e誰もが当たり前のように使うSNS。だからこそ、自分でも気が付かないうちに、SNSで周囲の人を困らせたり怒らせたりしていることも。
「褒めたつもりが、相手の気分を害してしまった…」「笑顔スタンプを送ったのに、嫌みと受け取られた…」「自分の投稿に、なぜか反応をもらえない…」「友達申請をしたら、関係が悪化した…」「良かれと思った投稿で、なぜか炎上してしまった…」
こうしたことにはすべて理由があります。そのためにもSNSという「問題」の公式を知り、きちんと使いこなすことが不可欠です。テレビ、ネットでの解説で大人気の著者が、確実に仕事でもプライベートでも役立つSNSの使い方をお伝えします。
『若者はLINEに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』連載第59回
『「未読無視」「いきなりフォロー」でトラブルになる理由を知っていますか?…「SNSトラブル」を未然に防ぐために事前にできること』より続く。
SNSで感情的な投稿をしてはいけない理由
「真夜中に書いたラブレターは送ってはいけない」といわれます。感情的になりすぎていて、後で冷静に見返すと恥ずかしいことも多いためです。冷静に見た自分が引いてしまうような内容であれば、相手にも引かれてしまう可能性が高いでしょう。
サイバーセキュリティソフト開発のマカフィーとモバイル専門マーケティングリサーチ機関のMMD研究所が共同で実施した「高校生、大学生、社会人20代・30代のSNS利用に関する意識調査」(2018年3月)によると、SNSなどに投稿した内容を後悔したことがあるかを聞いたところ、高校生(60.6%)、大学生(62.8%)、社会人20代(57.1%)など、なんと6割前後が後悔したことがありました。
後悔の経験があると回答した人に対して、後悔した投稿内容について聞いたところ、最多は「そのときの感情」47.3%、次いで「恋愛に関する内容」「自分の写真」が各21.9%となりました。そのほか、批判や文句、写真などが後で後悔することが多いという結果になりました。
自身の投稿によって引き起こされた問題があるかを聞いたところ、約2割は問題が起きていました。
起こったことがある事象では、高校生で最多だった回答は「学校内で問題になった」(8.2%)という結果になりました。大学生、社会人20代、社会人30代では、「内容が友人・知人・家族間で問題になった」でした。そのほか、「内容がSNS内で問題になった(炎上した)」「会社内で問題になった」「就職活動に影響した」という人もいました。
学校で問題になると、停学、退学処分になることがあります。会社内で問題になると、解雇処分となったり、減給や降格などの処罰を受けたりします。会社の名前に傷がついたり、クライアントに問題視された時などには、場合によっては訴えられてしまうことさえあるでしょう。