大学院入試で面識ある志願者不合格を画策 電気通信大教授を減給処分

前田伸也
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 国立の電気通信大学東京都)が、大学院入試の志願者が不合格になるよう働きかけたとして、教授1人を減給処分とした。処分は昨年12月16日付。1月20日に発表した。

 大学によると、この教授は、面識がある志願者の英語力などについて、受け入れ予定の教員に伝えた。しかし、事実に基づいておらず、不合格になるよう働きかけたという。

 入試前に発覚し、志願者は合格した。大学によると、志願書の記載が事実と違うと、不合格の可能性があったという。

 大学は「このようなことが二度と起こらないように、職員に対して指導、徹底を図り、職員一人ひとりが使命と責任の重さを十分に自覚し、信頼回復に向けて取り組む」としている。

 処分決定から1カ月以上後に発表したことについて大学は「年末年始にかかったほか、大学入学共通テストの試験会場であり、このようなニュースが出ると受験生が気分を悪くすると考えたことも理由の一つ」と説明した。

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この記事を書いた人
前田伸也
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
大学、高専、通信制高校