立民・有田芳生氏、東京24区見送り比例単独へ「統一教会問題を全国で展開」 後任は都議

立憲民主党の有田芳生衆院議員=令和7年11月25日、東京都千代田区(奥原慎平撮影)
立憲民主党の有田芳生衆院議員=令和7年11月25日、東京都千代田区(奥原慎平撮影)

立憲民主党の有田芳生衆院議員=比例東京=は22日、X(旧ツイッター)で、次期衆院選について地盤とする東京24区(八王子市)からの立候補を見送ったと明らかにした。立民と公明党が結党した「中道改革連合(中道)」の比例単独で立候補する。東京や近畿といったブロックの選択は党に一任する。

中道は有田氏の代わりに細貝悠・東京都議を東京24区に擁立する。

有田氏は令和6年10月の衆院選で東京24区から出馬し、自民党の萩生田光一幹事長代行に敗れたが、惜敗率は約90%で比例復活していた。

比例単独での立候補は立民の野田佳彦代表の提案だという。野田氏は衆院選の争点に自民と旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の関係の追及を挙げたといい、有田氏はXで「私に対して野田代表から与えられたミッションは、比例候補として、全国で統一教会問題を争点化して関係議員を批判していくことだ」と主張した。

有田氏は東京24区からの出馬を準備し、18日にはXで次期衆院選について「萩生田議員に勝利する。おそらく最終決戦だろう」と書き込んでいた。

有田氏は、産経新聞の取材に応じ、自身の比例転出について「裏で萩生田氏が動いたなどいろいろな情報が出回っているが、僕には分からない。憶測に過ぎない」と述べ、「ライフワークである旧統一教会問題を全国で展開できる願ってもいないチャンスだ」と語った。

野田氏は有田氏に統一教会問題を巡って、高市早苗首相(自民党総裁、奈良2区出馬予定)、山際大志郎元経済再生担当相(神奈川18区同)、長島昭久前首相補佐官(東京30区同)の3人を挙げて、有田氏に重点的に回るように要請したという。

有田氏はジャーナリスト時代に長年、旧統一教会を取材した経験がある。(奥原慎平)

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