ゲンゴロウの新種、地下水脈で発見 静岡
静岡県吉田町の地下水脈で、日本固有の「ムカシゲンゴロウ」に属する新種のゲンゴロウを見つけたとして、県農林技術研究所の加藤徹上席研究員が同町のある榛原郡にちなみ「ハイバラムカシゲンゴロウ」と命名、日本動物学会の機関誌に発表した。
加藤氏によると、ハイバラムカシゲンゴロウは体長約1.1ミリ。体は黄褐色で透き通っている。ほかのムカシゲンゴロウ属と同様、目がなく、泳ぐ能力はない。
体表に発達した長い感覚毛があり、水流や障害物を感知して動き回っているとみられる。ムカシゲンゴロウ属は岐阜県以西で6種しか確認されておらず、いずれも絶滅が危惧されているという。〔共同〕