米ミネアポリスで24日、市民1人が移民当局の捜査官によって射殺された。写真は現場で射殺された男性の死を悼む抗議者たち。ミネアポリスで撮影(2026年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ミネアポリス 24日 ロイター] - 米ミネアポリスで24日、市民1人が移民当局の捜査官によって射殺された。当局者が明らかにした。捜査当局が市民を射殺する事件は今月2件目で、地元指導者が強く非難し大規模な抗議行動が起こっている。
国土安全保障省は、男が拳銃を持って接近し、武装解除に激しく抵抗したため国境警備隊の捜査官が正当防衛で発砲したとしている。
しかしロイターが確認した動画には、男性が銃ではなく携帯電話を手に、連邦捜査官に地面に押し倒された女性を助けようとしている様子が映っていた。
この事件を受け、数百人の抗議者が近隣に集結し武装した捜査官と対峙。捜査官は催涙ガスや閃光弾を使用した。また、ニューヨークやワシントンDC.、サンフランシスコなど他の都市でも抗議デモが行われた。
連邦当局は、地元当局者が事件の調査に参加することを拒否している。
国土安全保障省のノーム長官は記者会見で「彼は平和的に抗議するためにそこにいたのではない。暴力を引き起こすために来ていた」と述べた。
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ミネソタ州のウォルズ知事は政府の説明に疑問を示し「連邦政府が信頼できる捜査を主導できるとは思わない。州政府が対処する」と憤りを示した。
またミネアポリス警察のオハラ署長は殺害された男性は交通違反以外の犯罪歴のない合法的な銃の所有者だったと述べた。
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