2日付で警察庁長官官房付へ異動する群馬県警の千代延晃平本部長(51)が1日、県警本部で離任会見を行い、「警察の使命は弱者に寄り添い不正と対決すること。コロナ禍などで不安感が漂う中、警察が愚直に使命を果たすことで安心感の拠り所となってほしい」と語り、約2年の在任期間を振り返った。
組織面での成果として、サイバー対策の強化と外国人総合対策を挙げ、前者について「全国に先駆けた体制整備としてサイバーセンターを設置できた。日本最先端のデジタル県を目指す群馬にふさわしい力量を持った組織に進化していってほしい」と語った。後者についても「共生と取り締まりを一体化させた全国のリーディングケースとなるよう」期待を寄せた。
「豊かな自然と温かい心情」を群馬の印象として挙げた上で、「コロナ禍と重なり県内くまなく回ることはかなわなかったが、心豊かに暮らすということを経験できた」と語った。
後任には慶応大教授の小笠原和美氏(50)が着任する。小笠原氏は平成6年に警察庁採用、福島県警警務部長や警視庁広報課長、北海道警函館方面本部長などを経て、令和4年4月から現職。県内では初の女性本部長となる。