Clawdbotセットアップガイド|AIエージェントをDiscordで呼び出すまで+事例紹介
こんにちは。
アールグレイです。
今回は、自分だけのAIエージェント「Clawdbot」をセットアップした話を紹介します。
Claude Codeを使ったバイブコーディングでセットアップしたんですけど、1台目のMacBook Proでは結構苦労しました。
最初はMacBook Proでお試しでインストールしていたんですけど、Clawdbotはサーバーとして常時起動しておきたいツールなんですよね。
なので、常時起動しているUbuntuマシンに移行することにしました。
そのときの手順をメモにまとめておいたら、2台目のUbuntuではそのメモをClaude Codeに渡すだけでスムーズにセットアップできたんです。
この記事では、セットアップで苦労したポイントと解決メモの公開に加えて、実際にClawdbotでどんなことができるのかも紹介します。
マーケットレートの定期レポート、Remotionを使った動画生成、Nouns DAOの提案監視、ObsidianからのXポスト自動生成、ComfyUIを使った画像・動画生成など、いろいろな活用例を試してみました。
Clawdbotとは?
Clawdbotは、スマホから自宅のパソコンを遠隔操作できる、自分専用のAIアシスタントです。
これ、久しぶりにヤバいツールだなと感じています。
何がすごいかというと、外出先や移動中であっても、DiscordやSlack経由でClawdbotに指示を出すと、自宅で待機しているパソコンを勝手に動かしてくれるんです。
つまり、いつでもどこでもバイブコーディングができてしまうということなんですよね。
布団の中からスマホで「この機能を作って」と指示を出したら、数分後には完成している。
そんなことが現実にできるようになりました。
しかも、ChatGPTやClaudeに課金しているなら、追加料金なしで高性能なAIを呼び出せます。
私はClaude Pro/Maxのサブスクリプション枠内で使っているので、APIの従量課金を気にせず使い放題です。
極論を言えば、「起きた段階で仕事が終わっている」という状況も作れてしまいます。
朝起きたらブログ記事ができていて、すでにnoteに投稿されている……なんてことも、チューニング次第では可能です。
Obsidianに溜めた過去のメモやブログ記事も読み込んでくれるので、自分専用のChatGPTを作るような感覚ですね。
これは破壊的なツールだと思います。
セットアップはClaude Codeにお任せ
セットアップは、Claude Codeを使ったバイブコーディングで行いました。
「Clawdbotをセットアップして」とClaude Codeに頼むと、必要なインストールや設定を順番にやってくれます。
基本的にはClaude Codeに任せておけばいいんですけど、いくつか自分で対応が必要なポイントがありました。
苦労したポイント①:OAuth認証の設定
一番苦労したのが、OAuth認証の設定です。
ClawdbotでClaudeを使うには、認証の設定が必要なんです。
認証方法は2つあって、APIキー方式とOAuth方式があります。
APIキーだと従量課金になる
APIキー方式だと、使った分だけ課金されます。
たくさん使うとコストがかさむので、個人利用にはちょっと厳しいですよね。
OAuthならClaude Proの枠内で使える
一方、OAuth方式なら、Claude ProやClaude Maxのサブスクリプションの枠内で使えます。
追加コストがかからないので、こっちの方が断然お得です。
私はClaude Codeと同じようにOAuth認証を使う設定にしました。
認証の同期に時間がかかった
ただ、このOAuth認証の設定に少し時間がかかりました。
Claude Codeで認証を済ませていたんですけど、その認証情報がClawdbotに自動で同期されなかったんです。
1台目のMacBook Proでは、2回ほど認証をやり直して完了した感じです。
でも、この手順をメモにまとめておいたおかげで、2台目のUbuntuでは一発でうまくいきました。
Ubuntuでは自動同期も効いたので、さらにスムーズでした。
苦労したポイント②:Discord Botの設定
次に苦労したのが、Discord Botの設定です。
ClawdbotをDiscordで使うには、Discord Developer PortalでBotを作成して、いくつかの設定をする必要があります。
MESSAGE CONTENT INTENTをONにする
特に重要なのが、「MESSAGE CONTENT INTENT」という設定です。
これをONにしないと、Botがメッセージの内容を読み取れないみたいですね。
Bot Tokenの管理
あと、Bot Tokenも大事です。
一度しか表示されないので、必ずメモしておく必要があります。
苦労したポイント③:ペアリング承認
Discord BotとClawdbotを連携させたあと、実際にDiscordからメッセージを送ると、最初は「ペアリングコード」というものが返ってきます。
これはセキュリティ機能で、知らない人からのメッセージを勝手に受け付けないようになっているんです。
このペアリングコードを使って、自分のアカウントを承認する必要があります。
Claude Codeに「このペアリングコードを承認して」と頼めば、やってくれます。
2台目はメモを渡すだけでOK
1台目のMacBook Proでこれらの苦労を経験して、手順をメモにまとめました。
2台目のUbuntuでは、そのメモをClaude Codeに渡すだけで、ほぼ自動でセットアップが完了しました。
「このメモを参考にClawdbotをセットアップして」と頼んだら、Claude Codeが順番に設定してくれたんです。
OAuth認証もスムーズに同期されて、Discordでの呼び出しもすぐにできるようになりました。
(2台目をセットアップする人は少ないと思いますが)
Claude Codeに渡すセットアップメモ
私が実際に使ったセットアップメモを公開します。
これをClaude Codeに渡すと、Clawdbotが何であるかを理解した上で、セットアップを進めてくれます。
Clawdbot セットアップガイド
作成日: 2026-01-24
目的: 個人用AIアシスタント「Clawdbot」のセットアップと活用
Clawdbotとは
Clawdbotは、自分のデバイス上で動作するパーソナルAIアシスタントです。
プライバシーを重視しながら、既に使っているメッセージングアプリ(Discord、WhatsApp、Telegram、Slackなど)を通じてAIと対話できます。
プロジェクト情報
オープンソース(MITライセンス)
開発言語: TypeScript
コミュニティ: 活発な開発コミュニティあり
主な特徴
マルチチャネル対応
Discord、Telegram、WhatsApp、Slack、Signal
iMessage(macOSのみ)
WebChat(ブラウザUI)
複数のAIモデルに対応
Anthropic Claude(Claude Pro/Max, Opus 4.5推奨)
OpenAI(ChatGPT/Codex)
ローカルファーストアーキテクチャ
データは自分のデバイス上で管理
Gatewayがすべての通信を管理
各チャットごとに独立したセッション
システム要件
Node.js: バージョン22以上
npm: 最新版推奨
OS: macOS、Linux、Windows(WSL2推奨)
参考リンク(重要)
セットアップ時に参照が必要なリンク
公式ドキュメント: https://docs.clawd.bot
Getting Started: https://docs.clawd.bot/start/getting-started
セキュリティガイド: https://docs.clawd.bot/gateway/security
GitHubリポジトリ: https://github.com/clawdbot/clawdbot
コミュニティDiscord: https://discord.gg/clawd
セットアップの重要ポイント
1. OAuth認証を使う(APIキーではなく)
APIキー方式: 従量課金(使った分だけ課金)
OAuth方式: Claude Pro/Maxのサブスクリプション枠内で利用可能(追加コストなし)
Claude Codeで認証済みなら、その認証情報を使う
自動同期されない場合は、Claude Codeに「認証ファイルを作成して」と頼む
2. Discord Botの設定
Discord Developer PortalでBotを作成
「Privileged Gateway Intents」で以下を全てONにする:
PRESENCE INTENT
SERVER MEMBERS INTENT
MESSAGE CONTENT INTENT(これが特に重要)
Bot Tokenは一度しか表示されないのでメモしておく
3. ペアリング承認
最初のメッセージでペアリングコードが返ってくる
そのコードを使って自分のアカウントを承認する
4. サーバーのチャンネルで使う場合
サーバーIDを取得して設定に追加する
Discordの開発者モードをONにして、サーバーアイコンを右クリックでIDをコピー
作成されるファイル・ディレクトリ
セットアップが完了すると、ホームフォルダに以下のファイルとフォルダが作成されます
設定ファイル
メインの設定ファイル(Clawdbotの動作設定)
OAuth認証情報(Claudeとの接続に使用)
作業フォルダ
Clawdbotの設定フォルダ
ワークスペース(Clawdbotが作業するフォルダ)
Claude Codeがこれらを自動で作成してくれるので、場所を覚えておく必要はありません。
活用事例
セットアップが完了したら、さっそくいろいろな使い方を試してみました。
Clawdbotは「パソコンでできることは基本的になんでもできる」と思っていいです。
ここからは、実際に試した活用事例を紹介していきます。
活用事例①:マーケットレートの定期レポート
まず試したのが、定期的なレート報告です。
Clawdbotには定期実行(cron)機能があるので、「5分ごとにレートを報告して」とお願いしてみたんです。
ブラウザで最新情報を取得
面白いのが、ClawdbotはAPIだけでなく、ブラウザを使ってWebページから情報を取得できるんです。
最初はドル円だけを報告させていたんですけど、「ビットコインも追加できる?」と聞いたら、すぐに対応してくれました。
為替ページとCoinGeckoを順番に開いて、両方のレートを1つのメッセージにまとめて報告してくれます。
定期レポートの設定
「5分ごとに報告して」と頼んだら、Claude Codeが自動でcronジョブを設定してくれました。
報告間隔は後から変更できるので、テストが終わったら1時間ごとや毎朝9時などに変更する予定です。
APIの無料枠だと更新頻度が低いことが多いんですけど、ブラウザでWebページを直接見に行くので、最新の情報が取得できるのがいいですね。
ドル円とビットコインを同時に監視できるのは、投資をしている身としてはかなり便利です。
活用事例②:Remotionで動画も自動生成
次に試したのが、Remotionを使った動画生成です。
Remotionというのは、Reactで動画を作れるフレームワークです。
UbuntuにRemotionをセットアップしておいて、「ドル円急落について解説する動画を作って」とClawdbotにお願いしてみたんです。
ブラウザで情報収集→動画生成→Discord投稿
Clawdbotはこんな流れで動画を作ってくれました
ブラウザでYahoo!ニュースを開いてドル円急落の情報を収集
その情報をもとにRemotionのコードを自動生成
動画をレンダリング(約20秒で完了)
完成した動画をDiscordに自動投稿
「文字を大きくして」とか「24日の情報も追加して」といった修正も、チャットで指示するだけで対応してくれます。
ClawdbotからRemotionで動画作成の指示もできた。
— earlgrey.⌐◨-◨(アールグレイ) (@earl_grey_y) January 23, 2026
動画を自動投稿してくれるので、ファイルを見に行く手間がなくなりますね。
定期実行と組み合わせえれば可能性が広がりそう。 https://t.co/AY7udVieCY pic.twitter.com/O5fa3zZyrU
動画の内容
実際に作ってもらった動画は、こんな構成でした
タイトル:深夜のドル円急落(速報テロップ風)
タイムライン:何時に何が起きたかを時系列表示
介入観測:三村財務官の発言など
まとめ:3つのポイントで締め
約20秒の動画が、情報収集からDiscord投稿まで含めて数分で完成しました。
これ、ニュース解説動画とか、定期レポート動画とかに使えそうですよね。
活用事例③:Nouns DAO提案の定期監視
Nouns DAOという分散型組織の提案一覧を定期的にチェックして、新しい提案や投票開始が近づいたときに通知してもらう仕組みも作りました。
私はpNouns(Nouns DAOのサブDAO)のメンバーなので、Nouns DAOの提案に投票する機会があります。
でも、提案の投票期間を見逃して投票できなかったことが何度かあったんですよね。
そこで、Clawdbotに定期的にチェックしてもらって、投票を忘れないようにしました。
サイト構造が複雑でも大丈夫
Nouns DAOの提案一覧(https://nouns.wtf/vote)は、JavaScriptで動的にレンダリングされるサイトです。
普通のスクレイピングでは中身を取得できないんですけど、Clawdbotはブラウザを使って実際にページを開くので、問題なく内容を把握できました。
提案番号、タイトル、ステータス(保留中、実行済み、却下など)、投票開始までの時間、全部取得できています。
定期チェックの設定
「6時間ごとにNouns DAOの提案をチェックして、新しい提案があったら教えて」とお願いしたら、cronジョブを設定してくれました。
チェック内容は
新しい提案が追加されていないか
投票開始まで12時間以内の「保留中」提案がないか
該当があれば、Discordに通知が届きます。
ClawdbotでNounsの提案状況を定期的に通知する設定を行いました。
— earlgrey.⌐◨-◨(アールグレイ) (@earl_grey_y) January 24, 2026
これでpNounsのSnapshotにDAO提案上げて、Nounsに投票するながれを忘れずにできそうです。
すごいぞClawdbot!🦞 pic.twitter.com/eJm7nONHCC
状態の記録
前回チェックした時点の情報は、ワークスペースのファイルに自動で記録されます。
最後にチェックした日時、最新の提案番号、保留中の提案リストなどが保存されていて、次回チェック時に「前回から何が変わったか」を判断できるようになっています。
Web3プロジェクトの監視に便利
DAOのガバナンスに参加していると、提案を見逃すと投票できなくなることがあります。
定期的にサイトをチェックしに行くのは面倒なので、こういう監視を自動化できるのはありがたいですね。
Nouns DAO以外にも、同じ仕組みで他のDAOやプロジェクトの監視にも使えそうです。
活用事例④:ObsidianからXポストを自動生成
私はObsidianに日々のメモ、Xのポスト、録音の文字起こしなどを保存しています。
このObsidianの中身を使って、毎朝Xのポストを自動生成してもらう仕組みを作りました。
テーマを指定するだけ
「円安、財政破綻、金利上昇、ハイパーインフレ」というテーマを伝えて、「Obsidianの中の情報だけでXのポストを作って」とお願いしました。
Clawdbotは関連するファイルを検索して、そこから情報を拾い上げてポストを作成してくれます。
外部の情報ではなく、自分が過去に保存したメモや記事をベースにしているので、一貫性のある発信ができます。
毎朝7時半に自動生成
これを毎朝7時半に自動で実行するように設定しました。
Clawdbotが生成したポストの下書きがDiscordに届くので、内容を確認してそのままXに投稿できます。
手動でネタを考える手間が省けるので、継続的な発信がとても楽になりました。
数字は使わないルール
ひとつ工夫したのが、「数字は使わない」というルールです。
Obsidianに保存した情報は古くなっている可能性があるので、具体的な数字を使うと誤った情報を発信してしまうリスクがあります。
代わりに、概念や警告のメッセージを中心にポストを作成するようにしています。
自分の知識ベースがコンテンツになる
普段からObsidianにメモを取っておくと、それがそのままコンテンツの素材になります。
インプットをアウトプットに変換する仕組みとして、かなり効率的だと思います。
活用事例⑤:画像生成もDiscord経由で
画像生成までDiscord経由でできるのには驚きました。
私のPCにはNano Banana(Geminiベースの画像生成API)を使ったアプリがあるんですけど、Clawdbotからこのアプリを操作できるようにしました。
画像+テキストで新しい画像を生成
たとえば、3Dキャラクターの画像をDiscordに添付して「この画像に背景を追加して。バイブコーディングを教える授業風景にして」とお願いしました。
Clawdbotは以下の流れで処理してくれました
Discordに添付した画像をダウンロード
適切なプロンプトを自動生成
Nano Banana APIで画像を生成
生成された画像をDiscordに投稿
実際に、白背景のキャラクター画像が、教室で生徒に教えている風景に変わりました。
ホワイトボードには「Vibe Coding」と書かれていて、生徒たちがノートPCを開いている、そんな画像が数十秒で生成されました。
Clawdbot ✕ DiscordでNanobananaを使った画像生成→表示もできますね。
— earlgrey.⌐◨-◨(アールグレイ) (@earl_grey_y) January 23, 2026
手元の技術がClawdbotに集約されていくとともに、新しい可能性を感じる朝にワクワクしています。 https://t.co/ztJqcyJZtJ pic.twitter.com/j0tlGU9Csz
確認も修正もDiscordで完結
生成された画像はDiscordに直接送られてくるので、その場で確認できます。
「もう少し明るくして」とか「生徒を増やして」といった修正も、チャットで指示するだけ。
PCの画面を切り替えることなく、スマホからでも画像生成を指示して確認できるのは便利ですね。
保存先は自動管理
生成された画像は、指定したフォルダに自動で保存されます。
後からまとめて使いたいときも、整理された状態でアクセスできます。
活用事例⑥:ComfyUIワークフローで本格的な画像・動画生成
ローカルで動く画像・動画生成ツール「ComfyUI」との連携もできるようになりました。
ComfyUIはノードベースのUIで、複雑なAI画像生成パイプラインを組めるツールです。
普段はブラウザのUIで操作するんですけど、ClawdbotからAPIを通じてワークフローを直接実行できます。
ワークフローを解析してCLIスクリプトを自動生成
「このワークフローを解析して」とお願いすると、Clawdbotがワークフローの構造を読み取って、コマンドラインから実行できるスクリプトを自動で作ってくれました。
たとえば、Qwen-Image 2512という高品質な画像生成モデルのワークフローを解析させたら、ワークフローを構成する各部品の種類、設定値、つながり方がすべて把握できます。
Clawdbotはこの解析結果をもとに、ワークフローと完全に同じ構造を再現する実行スクリプトを自動で生成してくれました。
あとは「光沢のある蝶の羽を生成して」とDiscordで頼むだけで、このスクリプトが自動実行されて画像が生成されます。
ComfyUIのワークフローをそのまま実行
重要なのは、元のワークフローの構造をそのまま使っている点です。
ワークフローの処理の流れはこうなっています
テキストの理解:入力したプロンプトをAIが理解できる形に変換
画像の生成:理解した内容をもとに画像を少しずつ生成
仕上げ処理:生成された画像を見やすい形に変換して保存
これらの処理順序や設定値は、ComfyUIで作ったワークフローと完全に同じです。
つまり、ComfyUIのブラウザ画面で「実行」ボタンを押すのと同じ処理が、Discordのチャットから実行できるようになったわけです。
ブラウザを開かなくても、同じ品質の画像が生成されます。
画像生成(Text-to-Image)
「光沢のある美しい蝶の羽を生成して」とDiscordで頼んだら、Clawdbotがプロンプトを考えて画像を生成してくれました。
モルフォ蝶の羽が虹色に輝く、超マクロ撮影風の美しい画像が生成されました。
ClawdbotにComfyUIのワークフローを使わせることができますね。
— earlgrey.⌐◨-◨(アールグレイ) (@earl_grey_y) January 24, 2026
ローカルで画像生成してDiscordにアップすることができます。 https://t.co/6HJ63vaI0R pic.twitter.com/keRn0VAVMe
ブラウザを開かずに生成・確認
ComfyUIのWebUIを開かなくても、DiscordのチャットだけでAI画像・動画生成の指示から確認まで完結します。
スマホからでも「こういう画像作って」と頼めば、数分後には生成された画像がDiscordに届きます。
これはかなり便利ですね。
便利な機能の紹介
活用事例を試していく中で、Clawdbotの便利な機能もいくつか発見しました。
メモリ機能:セッション間でも文脈を保持
Clawdbotを使っていて気になったのが、長い会話をしているとセッションがリセットされることです。
AIには「コンテキストウィンドウ」という制限があって、一定量を超えると古い会話が圧縮されます。
すると、さっきまで話していた内容を忘れてしまうんですよね。
自動メモリフラッシュ
Clawdbotには「自動メモリフラッシュ」という機能があります。
セッションが圧縮される直前に、Clawdbotが自動的に「重要なことをファイルに書いておこう」と判断してくれるんです。
これはデフォルトで有効になっているので、特に設定は不要です。
ワークスペースのメモリファイル
Clawdbotのメモリは、ワークスペース(作業フォルダ)にあるテキストファイルに保存されます。
日々のログを記録するファイルと、長期記憶用のファイルがあります。
この仕組みのいいところは、普通のテキストファイルなので自分でも読めるし、編集もできることです。
セッションメモリ検索(実験的機能)
さらに、過去のセッション履歴も検索対象にできます。
「セッションメモリ検索を有効にして」とClawdbotにお願いすると、設定を自動で追加してくれます。
これを有効にすると、Clawdbotが過去の会話から関連する情報を検索して、文脈を思い出してくれます。
「前に話したあのこと、覚えてる?」と聞いても、ちゃんと答えてくれるようになります。
重要なことは明示的に記録
とはいえ、完璧ではありません。
本当に大事なことは「これ覚えておいて」と明示的に伝えるのがベストです。
Clawdbotは言われた内容をメモリファイルに書き込んでくれます。
PC再起動後も自動で起動する設定
Clawdbotをセットアップすると、PCを再起動しても自動的に起動するように設定されます。
これはとても重要なポイントです。
systemdサービスとして動作
Clawdbotは「systemdサービス」として登録されます。
Linuxのサービス管理の仕組みを使って、バックグラウンドで常に動作し続けます。
セットアップ時に「デーモンをインストールしますか?」と聞かれたら「はい」と答えておけば、この設定が自動で行われます。
ログインしなくても起動する
さらに便利なのが、「Linger」という設定です。
通常、ユーザーサービスはログインしないと起動しません。
でもLinger設定を有効にすると、PCの電源を入れた瞬間から、ログインしなくてもClawdbotが起動します。
つまり、サーバーとして24時間稼働させたい場合でも、毎回ログインする必要がないんです。
確認方法
正しく設定されているか確認したい場合は、Claude Codeに「Clawdbotの自動起動設定を確認して」と頼めば教えてくれます。
以下の2つが確認できれば完璧です。
systemdサービス: enabled(有効)
Linger設定: yes(ログイン不要で起動)
この設定があるおかげで、PCを再起動してもDiscordですぐにClawdbotを呼び出せます。
サーバー用途で使う場合は特に安心ですね。
Discordで使えるスラッシュコマンド
ClawdbotにはDiscord上で使えるスラッシュコマンドがたくさんあります。
普通のメッセージと同じように、コマンドを送信するだけで設定を変更したり、状態を確認したりできます。
基本コマンド
/help - ヘルプ表示
/commands - コマンド一覧
/status - 現在の状態・使用量を確認
/whoami - 自分のIDを確認
セッション管理
/new または /reset - 新しいセッションを開始(会話をリセット)
/stop - 実行中の処理を停止
/compact - コンテキストを圧縮(長い会話のトークン節約に)
思考レベルの調整
AIの思考の深さを調整できます。複雑なタスクには高めの設定が有効です。
/think off - 思考なし
/think minimal - 最小限
/think low - 低め
/think medium - 中程度
/think high - 高め(複雑なタスク向け)
/think xhigh - 最高(とても複雑なタスク向け)
思考の内容を表示したい場合
/reasoning on - 思考内容を別メッセージで表示
/reasoning off - 表示しない
/reasoning stream - ストリーム表示(Telegram限定)
モデル選択
/model - モデル選択メニューを表示
/model list - 利用可能なモデル一覧
/model <名前> - 指定したモデルに切り替え
その他の設定
/verbose on|full|off - 詳細な出力を表示
/elevated on|off|ask|full - 権限昇格の設定
/usage off|tokens|full|cost - 使用量の表示設定
/skill <名前> - 特定のスキルを実行
コマンドの使い方のコツ
コマンドだけを送信すると、その設定がセッション中ずっと保持されます。
一方、メッセージと一緒に送信すると、そのメッセージだけに適用される一時的な指示になります。
例えば
/think high だけ送信 → 以降ずっと高い思考レベル
/think high この問題を解いて → この問題だけ高い思考レベル
状況に応じて使い分けると便利ですね。
まとめ
Clawdbotのセットアップは、OAuth認証とDiscord Botの設定で少し苦労しました。
特にOAuth認証の同期がうまくいかなかったときは、結構時間がかかりましたね。
でも、手順をメモにまとめておいたおかげで、2台目のセットアップはとてもスムーズでした。
Claude Codeにメモを渡すだけで、ほぼ自動でセットアップしてくれたんです。
バイブコーディングで苦労した経験をメモにまとめておくと、次に同じことをするときに本当に楽になりますね。
Clawdbotに興味がある方は、ぜひ試してみてくださいね。


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