事実の狭間をどうやって摑むのか いまも迷い続けています
陶原 葵
それぞれの狂気、三つ巴の青春

奇麗な、悪

瀧内公美、語る
映画のなかに 私の身体を存在させるために

BAUS 映画から船出した映画館

甫木元 空
ここから新しい映画が始まる  ここから始まらないといけない

新作レビュー

いきもののきろく
庄司輝秋 喪失と再生の狭間で、私たちは筏をつくりつづける

ドライブ・イン・マンハッタン
大野南淀 浮かび上がるストリート、遺棄、父の名
廣木隆一 『ヴァイブレータ』を思い出す

追悼 白鳥あかね
宮下順子 あかねさんの映画人生
寺島まゆみ あかねさんとの約束
永島敏行 現場の中心にいたあかねさん
汪暁志 私が知っている白鳥あかねさん
石飛徳樹 「とん鈴」のあかねさん
松井久子 磊落のひと
高崎俊夫 白鳥あかねさんと『孤獨の人』をめぐる追想
晏 妮 あかねさん、さようなら
坂本希代子 ダブルベッドと未成年
篠原哲雄 あかねさんとの細やかないくつかの出来事

追悼 白井佳夫
内藤和之 孤高の人白井佳夫とのこと
寺脇 研 「白の時代」が発見したもの
座談会 キネマ旬報「白の時代」1968年から1976年
編集長・白井佳夫が仕掛けたもの
白井佳夫 植草信和 寺脇 研 司会:切通理作
白井真木 父の名前からの卒業

追悼 火野正平
山﨑 努
柄本 明 火野正平のいない京都なんて
山下智彦 火野正平さんの思い出とともに

追悼 掛札昌裕
佐伯俊道 『ゴジラ』を断って『怪猫トルコ風呂』を書いた娯楽至上主義アルチザン

追悼 高木希世江
上野昻志 人に、映画に愛された人
とちぎあきら 高木希世江さんを偲んで
北條誠人 後輩を守り、 育てた人
大矢 敏 高木希世江が完遂したこと
大竹久美子 疾走する生
伊藤彰彦 高木希世江のダンディズム
荒川優美 「日活」 と 「映画」 を愛した先輩

追悼 山口 剛
柏原寛司 半端ない知識と人脈
渡邊孝好 剛さんの最期
田辺隆史 剛さんのこと
山口 剛クロニクル抄

連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩
この世界に溢れる「普通」の恋、そしてケアの倫理

短期連載 遠景の京都 1 中島丈博

パスカル・ボニゼール 取材・文 魚住桜子
「脚本を書く」という作業は、監督業と同じくらい奥が深く、多岐にわたるも のです。特に、映画批評家、映画監督、脚本家という3つの経験は、私の脚本 執筆に大きな影響を与えました

ポーランド映画祭2024
近藤希実 凝縮された重量感

映芸ジャーナル
蝶の渡り/レイブンズ/聖なるイチジクの種/おんどりの鳴く前に/ Underground アンダーグラウンド/ Retake リテイク/ブラックバードブラックベリー、私は私。
田中託未 菊井崇史 荒川求実 桝田 豊 武隈風人 吉田晴妃 角田哲史

Dolby Cinema Japan Awards 2024
ドルビーラボラトリーズに訊く

寄稿 花咲政之輔
日本国≒文化庁安倍晋三国葬」に反対する言論表現に対する違法不当な 規制/検閲を撤回し、補助金を支給せよ! 安倍晋三国葬」反対 LIVE 弾圧 【AFF2補助金不支給】粉砕!裁判闘争に参加・支援を!

連載
志村秀人 そこに風は吹いているか
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
雀の涙 春日信一
編集子雑言
荒井晴彦ノート

映画芸術 冬 490号 (発売日2025年1月30日)
【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazon)にて発売予定!】

 


10月30日発売「映画芸術」秋 489号 

映画芸術 秋 489号

ルート29

鼎談 森井勇佑 中尾太一 菊井崇史
緩やかな連帯と回復がプツプツプツッと弾けていくようなふたりの旅なんです
レビュー
田中さとみ 詩行の中に、喩の中に足を踏み入れるように

五香宮の猫

インタビュー 想田和弘
僕の仕事は世界を描写することだと思っています
世界の善し悪しを僕が決める必要はありません
レビュー
野木京子 集落の姿、その行末を思う

新作レビュー

チネチッタで会いましょう
田中千世子 過去のイタリアを問うモレッティの熱き想い
国境ナイトクルージング
いまおかしんじ 世界の片隅で3人を繫げるもの
2度目のはなればなれ
大野南淀 人差し指にて時空を示せ、不可変の
本心
姜湖宙 手に入れたかった母の「本心」

特集 映画の窓から装いを見る
成実弘至 赤塚成人 辰已知広 井上雅人 緒方伶香 呉城久美
小川直人 上條葉月 青野賢一 小川久美子 小川佐和子 野崎有以
アカデミー衣裳デザイン賞

追悼 アラン・ドロン、この3本

山田宏一 渡辺祥子 中村征夫 柏原寛司
川口敦子 細野辰興 田中千世子 宇田川幸洋

追悼 渡辺武信

高野民雄 むかし「凶区」があった
     私たちはそこで遊んだり映画について書いたりした
中谷健太郎 ゆふいん村の小さな温泉劇場
小池一子 「若き日の詩人の肖像」
三宮康裕 渡辺武信さんを偲んで
荒井晴彦 「シーツ」のゆくえ
渡辺哲也 父・渡辺武信を追悼する
渡辺葉子 夫・渡辺武信を追悼する

追悼 矢野和之

松本正道  プルースティアンの東京事務局長
リム・カーワイ 人間が大好きな矢野さん
江利川 憲  遠きにありて──矢野和之さんのこと
日下部克喜 生きもののような映画祭
小野聖子  矢野和之的仕事の流儀
石坂健治  寡黙が周囲を活性化させるのか
北小路隆志 「励まし」と「恩返し」
佐藤寛朗  ただひと言「ありがとうございました」と

追悼 高石ともや

中川五郎 一緒に面白いことをもっとしたかった 飛び越えられなかった垣根

映芸ジャーナル
火の華/二つの季節しかない村/拳と祈り─袴田巖の生涯─/SUPER HAPPY FOREVER/ノーヴィス/クラブゼロ/江里はみんなと生きていく
桝田 豊 菊井崇史 荒川求実 角田哲史 武隈風人 吉田晴妃 大久保 渉

特別インタビュー  ジャンヌ・バリバール
取材・文 魚住桜子
選択に一貫性があるのかということは気にしないし、整合性のとれたプランを立てることに興味がありません。論理性はないのです。ダンスも歌もやりますが、私の本質的な仕事は女優です。

連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
川口敦子 藤原奈緒 岩槻 歩
自由のほうへ、解き放たれるために 関係性のリアリティはどこか
特別寄稿
近藤希実 ポーランド映画祭を訪ねて
映画日誌
井上淳一 荒井晴彦 田中託未 岩槻 歩
書評
上野昂志 「漫画主義」終刊号 山根貞男追悼 榎本憲男 山田太一著『終りに見た街男たちの旅路 スペシャ
     〈戦場は遙かになりて〉山田太一戦争シナリオ集』
編集部の一冊 平岡正明著『平岡正明著作集』
連載
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
荒井晴彦放談
志村秀人 そこに風は吹いているか
大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
雀の涙 春日信一

編集子雑言
荒井晴彦ノート

映画芸術 秋 489号 2024年10月30日発売

【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazon)にて発売予定!】


7月30日発売「映画芸術」夏 488号

映画芸術 夏 488号(発売日2024年7月30日)

ぼくのお日さま

奥山大史監督インタビュー
フィギュアスケートが三人の距離を描くのです

續・私が愛した映畫の書物
中村征夫 松岡錠司 山口 剛 井土紀州 上條葉月 鈴木里実 瀬々敬久
磯田 勉 榎本憲男 窪田信介 のむみち 河村雄太郎   

新作レビュー

お母さんが一緒
渡辺葉子 家族像が笑いで更新されていく
箱男
小中和哉 『箱男』とは何者か?
ソウルの春
姜湖宙 不断に反復され、今なお続いている「あの夜」
夜の外側 イタリアを震撼させた55日間
田中千世子 毅然たるベロッキオの姿勢
WALK UP
田中託未 むしろ反逆のリアリティなのである
フェラーリ
千浦 僚 マイケル・マンの新たな射程が見える
至福のレストラン/三つ星トロワグロ
荻野洋一 「料理は虚構ではない」とシェフは言う

連載 映画たちよ! 私たちのディスクール
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩
人の愛と生の必死さ その共存と闘い、映画は果敢に応える

特別寄稿

田辺隆史 「偲ぶ★恩地日出夫 人と仕事 1933-2022」レポート
近藤希実 シャンタル・アケルマン映画祭2024 シンポジウム
絓 秀実 代島治彦『ゲバ杜』とその言説・徹底批判––––「絶望」と隣り合う「希望」とは如何なる謂か?
菊池康弘 ミニシアターの現在 シネマネコ  

ジェンダーで読む『花腐し』

川崎賢子 ホモソーシャルのファンタジー
晏妮 雨が、現実と虚構の境界に降っている

特別インタビュー 『コンセント/同意』ヴァネッサ・フィロ
取材・文 魚住桜子
恐ろしいのは、すべてがパリの知と文化の心臓部であるサンジェルマン・デ・プレでの人間関係に深く結びついていることです。フランスのエリートたちの歪んだ体質をつまびらかにしています

追悼 ロジャー・コーマン
ダーティ工藤×千浦 僚

追悼 唐 十郎
山下洋輔 荒療治の名医
支那海 東 ジュウシン、火の玉が落ちてくる!

追悼 久保新二
快楽亭ブラック 寂しい御仁が、寂しい死に方をなさいましたよ
竹村祐佳 滝田作品で喜劇を知ったわたしに本格的に喜劇を開眼させてくれた

映芸ジャーナル
Shirley シャーリイ/夏の終わりに願うこと/満月、世界/時々、私は考える/骨を掘る男/村と爆弾/タレンタイム〜優しい歌
角田哲史 吉田晴妃 菊井崇史 桝田 豊 石川尚彦 荒川求実 武隈風人

映画日誌
井上淳一 磯田 勉 千浦 僚 荒井晴彦 岩槻 歩

書評
佐々木浩久 伊藤彰彦著『なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか』
柏原寛司 荒井晴彦稲川方人編『〈私〉の映画史』
菊井崇史 濱口竜介著『他なる映画と』1、2
編集部の一冊 南とめ著『フィルムを紡ぐ 映画編集者 南とめ 聴き書き』

連載
荒井放談
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
志村秀人 そこに風は吹いているか
大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
雀の涙 春日信一

編集子雑言
荒井晴彦ノート

映画『ぼくのお日さま』のワンシーンを使用した映画芸術488号の表紙
映画芸術 夏 488号(2024年7月30日発売)

【全国書店、映画館、WEB(FujisanAmazon)にて発売予定!】



 

※お詫びと訂正※

映画芸術」488号において、以下の誤りがございました。
つきましては、下記の通り訂正をさせていただきます。

【該当箇所】
P.129「偲ぶ★恩地日出夫 人と仕事 1933-2022」レポート 文末
(誤)恩地さんの遺骨は飯豊の里にも分骨されるそうだ。
(正)恩地さんの遺骨は飯豊の里にも散骨されたそうだ。

読者の皆様および関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけし、
誠に申し訳ございませんでした。
謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。


【該当箇所】
P.39「續・私が愛した映畫の書物」山口 剛 下段 6行目
(誤)『罠』(39/ロバート・シオドマク
(正)『罠』(49/ロバート・ワイズ

山口様、読者の皆様および関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけし、
誠に申し訳ございませんでした。
謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。