初心者向けにチキンペイント(ChickenPaint)の基本的な使い方を説明します。
今回は初心者編という事で レイヤーを使わないバケツ塗りで簡単な絵を完成させる行程です。
チキンペイントはアプリ等のダウンロードも不要で 誰でも無料でイラストが描けます。
デジタル絵が初めての人も 練習用お絵かき掲示板等で実際に描きながら覚えてみましょう!
チキンペイントは パソコンとスマホ等で 見た目が変わります。
ここではスマホ版の画面での説明です。
PCやタブレット等の幅の広い端末の場合は表示が異なる場合があります。
また現在ARTNET内には旧版と新版の2種類のチキンペイントがあります。
こちらは新版での説明です(見た目が少し違いますが使い方は同じです)
サブウインドウの開閉を覚える
スマホのチキンペイントは、サブウインドウが ジャマで描けません。
まずは上にある[P]を押してサブウインドウを[非表示]にします。
もう1度[P]を押すと[表示]に戻せます。
[T][C][S][M][W][X][B][L]で個別に表示/非表示を切り替える事もできます。
サブウインドウの移動と開閉、ブラシサイズの設定方法
今回は「バケツ塗り」用に 鉛筆をカスタマイズします。
上にある[T][ツール]と[B][ツールオプション]サブウインドウを表示。
サブウインドウは それぞれの上部を押したまま動かす(ドラッグ)で移動。
タップで開閉できます。
ツールの[鉛筆]をタップして選択します。
(初期状態はペンが選択されています)
ツールオプションから「円ハードエッジ」をタップして「円ピクセル」に変更します。
!今回は「バケツ塗り」なので、線を自動でなめらかにしない「円ピクセル」を使います。
同じく「ツールオプション」の「ブラシサイズ」を左にドラッグして「6」にします。
鉛筆や筆の太さは この「ブラシサイズ」で変更できます。
上にある[P]を何度か押して いったん全てのサブウインドウを[非表示]にします。
[M]を押して操作サブウインドウだけを表示します。
絵を描く時にじゃまにならない位置に操作サブウインドウ移動しましょう。
[操作]ので画面を拡大・縮小できます。
(この拡大縮小は投稿した絵には反映されません)
拡大して画面から隠れた部分は、右端と最下部のスクロールバーで 表示位置を動かせます。
線がハミ出したり失敗したら[一手戻す][一手進む]でやりなおせます。
何度もタップすると ある程度は手順を巻き戻せます。
[投稿ボタン]は最後に使います。
キャンバスを指でなぞって絵を描きます。
ハミ出たり 失敗しても 後で直せるから 気にせず描いてみましょう!
キャラクターと背景の境界線は と切れないように、つなげて描きましょう。
と切れた部分があると、あとで色を塗る時にハミ出てしまいます。
↓失敗例
サブウインドウの移動と 拡大縮小のスクロール
【5-1】はみ出した線を消して修正します
上にある[C][カラー]サブウインドウを表示。
[操作][+]で拡大して 描きやすい大きさにします。
消したい部分が見えるようにサブウインドウの位置を移動します。
カラーパレット操作
【5-2】ハミ出した線画を白色(背景色)で修正
[カラー]内をドラッグして色を選べます。
今回は左上から「白色」を選びます。
ハミ出したり、いらない線を下地色(今回は白)で消します。
カラーパレットは、左側の正方形で「明度」と「彩度」
右側の長方形で「色相」を調整して、色を作ります。
塗りつぶしと 戻る/進む
[操作]の[-]で縮小して 絵の全体を表示します。
上にある[T]で[ツール]を表示。
[ツール]から「塗りつぶしバケツ」を選びます。
[カラー]から色を選んだら、絵の色を塗りたい部分をタップします。
線で囲まれた部分が塗りつぶされます。
線が繋がっていない部分があると、色がハミ出てしまいます。
失敗したら[操作]の[一手戻す][一手進む]でやりなおせます。
線画をつなげてから
塗りつぶしましょう。
色スポイトの使い方
これで完成としても良いですが、細かな塗り残しを修正します。
[+]拡大してみると、細かな白い塗り残しが見つかりました。
[ツール][色スポイト]で色を拾って修正します。
[色スポイト]を選択します。
次に「色を拾いたい部分(今回は茶色)をタップ」すると[カラーパレット]に色を拾えます。
あとは[鉛筆]や
「塗りつぶしバケツ」を使い、白い塗り残し部分を 茶色で塗ります。
[色スポイト]で拾った色で
[鉛筆]を使えば、線の先を削って 線に強弱を付けたりも出来ます。
今回の「塗り残し修正」や、線画の白修正など「消したい部分の色で修正する方法」は
レイヤーを使わないイラストでは「消しゴムの代用」になる基本的な修正方法です。
描いた絵の保存方法
投稿ボタンを押す前に必ずバックアップをスマホに保存しましょう。
左上のから[ファイル] > [PCに保存]でスマホに絵を保存します。
スクリーンショットの保存でも良いです。
投稿に失敗すると絵は失われてしまうのでバックアップは大切です。
最後に[操作]の「投稿ボタン」で掲示板に絵を投稿します。
ここまで覚えればチキンペイントの基本はバッチリです!
「ツール」サブウインドウには他にも便利な機能があります。
下図の青字のツールは今回使ったツールです。
今回は簡単に「バケツ」で塗りました。
慣れてきたら「エアブラシ」や「水彩」で塗ってみるのも良いでしょう。
もちろん「鉛筆」や「ペン」も色塗りに使えます。
「太さ」と「透明度」を調整すると塗りやすくなります。
今回覚えた基本は、[鉛筆]で描く。
失敗したら[一手戻す]でやりなおす。
ハミ出たら[スポイト]で色を拾って修正する。
[バケツ]を使って 線で囲まれた部分を塗りつぶせる。
市松模様になっている部分は「透明」を意味します。
このまま投稿すると、透明部分は真っ黒になってしまう場合があります(JPGで保存された場合)
レイヤーを使わない描き方の場合は基本的に消しゴムは使いません。
(7)絵の仕上げの手順で[色スポイト]を使って下地色で修正する方法がおすすめです。
塗り絵掲示板などで、他人の線画をチキンペイントで塗り絵する場合も注意が必要です。
最初から市松模様になっている部分は、白では無く透明です。
アナログ絵のように白を活かして塗り絵したい場合も、市松模様の部分は白を塗る必要があります。
(PNG保存された場合は透過PNGになりますが、その場合は掲示板の背景色がそのまま表示されます)
少し難しいですがQA4の応用で1番下に追加したレイヤー全体を白で塗りつぶして「下地色レイヤー」を作っても良いでしょう。
塗り絵で[塗りつぶしバケツ]を使っても、線で囲まれた部分以外まで塗りつぶされてしまう場合
原因1:線画が繋がっていない((4)鉛筆線画を描く参照)
原因2:線画が複数レイヤーにあり一見は線が繋がって見えるが実は繋がっていない
原因3:別のレイヤーに線画がある
原因2の場合は「レイヤー結合」等が必要で初心者がバケツ塗りするのは困難です。
原因3の場合は簡単な「レイヤー操作」をする必要があります。
上にある(1) [L]で[レイヤー]サブウインドウを表示
[レイヤー]サブウインドウ内の縮小画像を見て、線画があるレイヤー(layer)をタップして選択状態(青地)にします。
(この時に縮小画像の線画が複数のレイヤーにある場合は原因2の可能性が高いです)
[ペン]で描いた線画を
[バケツ]で塗りつぶすと綺麗に塗りつぶせません。
[鉛筆]でも「ツールオプション」を「円ピクセル」にする必要があります。
(2)鉛筆線画の準備の設定が出来ているか確認してみましょう。
他人の線画等で勝手に改変できない場合は「レイヤー」を使います。
少し難しいですが、この操作を覚えれば様々な事に応用が利きます。
新規レイヤー追加
上にある(1) [L]で[レイヤー]サブウインドウを表示
[レイヤー]サブウインドウ内の左下
(2) アイコンをタップして「新規レイヤー追加」
レイヤー移動【1/2】
追加した「layer 2」を黒い枠が出るまで1秒ほど長押しします。
「layer 2」に黒い枠が表示されたら、そのまま下に引っ張り、元からある「layer 1」の下に移動します。
下に移動した「layer 2」が選択状態(青地)になっている事を確認します。
以降は[レイヤー]サブウインドウは使いません。
じゃまな場合は、上にある[L]で[レイヤー]サブウインドウを非表示にします。
[ツール][色スポイト]で修正したい箇所の色を拾ってカラーにセットします。
細かな修正作業がしやすいように[操作]の+ 絵を拡大表示します。
[鉛筆]を使います(太さは絵に合わせて調整します)
線と色の間の塗り残し部分を スポイトした下地色で塗っていきます。
レイヤーを使っているので、塗り残し部分(透明な部分)にだけ色が乗ります。
太い線画の場合は、ハミ出す事は無いのでザックリ塗って大丈夫です。
背景色との境い目など色が違う部分は
その都度スポイトで色を拾って修正します。
時間と根気のいる作業ですが、仕上げの作業は がんばるだけ綺麗な絵になります。
応用
今回覚えた「新規レイヤー追加」「レイヤー移動」を使えば「バケツ塗り」以外の塗り方も出来ます。
キャラクターと背景など、パーツ毎に「レイヤーを追加」して、[鉛筆]や
[水彩]で着色します。
市松模様になっている部分は「透明」を意味します。
レイヤー1(上のレイヤー)に線画、
レイヤー2(下のレイヤー)に[鉛筆]で茶色を塗った例です。
レイヤー2に塗った茶色が、レイヤー1の線画を消さずに塗れています。
レイヤーを使った塗り絵の場合は、はみ出した茶色は消しゴムで消しましょう。
レイヤーを使った塗り方を覚えるのは難しいですが、覚えてしまえば色々な表現が出来るようになります。
レイヤーを使った塗り方は、また別の機会があれば説明します。
お絵かき掲示板Art.net > イラスト講座 > チキンペイントの使い方【スマホ版】