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気仙沼高技専自動車整備科今回最後の募集

再編を控えて自動車整備科は来年度入学生が最後
再編を控えて自動車整備科は来年度入学生が最後

気仙沼高技専自動車整備科今回最後の募集

 県立気仙沼高等技術専門校(菅原清明校長)の自動車整備科(2年過程)の生徒募集が今回で最後となる。県立高技専の再編計画に基づき、2028年度に県内5校を仙台1校に集約するためで、27年度入学分から募集を停止。1年課程のオフィスビジネス科は27年度入学生まで募集するが、28年度からはサテライトによる訓練となる計画だ。
 県産業人材対策課などによると、気仙沼は、2年課程の自動車整備科(定員15人)、1年のオフィスビジネス科(同)、6カ月の溶接科(5人)がある。自動車整備は28年度から仮称・県立高技専(現在の仙台校)に集約。自動車整備科は来年度入学生が最後となるが、卒業までの訓練は気仙沼校で実施する。
 オフィスビジネス科は、サテライト訓練を計画し、具体的な内容については、市などと調整中だという。溶接科はなくなる見込みだ。
 県立高技専は職業能力開発施設として気仙沼や石巻、大崎、仙台、白石の5校を開校。県は近年の入学生減少を踏まえて21年3月、28年度までの仙台校への集約と、一部訓練のサテライト化を盛り込んだ再編整備基本計画を策定。気仙沼校の自動車整備科の募集停止は昨年6月に各校へ通達していた。
 集約を巡っては再編基本計画策定前、市や民間でつくる気仙沼校の存続を求める会が、県に存続を働きかけてきた。県のサテライトの設置や仙台の卒業生の気仙沼地域への就職に配慮するという取り組みを受け入れ、計画が示された段階で、会の活動を休止している。
 同課は「仙台集約後の気仙沼校校舎の扱いなどは未定。サテライトについては市や地域の関係者らの意見を踏まえながら内容、会場を調整していく」と話している。