2010/10/07 18:35
静岡県吉田町で見つかった新種のゲンゴロウ「ハイバラムカシゲンゴロウ」
静岡県吉田町の地下水脈で、日本固有の「ムカシゲンゴロウ」に属する新種のゲンゴロウを見つけたとして、県農林技術研究所の加藤徹上席研究員が同町のある榛原郡にちなみ「ハイバラムカシゲンゴロウ」と命名、7日までに日本動物学会の機関誌に発表した。 加藤氏によると、ハイバラムカシゲンゴロウは体長約1・1ミリ。体は黄褐色で透き通っている。ほかのムカシゲンゴロウ属と同様、目がなく、泳ぐ能力はない。 体表に発達した長い感覚毛があり、水流や障害物を関知して動き回っているとみられる。ムカシゲンゴロウ属は岐阜県以西で6種しか確認されておらず、いずれも絶滅が危惧されているという。 加藤氏らが昨年6月から吉田町で地下水脈の生物の調査を始め、同8月に採集。京都大大学院の加藤真教授(生態学)らが生殖器の形が他の6種と違うことから新種と判断した。
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