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スタッドレスタイヤに換えなくてもスノーチェーンだけは携行すべき件

暖冬とはいえこの連休明けから全国的に寒気が流れ込み、各地で降雪・積雪が見られるみたいですね。
毎年1月5日頃は二十四節気の「小寒=寒の入り」と呼ばれ、1月20日頃の「大寒」を経て2月3~4日頃の「立春」に至るまでが「寒中」という1年で最も寒い時期にあたります。

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くるまのニュース(2026/1/6)

この時期には、主に日本海側の高速道路やバイパスで路面凍結によるクルマの立ち往生事故が報じられます。1/2(金)にも、山口市の国道9号・木戸山峠にて多くの車両が夏タイヤでスタックし立ち往生していました。
毎冬毎冬、「自分だけは大丈夫!」という根拠のない「正常性バイアス」によって立ち往生の原因となっている呑気者・迷惑者のなんと多いことか…

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国道9号木戸山峠(山口新聞2025/4/3)

油断しがちですが、雪でなくても凍結したら滑ります。
また雪国や日本海側だけでなく、例えば信州や琵琶湖畔でも滑ります。

私自身は京都府南部に住んでおりましたので、雪自体が稀なことであり、「そんな日は運転しない」ことで問題なく過ごしてきました。
ところが27歳で新潟市に転勤となり、長岡市から魚沼という豪雪地帯を担当する段になって初めて、「マイカーと営業車のタイヤをスタッドレスに交換する」という年次ルーチンを経験することに…

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雪国の市街地のイメージ写真(オトナンサー編集部2026/1/11)

ま、そうした地域の方は問題ないのですが、問題はふだん積雪がなく降雪さえ珍しいようなエリアに暮らしている人が、レジャーや旅行で「積雪・降雪の可能性が高いエリア」にドライブする場合です。

そういう方々は(27歳迄の私がそうであったように)、年に数回は行くという方であっても、わざわざスタッドレスタイヤを買うまでには至らないのでしょう。

理由としては、主に2つ。

●スタッドレスタイヤが高価


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URBAN OFF CRAFT 中川店(2021/10/4)

昨今、SUVタイプのブームもあって、ハッチバック車も含めてタイヤ&ホイールの大径化が著しく、また原料高や円安も相まってタイヤの値段が高騰しています。
軽自動車用ならまだしも、普通車でブランドやサイズによってはタイヤ4本で数万円、ホイール込みで10万円近くになります。
ゴムは擦り減らなくても経年で劣化・硬化しますので、走行距離は少なくてもせいぜい4~5年でグリップ性能が悪化し、安全性が損なわれます。
加えて年2回、シーズンインとシーズンアウトのタイヤの入替えに際しても、大半の方はガソリンスタンドやカーディーラーでの作業費用が掛かる。DIYで自力交換ができる方でも、電動ジャッキやインパクトレンチ等の初期投資が必要です。

●交換したタイヤの置き場所

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タイヤ交換マニア(2023/5/8)

スタッドレスに交換したら外した夏タイヤの置き場、夏タイヤに戻したら外したスタッドレスタイヤの置き場が必要です。
戸建てでガレージや倉庫があればよいですが、マンション住まいの場合は4本のタイヤを台車で、或いは1本ずつ転がしてベランダまで運ぶ手間がたいへんです。
シーズン中、預かってくれるディーラーもありますが、預かり費用も馬鹿になりません。

そうしたネガもあって、どうしても降雪地域に出向きたい方に向けての解決策が2つ。

●レンタカーの活用(カーシェアリングを含む)

「マイカーがあるのにレンタカーを借りる」ということへの心理的抵抗はありますが、年に1~2回だけの方には、それ以上に経済面・安全面でのメリットが大きいと思います。
どのレンタカーも比較的新しい安全装備と新しいスタッドレスタイヤが付いており、タイヤ脱着の手間もありません。
デメリットとしては、
・車両感覚やアクセル・ブレーキの利きがマイカーと異なる
・カーナビやエアコン、音楽やラジオなど諸々の操作が慣れない
・繁忙期や緊急で必要な場合は、希望の車種が予約しにくい
等が考えられますね。

●スノーチェーンの活用

昭和の頃のチェーンと違って、今はスノーチェーンも進化しています。
昔は文字通り金属製のチェーンで、脱着は重くて冷たくて面倒で、走るとガチャガチャとうるさいチェーンしかなかったわけですが、今やスノーチェーンはゴム素材や樹脂製が主流です。
「スノーソックス」と呼ばれる布製のものもあります。
いずれも、従来の金属製に較べて軽量、静粛、低振動、取り付けがラクという利点があります。
商品毎にグリップ性能・耐久性・乗り心地等は一長一短で、いわばトレードオフでもありますので、訪問先の状況や優先順位を整理し販売店で相談すべきですね。

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JAFによる実験(2018/2/15 前輪駆動(FF)車であるプリウスの敢えて後輪にチェーンを装着)

あと意外にも、前後どちらのタイヤに履かせるのか?を知らない方も多い。
新潟市在住時に、親父さんのを借用したと思しきクラウン(後輪駆動車)で、前輪にチェーンを巻いて緩い坂道で往生していた若者を見た時は愕然としました。雪国であっても、基本的なことは教えられていないんだなぁと寂しくなりました。
そこは恥ずかしがらず、販売店でしっかり教えてもらってください!

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写真の車両はMAZDA の小型車を思われるが、前輪駆動(FF)なのに後輪にチェーン装着していることに対しての憤りを発信したツイート

さて、「凍結路で立ち往生して大渋滞の原因を作らない」ことを主眼に長々述べてきましたが、最も有効な対策が1つあります。

そういう場所には、クルマで行かないこと(笑)
車窓に雪景色を見ながらの電車の旅もいいもんですよ。
元も子もないですか…?(苦笑)

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スタッドレスの寿命は、ミゾがあっても3~4年が限界。ましてやミゾ無しとは…(怖)

※トップのサムネ画像は、くるまのニュース2018/11/18より借用

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