チェーンワックス新基準なるか?チェパーク300km使用レポート。ルブよりおすすめ?BIC-60Pレビュー ロードバイク CHEPARK
スポーツ自転車のチェーンは一般的にルブ (オイル) を使用して、チェーンの潤滑性や耐久性を高め摩耗を減らすために使用される。様々なケミカルブランドからチェーンルブが販売されているが、数年前からチェーンワックスなる製品も目立ちはじめた印象だ。
今回は「CHEPARK (チェパーク) 」という台湾ケミカルブランドから販売されている BIC-60P というチェーンワックスを購入。塗布から使用までレポートとして記事を残していく。
この記事はAmazonアソシエイトリンクを含みます。
対象製品
今回Amazonから購入してみた。
チェーンルブやワックスなどの金額は1000~2000円くらいが一般的だろうか?それに対しCHEPARKのチェーンワックスは強気の価格設定に見える。
価格が高いのには理由があるのだろうが、製品に対して何も情報がない場合、価格だけが先行してしまい購入を躊躇するのは当然だろう。でも今回は「安くはないが使ってみたい」というキッカケがあったので購入してみた。
購入した経緯
新潟県のサイクルワークスフィンズのYouTubeチャンネル「STAFF KNTの自転車塾!!」で紹介された動画を視聴したのがキッカケだ。
最速店長の座に輝いたこともある実力のあるレーサーであり、プロショップのオーナーさんらしい。YouTubeもいつも楽しく視聴させていただいています。
CHEPARKはケミカル製品のOEM製造を行い、自社ブランドとしてケミカル製品の製造販売を行っている。当記事レビュー対象のチェーンワックス「BIC-60P」のみ、CHEPARKブランドの製品にしか配合していない特別仕様のチェーンワックスとのことだ。
チェーンワックスは特に洗浄時に手間が必要になるらしいが、CHEPARKのチェーンワックスは通常の中性洗剤やチェーンクリーナーで簡単に落とせるらしい。これは嬉しいポイントだ。
CHEPARK とは
「STAFF KNTの自転車塾!!」YouTubeチャンネルでも触れているが、分かりやすく箇条書きで以下に記す。
台湾のケミカルブランド
自社製造ラインを所持している
様々なバイクブランドの完成車にCHEPARKのグリスが使用されている
多くのケミカルブランド製品のOEM製造を行っている
CHEPARK台湾本家公式HP
パートナーブランドはGIANT、BHとも記載がある。
自転車に限らず、自動車やオートバイなど乗り物に使用されるケミカルを製造しているようだ。金属製品の製造ラインも工場内にありそうなブランド説明もある。
今まで日本に入ってこなかったケミカルブランドで知名度はまだ低いかもしれないが、バイクブランドやケミカルブランドからすると名の通ったブランドだと思われる。
余談
話は逸れるが筆者はモーガンブルーのレースオイルを数年愛用している。
プロチーム専属メカニックに友人がいるが、その彼が好んで使用しているチェーンルブ。通常のウェット系より粘度は低め。セミウェットといわれそうな粘度に見える。
施工もしやすくフリクションも軽く気に入っている。チェーン完全脱脂後、100km辺りで黒い汚れが少し発生してくる印象だ。筆者は月1回洗車、月500~600kmしか走行しないが、問題なく使用できている。それ以上走るとフリクションは低下してくる可能性はあるが洗車をしなければもう少しもつかもしれない。
チェーンワックスと言えば「スクワート」が頭に思い浮かんでくるだろう。
スクワートは使用したことがないが、数百km走っても汚れず良い製品と話を聞く。その反面、施工や洗浄のし辛さ、施工後に馴染むまでチェーンからカスが出てくるなど色々とトレードオフの面もあるようだ。
開封
取り敢えず写真を
説明書は付属しておらずチェーンワックスのみ。今後、日本語説明書を同封する予定とのことだ。
施工
とにかく良い匂いだ「モテる男は全員やってる」をキャッチコピーにできそうな匂いの印象。
塗布直後、一定の粘度はあるように見えるが触ると非常にサラサラしている。モーガンブルーのレースオイルよりも遥かにサラサラだ。
ドライブトレインの洗浄とチェーンワックスの施工はショート動画にまとめてある。
ブランド曰くチェーンワックスという話だったが、CHEPARKのチェーンワックスは超超サラサラセミウェット系だ。24時間経過しても完全に乾かず硬化することもない。ワックスの定義ってなに?と言いたくなるが、ブランドがワックスと言っているのでワックスなのだろう。硬化しないためカスの発生は無縁のようだ。
スクワートのチェーンワックスが汚れにくいのは、乾いて硬化するからだろう。果たしてCHEPARKのチェーンワックスはどうなるかな。
施工方法について、CHEPARK製品パッケージに日本語説明書がなかったので 公式さん へXで質問してみた。短くまとめると以下の回答だ。
・施工方法
ドライブトレイン完全脱脂後、本製品をチェーンへ塗布。30分後に余分なワックスをウェスで拭き取る。24時間後に走行可能
合計50km走行後
施工翌日、さっそく走ってみた。初回は約50km
50km走行後、ドライブトレイン周りはまだ綺麗さを保っている。フィニッシュラインのセラミックルブであれば既に黒く汚れている距離だろう。
合計80km走行後
合計約80km走った。まだ綺麗さを保っている。フィニッシュラインの緑のウェット系ルブなら汚れている距離だ。
合計100km走行後
合計100km走ってみた。
筆者が愛用しているモーガンブルーのチェーンルブならそろそろ汚れてくる走行距離だが、CHEPARKのチェーンワックスはまだ踏ん張っている印象だ。多少黒く汚れてきてはいるような気はするが、合計100kmでこの状態なら期待できるかもしれない。
合計100km使用した感想
施工のしやすさ
ドライブトレインの完全脱脂が前提条件。筆者は必要なものと環境が揃っているので簡単だった。そうではない人は完全脱脂は難しいかもしれない。室内でチェーンクリーナーだけでは完全脱脂はおそらく不可能だ。チェーンを外して個別に洗うなら可能だと思われる。
汚れについて
合計100km走行後も綺麗さを保っている。というか踏ん張っている印象だ。ある程度黒い汚れはついてくるが、通常のウェット系チェーンルブより遥かに綺麗さを保てている。
潤滑性能について
潤滑も悪い印象はない。100km走行後もオイル切れのような印象もない。潤滑も良い方ではないだろうか。無駄な抵抗になっている感覚はないが、特定のギア位置で今まで鳴らなかった音がチェーンから鳴るようになった。それが抵抗になっている印象はないがチェーンに塗布する製品によっては音が鳴るようになる製品もあるらしい。100km超えた辺りから走行感が変わった?慣れてきた?気がするので経過観察中。
匂いについて
施工後は非常に良い匂いだ。レモン石鹸のような透き通った匂いがする。100km走行後から匂いが薄くなってきた印象だ。これも経過観察中。
使用継続中。追加レポ予定
当記事は施工後100kmまでの使用レポートを残したが、現在使用を継続中。2025/03/10 時点で248km走行したが300kmまで走ったら結果を報告する予定。
最後に
正直話すと「CHEPARK」輸入元である J.ROAD の代表 木下さんから製品レビューの依頼があったが、今回はお断りさせていただいた。
断った理由として、自身のタイミングで情報を発信したい、自身で購入してレビューしたい、Amazonで購入できるうえホイールより遥かにハードルが低いからだ。
これからどんどん取り扱いブランドを拡大していく予定とのことだ。日本のスポーツ自転車界隈に新しい風を吹かせてくれることを楽しみにしています。
CHEPARKのチェーンワックスについて、300km走行後に結果を発信するので楽しみにお待ちください。ここまで見ていただきありがとうございました。
2025/04/16 更新 300km走りました
洗う工程から結果までYouTubeにまとめています。お暇な人はどうぞ
今回紹介したCHEPARKのチェーンワックス
同ブランドでドライ系も販売されているらしい。
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