<私の東京物語>丸山圭子(5) そこは「出世部屋」だった!

2025年11月6日 07時07分 有料会員限定記事
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ラジオ番組「圭子のソネット」でパーソナリティーも務めた=筆者提供

 10代の終わりに所属していたエレックレコードで、麴町の次に紹介してくれたマンションが、杉並区堀ノ内の妙法寺というお寺のそばでした。もともとは、エレックの社長が住んでいた2DKの部屋でした。
 この部屋は“出世部屋”と名づけてもいいくらい、縁起の良い部屋でした。エレックの社長が、自分の後に吉田拓郎さんを紹介。拓郎さんがヒットを出した後、私が引っ越して住みました。その次は何と、後に世界的な指揮者になられた松尾葉子さんが住みました。今にして思えば、それぞれ修業時代にそこで暮らしたわけです。
 その頃は、激動の時期で、ラジオ関東で平日の帯番組「圭子のソネット」を続けながら、ケメ(佐藤公彦さん)の抜けたフォークバンド「ピピ&コット」に加入...

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