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冒険研究所書店
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冒険研究所書店
@bokenbooks
神奈川県大和市にある「冒険研究所書店」です。北極冒険家、荻田泰永が主宰する「本と冒険」の拠点。全売り上げの1%は子供たちの冒険旅に還元し、若者や子供たちが旅に出る背中を押します。小田急江ノ島線「桜ヶ丘駅」東口目の前。月曜定休。10時〜19時営業
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本屋を始めるのに資格は要りません。古書を扱う際には「古物商」が必要ですが、新刊であれば誰でもいつでもできます。いまでは少部数から本を仕入れることができる窓口がいくつもあるので、自分の庭で、玄関先で、お店の隅っこで、好きな本を並べて販売できます。みんなやってみるといいと思いますよ
今日店にいらっしゃった年配の上品そうな女性。「本の注文できますか?」と
女性「いつもは便利でAmazon使っちゃうのよねぇ」
店「ぜひウチも使ってください」
女性「そうねぇ」
店「うちで買ってくれたら、私は向かいの喫茶店でコーヒー飲めるし、喫茶店の人は隣の和菓子屋で団子買えるんです」
書店を始めて1年ほど経ったある日。店に近所の中学生が入ってきた。すると、迷うことなく一つの書棚の前に立ち、一冊の本を手に取るとレジに持ってきた。その本はフランスの哲学者ロジェ・カイヨワが書いた「蛸」3300円(税込)
ずいぶん前に「本屋は誰でも始められます」というツイートがバズり、小規模に始めるための仕入れ方法を知りたい方はお答えしますと呟くと、300件ほどのDMが来た。言った手前、全てのDMに返信をした。「本屋を始めてみたい」「興味がある」という人が多いことを感じた。先日、店に「あの時のアドバイ
以前、近所の中学生が店に入ってくるなり、一直線にある本を手に取り、レジに持ってきた。それはフランスの哲学者ロジェ・カイヨワが書いた「蛸」という本。中学生がなぜこれを!?と思い、尋ねてみると「授業で蛸のことを勉強したら、生態がすごい面白くて興味出て、前にここでこの本を見かけたんです
なぜ書店の中に「山小屋」を建てたのか。
理由の一つは、スペースの有効活用。両サイドから本を眺められる本棚を自立させようと思うと、背が高くなるに従って書棚の幅を持たせて安定感を増す必要があります。
いつでもスマホで本を注文できる世界の方達は気付かないかもしれないが、街場で書店をやっていると、新聞下段の本の広告を切り抜いて「この本頼めるかい?」とやってくる高齢者が相当数あります。そんな人たちにとっては、本を読むには実店舗の書店が必要で、近くになければ隣駅まで行く必要があります
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女性「私も昔と買い物の仕方が変わってきて、ついつい便利だから使っちゃうんだけど。ずっとおかしいなぁと思ってきたんだけど、そうやって商店街なんかが衰退してきたのよねぇ」
店「そうですそうです。便利ってのは無料だと思ってるけど、対価は必ず払ってますからね」
女性「わかるわぁ」
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店「地域内経済循環を回さないで、大きなところに吸い取られていくから地域が疲弊していくんです」
女性「これから本の注文に来るわね」
店「まあ、うまくAmazonと使い分けてもらえればいいんですよ。急ぐならAmazonでいいと思うし。急がないなら、うち使ってください」
女性「また来るわねー」
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よく、図書館があれば本屋はいらない、本を読むなら図書館で十分だという意見を聞く。私は図書館も書店も共に必要だと思う。図書館では、その本を「所有」できない。中学生の彼は、図書館で借りて読むのではなくて、自分の本として買いたかったはず。その体験は、きっといつまでも忘れないだろう。
本屋から社会の皆さまへのお願い
絵本売り場で特に顕著なのですが、本を「上から」差し込むと隣の本の帯を破ってしまいます。絵本に限らずですが、本を棚に差し込む時にはぜひ「横から」お願いします
お子様は帯が引っかかっても「押し込む」ことがよくありますので、保護者の方も見てあげてください
我々のような選書型の小規模な書店をやっていると、よくお客さんから「見たことのない本があって楽しい」「大型書店にはない本がある」と言われることがあります。が、実はうちにある本のほとんどは、紀伊國屋の本店にあるでしょう。大型書店に「ない」のではなく「目につかない」だけなのです。
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がお金がなくて(税込3300円)諦めたんですが、お小遣い溜まったので今日来たんです!」と言う。もう、おじさん嬉しくて嬉しくて。「読んだら感想教えてね!」「はい!」と、ニコニコして本を抱えて帰っていった。きっとその本は、君の本棚に居続けることでしょう。自分の物だ!好きに読んでね!
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街に大型書店が一つドーンとあるのも大事ですが、街の中に「料理に詳しい人の本棚」「音楽好きな人の本棚」「旅好きの本棚」と小さい専門書店がたくさんあるというのも面白い。それこそ「インドのことなら任せなさい」みたいなおじさんが街にいるはず。そういう人を街に紹介する場にもなる
【本屋からのお願い】
もう、本屋をやっているとあるあるすぎるのですが、本を立ち読みするのは全く構わないのです。もちろん。それが本屋の役割ですので。
中身を見て、読みやすいかな?面白そうかな?ゆっくりと吟味して買っていただけるのが本屋の役割です。
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「すいません、バングラデシュについての本が欲しいんですけど」
「あ、うちはインドだから2軒隣の山田さんがバングラデシュ専門だよ。ちなみに5軒向こうはブータン専門ね。ネパールなら向かいの鈴木さん」
「わかりました〜」
みたいな街。面白いと思う。
先日、近くの中学生と思しき男の子がやってきて、一冊の本をレジに持ってきた。フランスの人類学者が書いたなかなか難しい本。どうしてこれを?と聞くと「授業でこの本のテーマのことを習って興味があったんですが、前に来た時はお金なくて。お小遣い貯まったので来ました」と
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飲食業を始めるには、なかなかの初期投資が必要ですが、本屋は何もいらない。本棚ひとつでいつでも始められる。そういう積み重ねが街の文化となっていくはず。もし本屋を始めたいとか、本の仕入れを知りたいという方がいれば教えられますので遠慮なくどうぞ。
そう。街から本屋が無くなって寂しい、と思うのであれば、自分たちが本屋になる方法もある。いきなり5000冊の本を揃えてフルタイム本屋にならなくても、街にいるそれぞれの知見を持った人たちが集まって、それぞれの専門小書店を作る。街ごと、丸ごと本屋にしちゃえば良い
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冒険研究所書店
@bokenbooks
本屋を始めるのに資格は要りません。古書を扱う際には「古物商」が必要ですが、新刊であれば誰でもいつでもできます。いまでは少部数から本を仕入れることができる窓口がいくつもあるので、自分の庭で、玄関先で、お店の隅っこで、好きな本を並べて販売できます。みんなやってみるといいと思いますよ
冒険研究所書店の入り口はやや入りにくい。階段の向こうはどうなっているのか?
先ほども、開店した時から気になってたんですが、初めて入りました、という大学生が来てくれました。荻田が「何か案内しましょうか?」と声かけすると「お願いします!」と。探検記の名著を一冊選びました。
また来てね。
山小屋書棚。まだまだ手を入れて行きますが、今日の状態はこんな具合です。
見に来てくださいね。
この小屋を建て、そして写真を撮ったのは2019年に荻田と共に北極圏を歩いた写真家の柏倉陽介です。
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文庫一冊500円で仕入れたとすると、1万円あれば20冊、10万円あれば200冊揃う。単行本一冊1000円仕入れだとしたら、10万円で100冊。もうそれなりの本屋さんの一つのコーナーができちゃう。私物本を販売するだけなら古物商もいらないので(フリーマーケットと同じ)それも売れる
自殺学入門 幸せな生と死とは何か
末木新
自殺という現象については、古代の哲学者から現代の精神科医や心理学者まで多くの人が考えを述べている。本書ではそれら先人の理論や考え方をふまえながら、著者独自の視点で自殺という現象を捉え、平易に解説している。
bokenbooks.com/items/72755804
本屋は誰でも始められます。しかも、いきなり数百万円の資金を投じなくても、例えば10万円くらいで本を100冊揃えれば、それなりの書棚が作れます。
飲食業では、水回りや冷蔵庫などの設備が必要ですが、本屋なら本棚一個、手作りでも可能です。許可も不要(本を買い取る古書店は古物商が必要)
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読んだら感想教えてね!と伝えると、笑顔で「わかりました!」と帰っていった。本屋を始めてよかった、と思える瞬間でした。
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うちでは、そうやって本を注文してくれた方で、希望すれば近所であれば配達も無料でやってます。そうすると、独り住まいのおばあちゃんなんかは、喜んで玄関先でいろいろ話をしてくれたり、帰りにあれ持っていけこれ持っていけと色々持たせてくれたり
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例えば、それが電車の沿線各駅ごとに「大和駅は料理本」「桜ヶ丘駅は旅の本」「高座渋谷駅は科学の本」「長後駅は小説」とか、各駅ごとに特色があっても面白い。「相対性理論の本が欲しいなら、高座渋谷駅の佐藤さんのところだな」みたいな。
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ちょいとバズってますので宣伝を。
北極冒険家である店主がなぜ本屋を始めたのか!?については、こちら「書店と冒険」に詳しく書きました。「書店の始め方」ではないですが、書店と冒険の同一性、街における書店の役割、大事なキーワード「機能と祈り」について書いてます
本屋は誰でも始められます。書店は始めるためには資格も免許も何も必要ない。古書の買取をするには古物商が必要ですが、私物の本を売るなら不要(フリマと同じ)
新刊本を仕入れるルートは、今では個人が取引できるものもあるのでそれを利用すると小部数から新刊仕入れも可能です。