「裁判所としてもはなはだ遺憾に思う」浜岡原発廃炉訴訟で裁判長が苦言...中部電力は自らの不正理由に「訴え却下」求める=静岡地裁
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浜岡原発の廃炉を求めた訴訟の口頭弁論で、裁判長が中部電力のデータ不正問題に対し、苦言を呈しました。 【写真を見る】「裁判所としてもはなはだ遺憾に思う」浜岡原発廃炉訴訟で裁判長が苦言...中部電力は自らの不正理由に「訴え却下」求める=静岡地裁 また、中部電力は今回の問題で膨大な時間が必要として、裁判所に対して原告側の訴えを却下するよう文書で要望しました。 ■裁判長「はなはだ遺憾に思う」 この裁判は静岡県内の弁護士などが「浜岡原発は巨大地震に耐えられない」として浜岡原発の廃炉を求めているものです。 1月22日の口頭弁論で原告側は、中部電力について「ねつ造という極めて悪質性の高い不正が行われた」と指摘。 また静岡地裁の平山馨裁判長は「裁判所としてもはなはだ遺憾に思う。裁判所として考えるところがある」と述べました。 また、中部電力は今回の問題も踏まえて訴訟に時間を要するため、裁判所に対して原告側の訴えを却下するよう文書で要望したということです。 ■「裁判所を侮辱」原告側は激怒 <原告弁護団 青山雅幸弁護士> 「自分自身が不正を行ったため、審査をやり直すには膨大な時間がかかります。だから15年行われている本件訴訟も時間がかかるから却下してくれと言っている。ここまで裁判所を侮辱した訴訟行為がかつて存在したのでしょうか」 中部電力は裁判に提出していた証拠にも不正が疑われるデータが使用されていた可能性があるとして「第三者委員会による調査で明らかにしていきたい」としています。
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