「新・乃木坂スター誕生」第13回④:菅原咲月、魂のこもった「卒業」での歌唱
尾崎豊同世代が全員共感しているわけではない
第13回のラストは咲月ちゃんがhitomiさんと尾崎豊の「卒業」をデュエット
咲月ちゃんが現在16歳ですので、尾崎豊が「15の夜」を書いた頃、
「卒業」の歌詞に描かれる世界もまさに目の前のある年齢ですが、
40年近くも時間軸が違えば、
同じ年齢でも見える風景も感性も変化していて当然。
それだけにどうやって歌うべきか相当悩んだとは思いますが、
ビハインドの中で語っていましたが、尾崎豊の映像を見て、
彼がこの歌を「楽しそうに歌っていた」ことがヒントになったようですね。
hitomiさんの歌い出しを受けてのセカンドパートからの歌唱ですが、
持ち前の低音を生かして感情を抑えめに歌ったのは良かったと思う。
ここをセーブかけることでサビ部分の爆発が効果的になるからね。
出来ればサビ部分でもう少し咲月ちゃんに一人で歌わせて欲しかった
そう思うくらいにこの後の一人で歌うパートが良かった。
特に「早く自由になりたかった」のところの感情の入れ方は秀逸、
どう歌うかしっかり考えて声を発しているのかがしっかり伝わった。
表情もいいよね。
「歌いきった感」が伝わる歌唱後の表情
咲月ちゃんには「心のひだ」にまで
入り込んでくるような歌に沢山チャレンジして欲しくなる。
そしてお辞儀が5期生の中で一番深い
今回は苦労した分だけ満足感も大きい咲月ちゃん
ナギちゃんとアルさんも感化された模様
特にアルさんのコメントは秀逸
「いい歌とは?」ということへの答えにもなっている
ちなみに「十五の夜」もこの「卒業」も、
全く共感しなかった同世代です
まず音楽的には、佐野元春聴いた時もそうだったけど、
「15の夜」の疾走感って、
「あぁブルーススプリングスティーンみたいなんが出てきたな」って印象だった。
「15の夜」はそれでもまだ
その「あがきやもがき」がかわいく感じられましたが、
「卒業」は1ミリたりとも共感しなかった。
だって、その頃の自分はもっと惨めだったし、
その出口も見えなかった。
それを解決するには自分でしかないけど、
目の前のことから毎日のように逃げるだけで、
前に全く進まず、ただ澱んだ水に浸かっているだけだった。
そんなヤツからすれば、
尾崎豊なんて同い年で成功した眩い奴でしかなかったし、
それが「同世代の共感」を得ていようが
自分には遠くのことにしか感じられなかった。
レンタルの会員になるのに、学生証もなく、免許証もなく、
自分を証明できるのが「郵便貯金通帳」だけという虚しさ。
「自分って何者なのか」・・肩書がない中で、
「自分は自分でしかない」と思うしかなかった20歳前後、
「卒業」に歌われる「支配」とやらからすら
ドロップアウトしていた自分にとっては、
あの歌は「耳障りのよい」「反抗的な言葉」を並べた
「駄々」にしか聞こえなかった。
私にとって、自分の言葉の延長にある日本語の歌詞って、
遠藤賢司に出会うまではなかったな。
なもんで、浜田省吾なんかも当然共感できんかったし、
同世代にしてそうなんだから、「サイレントマジョリティー」や
「日常」なんて歌詞の世界そのものは共感しようがない。
(ひたむきに歌っている彼女たちに感銘は受けるけど)
実際に「途中下車」してみろ、人生しんどいぞ。
次週予告担当はナギちゃん。
かわいいポーズしますが、ガチで照れてます
来週は夏休み特別企画でゲストが先輩たち
前作ではシーズン2でレギュラー化したながれが、
「新」では早くも登場です。
それも、「スター誕生」で存在感を示し、
今回初選抜となったやんちゃんと、
卒業する一期生まあや、そして現役メンバーで
一番の「歌メン」である久保しーちゃんと結構強力な3人。
先輩たちにこの番組を通しての成長を見て貰うのにいい機会だし、
5期生が「どの時点まできているか?」を測ることにもなりそう。
ぶっちゃけ30thシングルのプロモートの一環みたいなもんでしょうが、
これは楽しみな企画でもある。
ミニコント担当はいろはちゃんで、自身の変なクセを公開
このコーナーの「ぬるさ」「ゆるさ」は最後まで貫いて欲しい