内閣府の公用車が赤信号無視か 男性1人死亡 東京・赤坂の多重事故
22日午後6時35分ごろ、東京都港区赤坂1の外堀通り(都道)交差点で、乗用車やタクシーなど6台が絡む事故があり、タクシーの乗客1人が死亡、20~60代の男女8人が重軽傷を負った。赤信号を無視して進入した内閣府の公用車が乗用車に衝突し、はずみでほかの車にぶつかった多重事故とみられる。警視庁は事故原因を調べている。 【写真で見る】前方が大きく破損した車も 東京・赤坂の現場 警視庁や捜査関係者によると、亡くなったのは、タクシーの左後部に乗っていた東京都港区芝1、会社員、明石昇さん(32)。公用車の運転を委託されていた会社員の男性(69)や、その車の後部座席にいた内閣府官房審議官の男性ら4人が足の骨を折るなどの重傷を負った。 公用車は交差点を南に向かって走行。向かって右から来た乗用車に衝突した。周囲のドライブレコーダーの映像などから、公用車が赤信号を無視して、法定速度を上回る60キロ超で交差点に進入したとみられる。衝突された車は、そのはずみで並走していたタクシーや対向車線のゴミ収集車など4台にぶつかったという。 現場は、首相官邸の近くで、内閣府本府庁舎から南に250メートルの「特許庁前交差点」。【菅野蘭、深津誠】