私が愛したナイフ(笑

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私のギャンブラーズナイフ。

どことなくA.G.ラッセルの
ブーツナイフに似ている。



私のキャンピングナイフ。


なんとなくラッセルに似て
いる。



私のトラベルナイフ。


それとなくラッセルに似て
いる。



私のラッセルナイフ。
他にも何作かラッセルナイフ
を持っている。



厳密にはこれは娘の所有だ。
5才の時にプレゼントした。
とてもコンパクトなナイフだ。
めちゃくちゃ喜んでいたし、
私が娘のその年の頃から父に
使い方を教わったように、娘
にも別な実用ナイフで私は刃
物の正しい使い方を教えた。
私は親指の先に今でも深い刃
物疵が残っている。
子どもたち同士で集まってい
て、鉛筆削りごっこのように
なり、「怖くてできないんだ
ろ」と2才年上の子に言われ
たので「なにをっ?!」と言
って親指をざっくりと切った
のだ。
中学の時漱石の『坊ちゃん』
を読んだ時、「俺かよ」と思
った。
真上から親指の腹に人参を包
丁で切って途中で止めたくら
いまで切り込んだ。
大出血。買い物から帰って来
た母が慌てて病院に連れて行
ったが、傷が深すぎて縫合で
きない、との事。また母がす
ぐに止血粉を振りかけたのも
よくなかったらしい。
激痛だが止血処置だけしても
らい我慢した。化膿止めの抗
生物質等を貰って。
「こーせーぶしつ?何それ」
だったが。
一切泣かなかった。
私は涙もろいが、そういう事
では一切泣かない。冗談じゃ
ない、というのが園児の前か
らあった。
まだ私などは甘甘の大甘だ。
薩摩の武士の子の二才(にせ)
の教育寄宿所などでは、侮蔑
されたらキーッと叫んで相手
を斬殺するか、自分の首を猿
叫で怒声を発しながら脇差で
かっ切って果てていた。実話
として。
昔の薩摩武士の子に比べたら
私などは箸にも棒にもひっか
からない。

大怪我をした私を父は叱らず、
懇切丁寧に刃物の使い方を教
えてくれた。穴があく程凝視
して見逃さないようにした。
父が普段とは違うので驚いた。
正座で論語が読めないと叱責、
(5才児が読めるかっつーの。
音読丸覚えしか無理だって)
剣道嫌だと言うと叱責、剣の
稽古でなく着せ替え人形のス
カーレットちゃん買ってくれ
と言ったら正座させてスボコ
折檻、というのが父だったっ
たからだ。無理偏に拳固と書
いて父と読ませるような人だ
った。野球の練習でキャッチ
ボールをやると剛速球を投げ
て来る。小1のガキが取れる
かっての。
球は軟球だったがボッコボコ
に中る。「取れる球投げて」と
言ったら、また烈火のように
怒ってさらに狙い撃ちか?み
たいな剛速球を投げて来る。
だが、「絶対に取ってやる」と
歯を食いしばって食らいつい
た。
後年、ドラマ『サインはV』
の立木大和のしごきを観た時、
甘すぎるぜ、と思った。
星一徹みたいなのが私の父だ
った。

そういう事にはならないよう
に娘には正しく刃物の使い方
を初めから丁寧に「こうやる
んだよ」「こうやると危ないか
らしないんだよ」と指導した。
何事も叱責はせず、すべて言
葉で話して理解して自ら行動
するように育てた。私は私の
父を反面教師として(笑
刃物に関しては父の教えのよ
うにして。
ログナイフと私が剣友から貰
ったブローニングのチーター
(製造元ハットリ)を娘は愛用
していた。一緒に竹を削って
竹とんぼを作ったり、竹ひご
で工作したりをフライフィッ
シングポンドでやったりして
いた。
しかし、常に携帯させる事は
しなかったが、アウトドアに
同行の時には彼女は持って行
って使っていた。小学校2年
まで。行きの車内では二人で
聖子ちゃんを歌いながら。
娘は園児の時から白蝶貝のラ
ッセルは宝物のようにして大
切にしていたが、大人になっ
てからはナイフからは離れて
いる。
ただ、自分の東京での誕生祝
に刀匠康宏が娘の名前も銘に
切って作って東京でプレゼン
トしてくれた斬鉄剣の短刀は
お守りとして今も大事にして
いる。
嫁入りの時にその真剣を式で
帯刀させようとしたら、今の
時代刃物は駄目なようで、疑
似懐剣を帯びていた。麿の恰
好をした人が何人かいた式で。
麿も烏丸少々のように佩刀し
てれば似合いそうな感じだっ
たが、本物の麿も現代では皇
族の式典以外では刀は帯びず。
私の妻の時には当時の職場の
弁護士Oの御祖母様の懐剣を
Oが貸与してくれて妻はそれ
を白無垢に帯びた。
私も紋付なので真剣前差を帯
刀しようとしたら、それは周
囲から止められた(笑
なんで女だけ刀持っていいん
だよ~。
逆に従前は性別で排除されて
来た女性の気持ちがちょっと
分かった気がした。

A.G.ラッセル。
実は私が一番好きなナイフ
メーカーだ。
1933年アーカンソー州生まれ。
2018年歿。
アメリカンナイフギルドの創
立者だ。



ラッセルのナイフは実用的で
かつ美しい。
ある意味、日本刀に通じるも
のがある。