竹中平蔵「中国は日本に"攻撃"してくる」ベネズエラ侵攻で世界激変!サツキノミクス化した日本経済、高市総理に求められる大胆な改革
中国がどんな攻撃を日本に仕掛けてくるのか
そして社会保障改革についても本格的な議論を始める必要があります。平均寿命が伸びている以上、年金の支給開始年齢を後ろにずらすのは算数上の必然です。現役世代から社会保険料を吸い上げ続ける構造を壊さなければ、若者の手取りが増えるはずがありません。国民負担率が50%に迫る現状は、もはや異常事態です。 さて帝国主義時代を迎える世界で、台湾有事が起きる可能性は上がっているのでしょうか。たしかに上がっているのでしょうが、ドンパチと大砲をうって台湾の経済を台無しにするようなことを中国はしないでしょう。香港のように、じわじわと、闘いをせずに侵略していくことを目指すのではないでしょうか。 そして緩衝材ではなくなった日本に対しても、今後は様々な形で攻撃を仕掛けてきます。訪日渡航者への自粛要請、レアアースの輸出規制などもそうです。そうやって少しずつ日本をスケープゴートにして中国国内の不満をかわそうとするでしょう。 高市政権が予算に自分たちのカラーを存分に出せるようになるのは2027年度からです。その時にどんな予算を建てるのか。2026年度予算案で見せた「現実的な管理」を、次のステップである「大胆な構造改革」へと繋げられるか。それができなければ、高市政権の積極財政は、日本経済を停滞の深淵へと「ビッグプッシュ」してしまうことになりかねません。
竹中 平蔵
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