「常任理事国になる資格全くない」中国、国連でまた日本批判 「軍国主義を復活」

米ニューヨークの国連本部(共同)
米ニューヨークの国連本部(共同)

中国の孫磊国連次席大使は21日、安全保障理事会改革に関する国連総会の非公式会合で、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁や、官邸筋の核兵器保有発言などを批判し「(日本には)常任理事国になる資格は全くない」と訴えた。日本側は遺憾の意を表明した。

中国は昨年11月の高市首相の国会答弁以降、国連会合やグテレス国連事務総長への書簡などで度々日本を批判している。

孫氏は日本の指導者の靖国神社参拝や、高市政権による非核三原則の見直し検討に言及し「右翼勢力が軍国主義を復活させようとしている」と主張。「戦後の国際秩序を踏みにじる国は、国際平和と安全を守る責任を担えない」と述べた。

日本の代表は「根拠のない発言だ」と反論し、「日本は戦後一貫して平和を愛する国の道を歩み、国際社会の平和と繁栄に数えきれないほど貢献してきた」と強調した。

日本は米英仏中露の5カ国に限られている常任理事国の枠を拡大し、新たに加わることを目指している。(共同)

中国の国連大使がまた高市首相批判「侵略の歴史否定」 日本大使すかさず反論「根拠ない」

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