【中学受験】「2026」を使った算数の予想問題ベスト5
算数の入試問題において、「その年の西暦(数字)」は単なる数字ではない。
西暦をもじった問題が出る頻度はとても高い。
このぎりぎりの時期に解いておくと役立つかもしれない2026年の入試で出題される可能性が極めて高い「2026」にまつわる予想問題を5つ厳選。
PDFもつけているから、印刷してお使いください。
まずは敵を知る! 「2026」の正体
問題に入る前に、これだけは頭に叩き込んでおく。2026という数字の重要ポイントは2つ。
最大の落とし穴「素因数分解」
2026 = 2 × 1013
これ、めちゃくちゃ重要。
「1013」は素数。
「もっと割れるかな?」と悩んで時間を浪費させるのが出題者の狙い。「2で割ったらおしまい」と覚えておく。平方数(同じ数を2回かけた数)との距離
45 × 45 = 2025
つまり、2026 = 45 × 45 + 1 。
2025という美しい数字から「1だけズレている」こと。
これが頻出ポイントになりえる。
それでは、これらを踏まえた予想問題「ベスト5」をどうぞ。
【第1問】計算の工夫(基本にして極意)
■問題
次の計算をしなさい。
2026 × 2026 - 2025 × 2027
■解説
これは「計算一行問題」のド定番です。筆算でゴリ押ししようとしたら、その時点で負け。「1違いの数」に注目。
【解き方】
2027を(2026 + 1)と考える。
式 = 2026 × 2026 - 2025 ×(2026 + 1)
= 2026 × 2026 -(2025 × 2026 + 2025 × 1)
= 2026 × 2026 - 2025 × 2026 - 2025
ここで、「×2026」がついている部分をまとめる。
=(2026 - 2025)× 2026 - 2025
= 1 × 2026 - 2025
= 2026 - 2025
= 1
答え:1
【第2問】数の性質(平方数との距離)
■問題
1辺が1cmの正方形のタイルが2026枚あります。
このタイルをできるだけ多く使って、すき間なく並べて大きな正方形を作るとき、使わずに余るタイルは何枚ですか。
■解説
「正方形を作る」=「同じ数を2回かける(平方数)」ということに気づけるかが勝負。
【解き方】
2026に近い平方数(同じ数を2回かけた数)を探す。
40 × 40 = 1600(まだ足りない)
50 × 50 = 2500(超えてしまう)
一の位が5だと計算しやすいから、40と50の間にある「45」を試す。
45 × 45 = 2025
持っているタイルは2026枚。
作れる最大の正方形は45×45のサイズ(2025枚使用)。
よって、
2026 - 2025 = 1
答え:1枚
【第3問】数列(群数列の応用)
■問題
次のような分数の列があります。
1/1, 1/2, 2/2, 1/3, 2/3, 3/3, 1/4, 2/4, ...
この数列の最初から数えて2026番目の分数を答えなさい。
■解説
分母が変わるタイミングでグループ分け(群数列)をする。
1組目(分母1):1個
2組目(分母2):2個
3組目(分母3):3個
…
N組目にはN個の分数が入っている。
【解き方】
1からある数までの和が、2026に近くなる場所を探す。
第2問で「45×45=2025」と確認した。
和の公式は「{N×(N+1)}÷ 2 」だから、ざっくり「2乗して半分」。逆算すると、2乗して4000くらいになる数、つまり「60」前後が怪しいと見当をつける。
1から63までの和を計算してみる。
(1 + 63)× 63 ÷ 2 = 2016
これで、63組目の最後(63/63)までで2016個の数が並んでいることがわかった。
目指すのは2026番目だから、
2026 - 2016 = 10
あと10個進めばOK。
次は64組目(分母が64)に入る。
64組目の10番目の数だから、分子は10。
答え:10/64 (約分して 5/32 も可)
【第4問】整数の和(連続する整数)
■問題
2026を、「連続する4つの整数の和」として表すとき、その4つの整数のうち最も小さい数を答えなさい。
■解説
偶数個(4つ)の連続する整数の和だから、平均(真ん中)は「〇.5」という小数になる。
【解き方】
2026 ÷ 4 = 506.5
この「506.5」が、4つの数のちょうど真ん中に来る。
つまり、506.5を挟んで、
506, 507 (内側の2つ)
505, 508 (外側の2つ)
となる。
一番小さい数は505。
答え:505
【第5問】約数と素数(ひっかけ問題)
■問題
整数Aの「約数の個数」を【A】と表すことにします。
(例:6の約数は1, 2, 3, 6なので、【6】= 4 )
このとき、【2026】を求めなさい。
■解説
これが冒頭で話した「2026の正体」を知っているかどうかのテスト。
多くの受験生が「2で割って1013…
あれ? 1013って何で割れるの? 7? 11? 13?」とパニックになり、時間を溶かす。
【解き方】
まず素因数分解。
2026 = 2 × 1013
ここで、「1013は素数」という知識(または確認)が重要になる。
1013はこれ以上割れない。
素因数分解が「2が1個」×「1013が1個」なので、約数の個数の求め方より
( 1 + 1 )×( 1 + 1 )= 4個
(具体的には、1, 2, 1013, 2026 の4つ)
答え:4
PDF(問題と解答)
🌸 合格へのアドバイス
2026年入試では、以下の2つを武器として持っておくだけで、他の受験生に大きく差をつけられる(かも)。
45 × 45 = 2025
2026 = 2 × 1013(1013は素数)
「知っているか、知らないか」だけで解くスピードが数分変わる。
その数分が1点を分ける。
ぜひ、この予想問題を完璧にして、志望校合格をグッと引き寄せよう。
応援しています!



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