外国人労働者政策を「今すぐ止めろ」か「なし崩しで続けろ」か、という二択に落とし込むのは危険です。
現場はすでに依存状態にあり、しかしそれを固定化すれば、日本の産業構造そのものが弱体化する。
自動化・処遇改善・人口戦略と同時に設計しなければ、外国人政策も国内政策も持続しません。
理想論でも現状追認でもなく、中長期を見据えた設計の話をすべき段階に来ていると思います。
小野田 経済安全保障担当大臣の主張は、明確な三層構造になっています。
① 現実認識(ファクト)
外国人労働者を求める声は、経団連だけでなく地方自治体、農林水産業、介護、建設、製造など現場から多数
すでに多くの現場は外国人労働者なしでは回らない状態
→これは思想ではなく現実の運用状態の確認
② 二項対立の否定(重要)
小野田大臣は次のどちらも否定しています。
理想論で「今すぐ全面停止」→ 社会崩壊
現状追認で「なし崩し固定化」→ 日本の構造劣化
→両方ダメなので第三の道を設計せよという立場
③ 打開策の方向性(中長期)
・自動化・機械化への投資
・処遇改善・賃金設計
・ビジネスモデルの再設計
・人口動態を前提にした計画的受け入れ
・外国人政策と国内産業政策・人口戦略の同時設計
→外国人政策を単独変数として扱うなという、かなり高度な政策認識
結論「日本人が選ばない仕事は、外国人も選ばなくなる」
これは外国人労働力=永久機関という幻想の否定であり、極めて現実的です。
Quote
小野田紀美@岡山
@onoda_kimi