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3月に『ロッテリア』完全消滅へ 新ブランド『ゼッテリア』への転換で何が変わる? #エキスパートトピ

フードジャーナリスト
人気の「リブサンド ポーク」はどうなるのか。(画像:「ロッテリア」ホームページ)

 1972年の創業以来、多くの人に愛されているハンバーガーチェーン『ロッテリア』が、3月をもってすべての店を閉店し、新ブランドの『ゼッテリア』へと転換されます。日本のハンバーガーチェーンの草分けとも言える、日本発祥のハンバーガーチェーンは、創業から54年を経て完全消滅することになります。

 ロッテリアの人気メニュー「絶品バーガー」を看板商品に掲げるゼッテリアですが、ロッテリアと同一メニューというわけではありません。ロッテリアがゼッテリアになることで、何が変わっていくのでしょうか。

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エキスパートの補足・見解

 新ブランドであるゼッテリアは、ロッテリアの流れを汲んではいますが、メニューは同一にはなっていません。例えばロッテリアの人気メニューであった「リブサンド ポーク」などは現状のゼッテリアのメニューにはありません。また「絶品バーガー」も構成要素やラインナップ、価格も異なっています。さらに「オレンジチキンバーガー」など、アメリカンチャイニーズの要素を取り入れた新バーガーもメニューに入っています。

 ロッテリアは多様な期間限定メニューやユニークな企画が特徴でしたが、ゼッテリアでは看板商品である「絶品チーズバーガー」を軸とした構成に絞り込んでいます。また「チョコチャンククッキー」やロッテリアでは期間限定メニューだった「ショコラパイ」などのスイーツが増えています。これまでのハンバーガーショップから、カフェ利用も視野に入れたブランディングの一環でしょう。

 半世紀もの間愛されていたロッテリアは、よくも悪くも固定したイメージがあり、そこから脱却するためにはメニューの一新やリブランディングが不可欠です。今回のゼッテリアへの転換は、ロッテリアの良いところは残しつつも新たなスタイルのバーガーショップとしての再出発を意味しています。

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フードジャーナリスト

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家 著書『トーキョーノスタルジックラーメン』『ラーメンマップ千葉』他/連載『シティ情報Fukuoka』/テレビ『郷愁の街角ラーメン』(BS-TBS)『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)『ABEMA Prime』(ABEMA TV)他/オンラインサロン『山路力也の飲食店戦略ゼミ』(DMM.com)/音声メディア『美味しいラジオ』(Voicy)/ウェブ『トーキョーラーメン会議』『千葉拉麺通信』『福岡ラーメン通信』他/飲食店プロデュース・コンサルティング/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えながら様々な媒体で活動中。

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