風俗接待受けた容疑の東大大学院教授 皮膚科の専門家、複数の受賞歴
東京大学大学院の教授が、共同研究相手の一般社団法人の代表から接待を受けたとして24日、警視庁に収賄容疑で逮捕された。皮膚科の専門家などとして複数の受賞歴があり、学内外で評価されていた。
逮捕されたのは、東大大学院医学系研究科教授の佐藤伸一容疑者(62)。捜査関係者によると、共同研究内容の選定や実施で便宜を図った謝礼などの趣旨で、一般社団法人「日本化粧品協会」(文京区)の代表理事の男(52)から2023年3月~24年8月、都内の高級クラブやソープランドで約30回にわたり、計約180万円の接待を受けた疑いがもたれている。
東大のホームページなどによると、佐藤容疑者は1989年に東大医学部を卒業後、同部皮膚科助手になった。
94年に医学博士を取得し、米・デューク大への留学や金沢大大学院助教授などを経て、2004年に長崎大大学院で教授になり、09年に東大大学院教授に就任した。
指定難病の治験で有効性を証明したとして、21年度の東大病院長賞を受賞するなど、学内外で評価されていた。
ホームページにはほかにも、複数の学会に所属していることや、複数の受賞歴も記されていた。