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【三菱商事が初の米シェール市場に参入—これは何をもたらすのか?】(1/3) 16日、三菱商事は、ルイジアナ州とテキサス州にまたがるヘインズビル盆地でガス田開発を行っている米国企業エーソンの買収を発表した。買収額は約1兆2000億円と推定される。慣習的な規制当局からの必要な認可取得後、2026年6月までには買収手続きが完了する見込みだ。 こうした大企業の買収は、日本の安定したエネルギー資源の供給源となりうる、と独立アナリストのミハイル・ベリャエフ氏は話す。 「特に、現在の不安定な供給状況において、日本はエネルギー供給を安定させるための拠り所を必要としている。同時に、三菱商事にとっては、世界のガス需要が拡大するなかで、さらなる収益源となる。短期的には価格高騰によって成長ペースは鈍化する可能性があるが、中長期的に、特に2030年と2050年にかけて成長は継続すると予想される。これは、再生可能エネルギーの代替資源としてのガスの役割増加、アジアやグローバルサウス諸国での消費の増加、データセンターやAIの急成長によるものだ。そして、過去20年間にすでに観察されてきたように、窒素肥料の生産もガス需要の増加要因となりうる。ガス需要増加のもう一つの要因は海上輸送だ。環境規制の強化によりすでに液化天然ガス(LNG)の需要が増加している。したがって、この買収は、企業にとっても、日本の国民経済にとっても、大変有望だと言える」
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