194キロの車で衝突死亡、危険運転を認めない控訴審判決「あまりに非常識な結論」…遺族らが上告要望書
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大分市で2021年、時速194キロで乗用車を走行して男性を死亡させたとして自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)に問われた当時19歳の元少年(24)に対する福岡高裁の控訴審判決で、危険運転が認められなかったことを受け、男性の遺族らは26日、上告を求める要望書を福岡高検などに提出した。 【写真】事故で大破した被害者の車=遺族提供
22日の控訴審判決では、1審が認定した危険運転の要件の一つ「制御困難な高速度」について、「被告の車は車線内で直進を続けており、逸脱したりふらついたりする状態が見いだされない」として、同法違反の過失運転致死を適用。懲役8年(求刑・懲役12年)とした1審判決を破棄し、同4年6月を言い渡した。
要望書では「まっすぐに衝突すれば危険運転が成立しないのはあまりに非常識な結論」と非難。「一般常識からかけ離れた判決が確定すれば、一般予防の効果を著しく損ねることになる」などと主張している。
男性の姉(60)は要望書に付した陳述書で「2審は到底納得のいくものではなかった。絶対にこのままで終わってはいけない」と訴えた。
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