「裕福」なはずの愛知県碧南市、なぜ財政難に 厳しい病院経営に赤字施設…豊かな財源どこに
2026年1月23日 05時10分 (1月23日 10時00分更新)
「裕福」であるはずの碧南市が財政難にあえいでいる。市民1人当たりの普通税(個人・法人市民税や固定資産税など)が2024年度、25万4540円と県内38市のうち4番目ながら、昨年9月に財政非常事態を宣言した。国から地方交付税を受け取らなくても自前の税収だけで運営できる不交付団体でもある。豊かな財源はどこへ行ったのか。
「24年度決算の数字が見えてきた昨年6月、市民病院の数字が想像以上に悪いことが分かった」。山本政裕副市長が振り返る。運転資金が年末に底をつく恐れが生じ、市は9月補正予算で病院に14億円をつぎ込んだ。病院経営の悪化は全国的な傾向とはいえ、これで25年度に市民病院に計30億円を投じたことになる。市の一般会計当初予算360億円の1割弱に当たる。
市は人口7万2千人の規模にしては特色ある施設の数々が財政の体力を奪う。...
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