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視聴率13.3%、「トップ確定」の声も。TBS「リブート」が示す“情報量過多”の魅力 #エキスパートトピ

芸能記者
写真:Keizo Mori/アフロ

25日、第2話が放送されるTBS日曜劇場「リブート」が注目を集めています。初回は世帯視聴率13.3%(関東地区)を記録し、早くもネット上や業界内で「今期のドラマでトップ確定」との声があがっています。同作はパティシエが妻の死の謎を追うため刑事に生まれ変わる(リブート)する物語。入り組んだ設定もさることながら、お笑いコンビ「ダイアン」津田篤宏さんが唐突に出てきて唐突に粛清される流れなど、まだ1話しか放送されていないとは思えない“情報過多”が話題にもなっています。

ココがポイント

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出典:中西正男 2026/1/20(火)

エキスパートの補足・見解

伏線を張り巡らせ考察をネット上に展開させる。

これ自体はオーソドックスなPR手法と言えますが、同作では考察ポイントが渋滞を起こすほどあらゆる伏線が散りばめられています。一回見ただけでは到底分からない。また見たくなる。その思いがTVerをまわす。今のテレビ番組に求められる勝つための要素がこれでもか詰め込まれています。

さらに、サプライズの衝撃も情報拡散を進めました。

当初、主演の鈴木亮平さんがパティシエと刑事の一人二役をやるとアナウンスされていました。ただ、実際には鈴木さんと“隠しキャスト”だった松山ケンイチさんが二人一役を演じる形になっています。

松山さんほどの格の出演者を放送まで伏せる。「これだけの豪華食材が入っていますよ」とお弁当を宣伝するのがセオリーです。そこを隠し通し、買った人の驚きを推進力に変える。テレビ業界の閉塞感に伴い、挑戦的なことができなくなっている。各所から聞く声です。「損して得取れ」的な考えが通じない中で、まさに英断だと感じました。

仕掛けの妙もさることながら、鈴木さんは「今回のため松山くんの作品を見まくりました」と話しています。仕掛けと熱。この両輪は「リブート」をどこまで進めるのでしょうか。

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ありがとうございます。
芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「中西正男のエラいすんまへん…。」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」特別賞など受賞。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?。この連載と連動したYouTubeチャンネル「芸能記者・中西正男の正味の話」を展開中。原稿の裏話やよりリアルに説明する動画を日々アップ。

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