落第騎士の英雄譚 意識低い系風味   作:一般落第騎士

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第七話

 

 剣の重さ、という概念がある。

 

 物理的なものではない。各人が背負う、勝利を目指す理由。勝負に懸ける思いの強さ。当人に託された願いの多さ。そういったものを指す言葉だ。

 

 "己のためだけに戦っているあなたの剣は軽い"とか。

 

 ”お前とは背負っているものの重さが違う”とか。

 

 いわゆるそういう言葉に表される物だ。

 

 勝利に懸ける思い。当人の真剣さ、高潔さ。

 それらを重要視する風潮は遥か昔から魔導騎士全体、ひいては破軍学園内にも存在しており......甘木悠の《七星剣王》戴冠後、その風潮はむしろ()()()()傾向にあった。

 

 甘木悠に対し、精神的修養の不足を非難する言説が出るようになったのだ。

 

『魔導騎士は強さだけにて立つものに非ず。その姿にて民を鼓舞する者なり』

『"理想"の欠如―――七星剣武祭関係者が語る、中身の無い刀の軽さ』

『いくら強くても、ワシは彼の試合を面白くないと思うよ』

 

 そう言った批判が学園内、マスメディアの一部で流れる事もあった。

 

 《七星剣王》に上り詰めた男に対して、あまりにも異例の対応。

 皮肉にも、甘木悠という怪物的才能を前にして、人々は『強さ以外の価値』を求め始めたのだ。

 

 ……彼が《七星剣王》として『特別招集』――有力な学生騎士に与えられる実戦任務――に出始めると、マスメディアにおける批判はピタリとなりを潜めた。どんな形であろうと、国防に貢献している者を揶揄する事は読者の反発を招く、と記者たちが考え始めた事が一つ。そして、()()()()から圧力がかかったことがもう一つの理由だ。

 

 彼を批判したコメンテーターや識者は全員業界から姿を消した。

 

 代わりに、彼の家庭環境が取り沙汰されるようになった。

 

 名門でもなく、武家の産まれでもなく、家族や親戚に伐刀者もいない。

 正真正銘の一般家庭出身の生徒が、身一つで学生の頂点に立ったという分かりやすい立身出世。

 

 『寒門出の庶民の成り上がりサクセスストーリー』は多大なる脚色と共に放送され、甘木悠に対する世間の印象はあっという間に塗り替えられた。

 

 些細な話だが、()()のお陰でマスコミの取材はしごく穏当な物であり、甘木は家族から『お母さん初めてテレビ映っちゃった(笑)』というLINE(ライン)と、ついでにお褒めの言葉を貰った。

 

 

 ……マスメディアによるポジティブキャンペーンによって、世間の評判は回復した。

 

 しかし。

 破軍学園、および魔導騎士界隈においては、その限りではない。

 精神的強さや騎士道を重んじる風潮は未だ根強く残っている。

 

 認められない。認められる訳が無い。

 

 道場に通っていたことも、授業以外で剣を振ったことも無い。選抜戦前はゲームをしていた。

 そんな男が、幼いころから道場で修業し、血豆が出来るまで剣を振り、明けても暮れても剣の事だけを考えてきた自分たちを優に上回る。

 

 そんな事が許されていい訳が無い。

 

 せめて、何か、言い訳が―――理由が欲しい。

 

 彼が頂点に立つというなら、それに足る何かを自分たちに見せてほしい。

 

 何か理由があるはずだ。

 極めつくした術理の技や、人智を超えた伐刀絶技でも、未知の異能でもいい。

 

 何か計り知れない技術や論理があって、彼なりの苦悩やドラマがあって、だから彼は七星の頂点に立つ事が出来たのだ。

 

 そうでなければならない。きっと何か理由がある。

 

 

 そうでなければ、()()()()()()()()()()()()。 

 

 

 ―――結局、彼の才能に一切の理由は見つからず。

 

 彼が「就職に有利になると思った」というだけの動機で七星剣王になったという事が新聞部の取材で判明し、それが決定的な契機となった。

 

 『心の強さ』を重要視する精神論が伐刀者の間で流行し、《天譴》甘木悠は、殆どの生徒たちにとって一種のタブーとなった。

 

 

 ……《雷切》東堂刀華の敗北により、この風潮が()()()()()()のはまた別の話。

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 誰も得しない弟子入り話から逃げ出した後。

 

「あ、先輩~。すいませんっす、お話し中に……。ちょっと、こっちも急ぎっぽかったんで」 

 

 呼ばれた方向に走っていくと、桃井が校門前で所在なさげに立っていた。

 非常に助かった。出来た後輩(後輩ではない)だ。桃井と移動教室でたまたま会うとき、周りの同級生から変な目で見られるんだよな。『こいつらどういう関係?』みたいな。

 

「た、助かったよ桃井……。何を隠そう、俺は断るという行為が凄く苦手なんだ。嫌だな~と思っていてもクラスの打ち上げとか誘われたら断れないし、その割にあんまり盛り上がれず隅に行くタイプで」

「意外でもなんでもねぇカミングアウトっすね……。先輩の悲しい過去は置いておいて、ちょっと気を付けた方がいいかもっすよ。なんか、結構お偉いさんっぽい雰囲気でしたっす」

「ええ……?」

 

 桃井に促されて校門の方を見ると、そこには大きな黒い車が待機していた。

 スモークガラスの中は見通せず、ドア横には黒いサングラスをかけた男たちが数名立っている。

 

 え。

 

 なにこれ?

 

「ヤバいっすよ。先輩、今度はなにしたんすか……?」

「知らね知らね知らね……え、前にヴァーミリオン殿下から怒られたのってまだ後引いてるのかな……」

 

 あからさまに高級車なのだ。

 デカいし長い。なんだこれ、リムジンってやつか……?

 

「失礼します。《七星剣王》、甘木悠さまでいらっしゃいますか?」

「ヒョッ」

「……あの……?」

 

 校門前でうだうだやり取りしていると、黒スーツに黒サングラスを付けた細身の男からそう声を掛けられる。怖すぎ。

 

「あ、はいはい!! この人が七星剣王っす!!」

「ピ」

 

 ビビって固まっていると、横から桃井がぐいぐいと俺を押し出してくる。桃井、お前……!! 俺を売るのか!?

 

「《天譴》甘木悠さまですね。ご足労ありがとうございます」

「先輩……裁判の時はちゃんと私が証言するっすからね……!」

「早速ですが、甘木悠さまにお会いしていただきたい御方がいます。用意したお車へどうぞ。学園の許可は取っておりますので、後ほどこちらの書類をご確認ください。……裁判?」

「えっえっえっ」

 

 や……ヤバい……!!

 皇族への侮辱罪でブタ箱にぶち込まれる……!!

 

 俺は国家権力に弱いタイプの七星剣王……! 俺を倒したいなら剣術よりも法律を学んだ方が効率が良いと評判!! 有罪判決は俺の社会的信用に致命的ダメージ!!

 

「…………」

 

 き、斬るか……?

 

  いや、何の解決にもならないのは分かっているが、今はとにかく嫌な事から逃げ出したい……!!

 

「ちょちょちょちょちょ先輩先輩今視線で斬ろうとしたっすよねバカバカバカバカ」

 

 俺の視線が数度リムジンを往復したあたりで、桃井が慌てて俺の肩を掴む。

 クソッ、バレた……! リムジンが原因不明の故障で真っ二つになれば延期できると思ったのに……!

 

「桃井……頼む、見逃してくれ……!」

「いやいやいやいや、大丈夫っす!! 裁判じゃ無いです!! この人たちは政府の役人さんですから! 先輩に会いたい人ってのは現職の総理大臣、()()()()で、内容も単なる仕事の依頼っすよ!!!」

 

 懇願するような眼を向ける俺に対し、桃井は俺以上に焦ったような顔でそう言った。

 

 あ、なんだ。

 

 ピタリと動きを止める。

 単に仕事、というか『特別招集』の話?

 焦って損したわ。

 

 学生騎士の中でも一部の優秀な生徒は、『特別招集』という形で実戦に出る事がある。国防って大変だねという奴で、俺も何度かやったことがある。結構簡単。

 政府……というか、総理から話が来るのは初めてだが、まあそういう事もあるのだろう。

 

「というか、おい……! それが最初から分かってるなら脅かすような事言うなよ……!!」

「パニくってリムジン斬ろうとすると知ってたらやらなかったっすよ……!! マジで肝が冷えたんですからね……!? ……え、というか、ま、まだ斬れてないっすよね……?」

「……動かさなければくっつくから……」

「バカ!!」

 

 ま、まだそんなに斬ってないから……。一分くらい放置すれば切断面も癒着するから……。

 

 ああ、子供の頃の思い出が蘇ってくる。小学生の頃、俺は物をよく壊す子供だった。移動教室で音楽室(プレハブ小屋)に行った時もそうだ。合唱しながら何となしに踵で壁を軽く蹴っていると、プレハブ故に脆かったのか、踵が貫通して壁に穴が開いてしまったのだ。

 

 幸いな事に、最後列での出来事は誰にもバレなかった。俺はそれを言い出せず、内心びくびくしながら音楽室を後にした。のちのち、誰がやったか帰りの会で先生が皆に聞いた時も、じっと下を向いて言い出せずにいたものだ。

 

 あの頃から、俺は自分の失敗を他人に言い出せず、誤魔化すためなら何でもする子供だった。カスや……。

 

「……この車、VIP送迎用の超硬防弾車っすよ……?」

「た、高いのか……申し訳ない、車検費と修理費、あと慰謝料はちゃんとローンを組んででも払います……」

「いや、高いとかじゃなくて……そんな簡単に斬れるもんじゃないんすけどね……。 Bランク伐刀者の全力にも耐える素材で出来てるはずなんですけど」

 

 俺の阿呆め。

 よく考えれば、もし本当に裁判だったとしても、ここで一日二日延期したところでどうなる物でも無かっただろうに。むしろ『反抗の意志あり』とみなされ、心証がいたずらに悪化するだけだった。

 

 慌てるとろくなことをしない、というのはつくづく俺の悪癖であると思い知らされる。

 早くまともな人間になりたい……。

 

「ごめんなさい……」

「……いや……もうここまでくると、曲がりなりにも裁判に出頭する気はあったってだけで褒められるレベルな気が……いや、いやいや。そう、ダメっすよ先輩!! 無闇に物を斬ったらダメっす!!」

「はい……反省します……黒服の方も、申し訳ありませんでした……」

 

 桃井に叱られ、当惑している様子の黒服の方々にも深く頭を下げる。ただ単に仕事の話を持ってきた彼らの立場から見れば、俺はいきなり慌て出してなんかリムジンを斬りかけた、とんでもない危険人物だ。カス……。

 

「い、いえいえ……!! とんでもございません!!こちらこそ言葉が足りず、《七星剣王》様を不審がらせるような真似をしてしまい申し訳ありません……!! どうかお気を悪くされず……。ど、どうでしょうか……? ご足労、いただけますか……?」

 

「(これ彼らがマジで人間出来てるだけっすからね、普通はブチ切れてるっすからね。先輩は自分の強さが衰えた後の人生もちゃんと考えなきゃダメっすからね)」

 

「……も、もちろんです!! 騎士としての責務を全うさせてください!!」

 

 背後の桃井にそう注意を受けながら、俺は冷や汗を流しつつあらんばかりの大声で返事したのだった。

 うおおおおおおお!!! 仕事をして国防にたくさん貢献するぞ!!!!!!!

 

 騎士として! 騎士として! 騎士として! (素振り)

 騎士道とは何なのかを未だによく理解していないが、真似事だけでもがんばるぞ!!

 

 

 

 

 

 

 と、思ったのだが。

 なんか予想と違ったかもしれん。

 

「ククク……貴様が『神の怒り(ロッズ・フロム・ゴッド)』か……。だが心しておけよ、我が魔眼が見通すは、光さえ届かぬ深淵なる闇。天を冠する貴様では決して分からぬ、暗き者どもの世界という物があるのだ……」

「はい……?」

「お嬢様は『凄い騎士らしいけど、わたしも負けてないんだからね!』と仰せです」

「ああ、そういう……最初からそう言えばいいのに」

諧謔(かいぎゃく)を解さぬ者!! (いじわる言うな!!)」

 

 眼帯をした中学生くらいの少女と、彼女に付き従う首輪をつけたメイド。

 

「ギャギャギャ!!」

「フン……」

 

 テーブルに足を乗せて笑う厚着の女に、腕組みをして動かない着物男。

 

「う~ん……スタイルは普通、中肉中背だねー……。ねえねえ、筋トレとかしてるの?」

「したことないです……」

「へー、じゃあこの筋肉は天然物かぁ……。でも別に、常識の範疇って感じー。心も身体も凡だし、じゃあなんで強いんだろー?」

 

 べたべたと身体を触ってきたかと思うと、急に酷い事を言って去っていく女。

 上半身裸にエプロンというすごい恰好をしているため、俺からは何も言う事が出来ない。体触られて嬉しかったし。だから俺はいつになれば思春期を卒業できるんだよって。

 

「へ~……ちょっと意外。甘木くんの強さって、肉体(フィジカル)由来じゃないんだね」

「フフ……もしくは、あのサラ・ブラッドリリーでさえ見通せぬ何かがある、とか……?」

 

 制服を着た普通の少年。

 そしてこいつが特に凄い、仮面をかぶったピエロ服の人形。

 

 リムジンに乗り込み、どこかの高級ホテルの会議室らしき場所に連れて来られた俺。

 部屋のドアを開けると、待っていたのは上記の通りの奇人変人たちであった。

 

 何これ?

 

 全員言動が妙というか、嫌にキャラが立っているというか……。なんで俺をこんなおかしな(直球)奴らの中に放り込んだんですか? 総理大臣、どこにもいないし。

 

「アッ、ッス……」

 

 よくわからなかったので、俺はとりあえずぺこりと一礼をして近くの席に座り、手持ち無沙汰なのでスマホを弄り始めた。たぶん合同任務のメンバーとかなのだろう。

 

 よくもまあこんな色物ばかり集めたものだ。帰りたい。強烈なキャラをしている彼らとコミュニケーションが取れる気がしない。

 

「…………」

 

 だ、誰も話さない……。というか、何か見られてる気がする。

 やめろやめろやめろ!! 俺を見るな!! 周りでワイワイされると寂しくなるから黙っているのは良い、だけど俺を見て黙るのは止めろ!!

 

「エッ、アッ……何か、自己紹介とかもう皆でしてた感じですか?」

「ププッ、アッハハハッ!! 笑わせないでくださいよ《七星剣王》さん。僕たちがそんな仲良しこよしに見えますか?」

「アッ、っすよね~……」

 

 絞り出した言葉はピエロ服に笑われ、俺は小さくなって椅子に座りなおした。なんだこのピエロ野郎がよ……。

 

 するかもしれねーだろうが自己紹介をよぉ!!! じゃあお前は一目見てその集団の仲良し度が測れるんけ!? 眼球スカウターか!? おい!!

 

 と口に出せる訳も無いので、ワイヤレスイヤホンを取り出し『僕は一人で動画を楽しんでますよ』と周囲に念じながらYoutubeを見る事にした。俺は他の『特別招集』でもこういう事をよくやる。他学園に知り合いが一人も居ないからだ。

 

 月影総理、お願いです。早く来てください。

 

 

 

「……すみません、会議が長引いて遅くなってしまいました。おや……?」

 

 十数分後。オモ〇ロチャンネルの新動画を見ていると、扉が開いて壮年の男性が現れた。

 

 中年太りなど微塵も感じさせないよく鍛えられた肉体に、スクエア型の眼鏡。月影総理だ。

 彼は軽く頭を下げた後、不思議そうに俺と背後の色物ズを見回してこう言った。

 

「暁学園の皆様、お揃いだったのですね。今日は甘木さんだけをお呼びしたはずだったのですが」

「おや!!! おやおやあらまあ、そうだったのですか? てっきり全員集合だと思って皆様に連絡してしまいました。申し訳ありません、僕の勘違いで……」

(あやま)つは愚かなる道化……(このおっちょこちょい!)」

「ギャギャギャ! 別に構いやしねえよ、《七星剣王》に興味があったから来たんだ。どうでも良かったらブッチしてたっつーの!!」

「フン……」

 

 眼帯の少女が怒り、厚着の女がそう言って嗤う。着物の男は些事とばかりに鼻を鳴らす。

 

 こいつら何が許せないって、俺が動画見始めた後、暫くしたらそれぞれで結構喋っていやがった。仲良いやんけ。既に人間関係が出来上がっている所に俺を放り込まないでください。

 

「……そうですか。間違いなら、仕方ありませんね」

 

 笑顔でそう言った月影総理は、そのまま俺の方を見る。

 やば。俺も慌ててワイヤレスイヤホンを外し、椅子から立ち上がって彼の方へ向き直る。

 

「……《天譴》甘木悠さん」

「はい!」

「初めまして。総理大臣の月影獏牙です」

「初めまして!! 今代《七星剣王》の甘木悠です!」

 

 良いですよ。俺は元気が良いですよ。

 偉い方々へのコミュニケーションというのが良く分からないので、とにかく丁寧にハキハキと話すようにしている。後輩にそうされると嬉しかったから……。

 

「ふふ……。いや失礼。甘木さんの御活躍、私の耳にも沢山届いていますよ。《連盟》の『特別招集』に何度も参加し、その全てで目覚ましい戦績を残しているとか。一対一の戦闘訓練は負けなしと聞きましたよ? 」

「ありがとうございます! 全ては先生方のご指導ご鞭撻のお陰です!!」

「ははは、これも噂通りだ。甘木さんは非常に素直な人柄ですね。《連盟》幹部、破軍学園上層部からの覚えが良いのも頷けます。我々はもう年寄りですからね、元気な若者を見ると嬉しくなってしまうのですよ」

「………、っす!!」

 

 答えに窮した時は曖昧な返事でカバーだ。目上の人の自虐って、否定も肯定も不正解な気がして困る。

 

「……破軍学園では、お友達も多いようですね」

「え、あ……、っす!!」

「そうでもないようですね……」

 

 ゲーム部部員しか友達が居ません。

 総理は一瞬悲しいものを見る顔をした後、咳払いをしてすぐに空気を元に戻した。

 

「こほん―――では。《天譴》甘木悠に、内閣総理大臣として『特別召集』を発令します」

「はい!!」

 

 背筋をピンと伸ばし、未だおぼつか無い敬礼の姿勢を取る。うおお騎士として!(素振り)

 

 

「―――今年度新設される予定の【()()()】。そこへ、特別外部生としての入学を求めます」

「はい!!!」

 

 ......はい?

 

 

 





破軍学園くんの好感度稼ぎが足りなかったので暁学園ルート突入です
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