カンニングに悩む韓国の大学、過去の口述試験に回帰…AIの逆説(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.27 13:50
問題は大学が非対面および大型講義を増やしながらAI不正行為を防ぐとして対面試験に回帰するのが現実的な処方かという点だ。AI不正行為が表れ始めたのは2020年からだが、大学が手放しにしてきたという指摘も教授の間で出ている。
教育部の大学アラートによると、ソウル大では2022年1・2学期にそれぞれ4件、5件にすぎなかった非対面授業は2024年1学期に55件、2学期に51件に増えた。延世大では2022年2学期の34件から2024年2学期には321件に増えた。全体の大学で非対面講義は2023年の1万9541件(1・2学期合計)から2024年には2万2909件へと1年間に17%ほど増えた状態だ。全体大学で受講生80人を超える大型講義も2022年の4万4948件から2024年には4万7556件へと2608件増えた。非対面および大型講義で試験監督は徹底できず、不正行為の摘発はさらに難しい。実際、金竜泰(キム・ヨンテ)国民の力議員室がソウル大・延世大・高麗大から提出を受けた資料によると、2020年から25年までの6年間に3大学で発生した不正行為の7割は非対面試験で発生している。
しかし韓国大学教育協議会が昨年6月、148大学の総長を相手に調査した結果、「生成型AIに対する公式的な学校政策(AIガイドラインなど)を適用したり採択したりしたケース」は64校(59.6%)と、半分をやや上回った。
ソウルのある大学教授は「大学が費用や効率性ばかりを前面に出して非対面講義と大型講義を増やしたが、ここでは対面や手記での試験が難しい」とし「こうした状況で学生のAI活用を防げると考えるのは誤算であり、不正行為を放置するのと変わらない」と指摘した。漢陽大のパク・チュホ教育学科教授は「AIは使用するべきだが、今はまともなガイドラインがない、いわゆる無法状態」とし「科目の授業目標に合わせてAIを活用して学生の実力を伸ばせる教授法を悩むべきだが、今までしなかったのが問題」と話した。
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