【英検®2級】時間配分と解く順番で合格を狙う!攻略のコツを解説
2025/10/29
「ライティングが書き切れなかった」「長文に時間をかけすぎて時間切れになった」 英検を受験した人のなかで、このような経験をした人も少なくありません。
英検®2級の一次試験の時間は、筆記テスト85分、リスニング約25分です。
なかでも筆記テストは限られた時間内に多くの問題を解く必要があるため、しっかりと時間配分を考えながら解き進める必要があります。
そこで本記事では、英検®2級の一次試験に合格するための理想の時間配分と解く順番を解説します。 本番で落ち着いて実力を発揮できるように、ぜひ参考にしてみてください。
英検®2級・一次試験の内容
本題に入る前に、まず英検®2級の一次試験の内容を把握しておきましょう。
一次試験は、以下の内容で構成されています。
リスニングは音声に沿って進むため、時間配分に配慮が必要になるのは筆記テストのみです。筆記の試験内容と問題数は以下のとおりです。
測定技能 | 問題形式 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句空所補充 | 空所に適切な語句を補う | 17問 |
長文の語句空所補充 | 空所に適切な語句を補う | 6問 | |
長文の内容一致選択 | 文章の内容に関する設問に応える | 8問 | |
ライティング | 英文要約 | 英文の内容を要約する | 1問 |
英作文 | 指定されたトピックに関する意見を英文で述べる | 1問 |
英検®のスコアの仕組みと合格点
一次試験のスコアは、リーディング・ライティング・リスニングの3技能それぞれが650点満点で構成されています。 下記のとおり技能ごとに問題数が異なるため、1問あたりのスコアへの影響度も異なります。
測定技能 | 問題数 | 配点 |
|---|---|---|
リーディング | 31問 | 650点 |
ライティング | 2問 | 650点 |
リスニング | 30問 | 650点 |
英検®のスコアは、受験者全体の結果をもとに統計的に評価されます。
公式では、具体的な「合格に必要な正答数」は公表されていませんが、過去の傾向では一次試験でおおむね6割の正答率が合格ラインとされています。
各技能で偏りなく6割程度の正答を安定して取るためにも、時間配分を工夫して実力を十分に発揮できるようにしましょう。
参考:英検CSEスコアでの合否判定方法について|日本英語検定協会
英検®2級|時間配分の目安
先述した通り、自分で時間配分を選べるのは筆記試験のみです。この筆記試験で、自分のレベルに応じた適切な時間配分をすることが合格するための鍵となります。
時間配分の考え方
筆記試験では、リーディングとライティングの計33問を85分で解く必要があります。単純に割ると、1問当たりに使える時間はおよそ2分半です。
しかし、リーディングの31問もライティングの2問も同じ650点の配点が与えられるため、ライティングは2問でも十分な時間を確保することが重要です。
リーディングをスピーディーに解いて、ライティングにしっかり時間を確保しましょう。
理想の時間配分
英検®2級の理想の時間配分の目安はリーディング50分、ライティング35分です。
パートごとの時間配分の目安は以下のとおりです。
問題形式 | 時間配分 | |
|---|---|---|
リーディング | 短文の語句空所補充 | 10分 |
リーディング | 長文の語句空所補充 | 18分 |
リーディング | 長文の内容一致選択 | 22分 |
ライティング | 英文要約 | 15分 |
ライティング | 英作文 | 20分 |
ライティングで十分に時間を確保するためにも、リーディングの3パートを効率よく解くことが大切です。
得意・不得意なパートは人それぞれあるので、演習問題を繰り返して自分に合った時間配分をみつけましょう。
英検®2級|おすすめの解く順番
実は、英検®2級では「どの順番で解くか」も得点に大きく影響します。特に、ライティングを解く順番を工夫するだけで、点数が大きく伸びることもあります。
英検2級の筆記テストを解くおすすめの順番は、大きく分けて2つです。それぞれ見ていきましょう。
1. ライティングを先に終わらせる
ライティングを先に終わらせて、残りの時間でリーディングを処理する方法です。
時間に余裕がある段階でライティングに着手できるため、集中力を保ちやすいというメリットがあります。
ライティングを先に終わらせる場合の解く順番は、以下の通りです。
英文要約
英作文
短文の語句空所補充
長文の語句空所補充
長文の内容一致選択
2. ライティングを先読みしてから、順番通りに解く
リーディングから解くパターンでも、ライティングの設問を先読みしておくことがおすすめです。
なぜなら、リーディングを解き進めながらライティングに使えそうな単語や表現をピックアップできるからです。 事前にライティングのテーマを読んで、大まかな構成を考えておくと、質の高い文章を書き上げられます。
ライティングのテーマを先読み&構成イメージ
短文の語句空所補充
長文の語句空所補充
長文の内容一致選択
英文要約
英作文
自分に合った時間配分・解く順番を見つける方法
理想的な時間配分や解く順番は、人それぞれ異なります。下記のステップで実際に問題を解きながら、本番に向けて対策しましょう。
演習や過去問で現状を把握する
時間を計りながら問題を解いて、現状のペースと弱点を可視化しましょう。
時間配分と解く順番を見直す
苦手なほうから先に解いたり、得意なパートを早く解いたりしながら最適な順番をみつけましょう。
本番同様の制限時間で6割の正答を目指す
制限時間内で解く練習を繰り返すと、苦手な問題をスキップする判断力も鍛えられます。取れる問題を確実に得点することが、英検®合格のポイントです。
本番でも落ち着いて実力を発揮できるよう、日ごろから時間を意識して演習問題を解きましょう。
英検®2級|時間管理のコツ
英検®2級合格に近づくための時間管理のコツを2つご紹介します。
ライティングの時間管理を自分の中でルール化する
ライティングに十分な時間を確保するため、時間管理をルール化しておくと試験中にも迷わずに進めることができます。
解く順番によって、自分の中で下記のようにルールを決めておきましょう。
たとえリーディングが満点でも、ライティングに手がつけられないと、合格は難しくなります。リーディングとライティングの両方で、バランスよく6割以上の得点を目指しましょう。
分からない問題はスキップする
理想の時間配分通りに問題を解くためには、分からない問題に見切りをつける勇気を持つことが重要です。
特に大問1(文法・語彙問題)は、問われている単語を知らなければ正答するのが難しいことが多いため、分からない場合は潔く勘でマークして先に進みましょう。
また、時間に余裕があるときに見直しできるよう、チェックマークなどで印をつけておくのも効果的です。
英検®2級|パートごとの解答時間を短縮するためのポイント
リーディングパートの3つのパートとライティングで解答時間を短縮するポイントを4つご紹介します。
パート | 対策 |
|---|---|
短文の語句空所補充 | 単語と熟語を重点的に鍛える |
長文の語句空所補充 | 接続表現に着目する |
長文の内容一致選択 | 設問を先に確認する |
ライティング | 構成や表現のテンプレートを作る |
1. 「短文の空所補充」は単語と熟語を重点的に鍛える
短文の穴埋め問題の攻略には、語彙力の強化が効果的です。
文法知識も必要ですが、より多くの単語や熟語を知っていると即答できるため、時間短縮につながります。
過去の傾向では、毎回単語10問/熟語7問の構成で出題で出題されています。
単語はもちろん、「look after(世話をする)」や「take part in(参加する)」のような2語以上の熟語表現も重点的に対策しておきましょう。
2. 「長文の空所補充」は“接続表現”に着目する
接続表現とは、論理展開を表す語句のことです。例えば、以下のようなもの。
長文の空所に入る語句を判断するには、文脈を読み解く力が試されます。文脈を理解するには文と文のつながりを把握することが重要です。
さらに、it, they などの代名詞が何を指しているか理解しながら長文を読む練習をしましょう。
3. 「長文の内容一致選択」は設問を先に確認する
限られた時間で効率よく解答するために、設問を先に読んでおくことが重要です。
「何を問われているか」を把握してから本文を読むと、必要な情報を効率よく探せます。 このパートで出題される英文のパターンは、以下の2種類です。
英文のボリュームが多く、難易度が高いため十分な対策が必要です。
以下のようなポイントを意識しながら解いていきましょう。
4. 「ライティング」は構成や表現のテンプレートを考えておく
英文を書く前に構成を整理すると、まとまった文章が書けるだけでなく、書き上がるまでのスピードも早くなります。理由1・理由2など、テーマを決めてから書き始める練習をしておきましょう。
【ライティングに役立つテンプレート表現】
ノートにライティング用の重要表現をまとめて、いつでも見返せるように対策しておきましょう。
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まとめ
英検®2級の筆記テストの制限時間は、リーディングとライティング合わせて85分です。限られた時間内で攻略するために、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
時間配分の目安:リーディング50分/ライティング35分
リーディングの時間をできる限り節約する意識を持つ
ライティング先に解くなど、自分に合った解く順番をみつけておく
本番で落ち着いて実力を発揮できるように、ぜひ参考にしてみてください。
全体で6割以上の得点を目指し、英検®2級の合格を勝ち取りましょう。