でも「原発ゼロ」「再稼働反対」を唱えたからと言って、日本から原発が消えるかというと、現実的ではないのが現状です。だからといって、原発が増えるかというと原子力規制委員会の10年以上と言われる厳格な審査と日本の地下でうごめいている活断層の現状をみても不可能だと思います。
また、今朝の日経の記事では、柏崎刈谷原発の再稼働で日本の電源構成における原発の構成が10%まで上がると報じていましたが、震災前の2011年2月に30%近くあったものから比べると15年で大きく下がり、今や再生化エネルギーよりも負けている状況なので、日本の原発はハッキリ言って、先の未来ものないオワコン状態です。
なので、原発推進派にはどう考えても原発が増やせない状況とコストは下がってもいざ問題が起きた時にかかる莫大なコストを勘案しても、原発にしがみつくぐらいなら原発に変わる新しいエネルギーを考えたり、福島をはじめとする原発の廃炉技術を磨いた方が1番いいのではないかと思います。
また、原発反対派も本気で「原発ゼロ」を実現したいなら、莫大な廃炉費用を一緒に負担する覚悟を持ってほしいなと思います。廃炉責任は国や電力会社が負うべきだと思われている方が多いと思いますが、福島の廃炉めぐる費用はどう見積もっても青天井にかかると言われているし、使用済み核燃料の破棄処理など、課題は山積しており、国と電力会社だけでは背負いきれないのが現状です。
これは推進派と反対派が分かれて、議論をするというお花畑で済む問題ではないので、日本全体として、オワコンになっている原発をどう下げて、どう終わらせるかを真剣に考えるべきだと思います。