京都市の伏見稲荷大社で指されているALSOK杯第75期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力)第2局で、生垣寛人四段(22)が記録係を務めている。2025年10月に四段に昇段した期待のホープだ。
タイトル戦の記録係は3回目、25年の竜王戦で務めたばかりなので「結構慣れてきました」。それでも、藤井聡太王将(23)と永瀬拓矢九段(33)の真剣勝負に「ピリピリしているけど、いい緊張感。勉強になります」と話す。
生垣四段は双子で、兄の諒人三段(22)は静岡県掛川市で行われた第1局で記録係を務めた。兄弟、それも双子で記録係をつなぐ「異例」のリレーとなった。
寛人四段はデビュー戦だった25年12月の竜王戦予選で、女流棋士、福間香奈清麗を破ったほか、福間清麗が1月から再挑戦する五番勝負の棋士編入試験では3人目の試験官(対局相手)を務める予定だ。「白星を重ねていきたい」と意気込む。
注目の集まる対局の合間には諒人三段との練習対局で腕を磨く。諒人三段には4連敗を喫したが、「三段リーグは1期目が重要。しっかり戦ってほしい」とエールを送る。
将棋界には、畠山成幸八段、鎮八段の先輩双子棋士がいる。父親から小学2年の時に一緒に手ほどきを受けた生垣兄弟は、「令和のツイン棋士」を目指す。【デジタル編成グループ】
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