ミサキとドロドロ共依存になるまで
予言しておいた通り長文です。冗長ですねぇ。
結構暗めな話なので、苦手な方はご注意ください。
ところどころご都合主義で展開を省略してます。許してください。それと、ミサキを主に据える関係上、他のキャラの描写は意図的に省いています。雑に扱っていると感じられましたら申し訳ありません。
なんかこう、ミサキを見た瞬間痺れましたね。あの、性癖を掴まれる感覚というか、先生方ならわかっていただけるはず。わかるよね? ね?(迫真)
前回までのユウカに比べると解像度が低くなってしまったかなと思うのですが、お許しください。ついでに感想とか指摘とかしていってください。すべて目を通させていただいております。
なんか、前回からやたら先生を曇らせたがる節があって、自身の秘めた欲望に震えたね。
本当に長文なので、暇なときにでも読んでください。
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肌を刺す冷気に耐えかねて、ゆっくりと瞼を上げる。
季節外れにも思える寒々とした空気と、いつも通りの硬いコンクリート。……体が少し痛む。昨夜はあまり眠れなかった。
「…………」
重い首を動かし、仄暗い部屋を見回す。姫とヒヨリはまだ寝息をたてていて、思わず頬が緩む。
立ち上がろうとして──襲い来る頭痛で、息が詰まった。
「っあ──はぁ……っはぁ……」
床に手をつき、目を見開いて喘ぐ。いつもなら虚弱な体に嫌気が差すだけだけど、今日はどこかおかしい。
背を壁につけてずるずると座り込み、額に手をあてがう。
「……はぁ。最悪」
触れるのが憚られるほど熱くて、体調管理さえまともにできない己に苛立ちが募る。
「……先生」
悲嘆していても仕方ない。少々気がひけるが、ずっと熱を引きずっても姫やヒヨリに心配をかけてしまうだけだ。
バッテリーの切れかけたスマホを操作するのも億劫で、先生に直接電話をかける。
「……先生、起きてるかな」
かけてしまってから、未だ日も昇っていないことに思いあたる。応答がなければ、諦めて眠ることにしよう──
『──もしもし? ミサキ?』
──よかった。繋がった。
「……先生。頼みがあるんだけど」
『なに、頼み!? というより、ミサキ元気ないよ、大丈夫!?』
「あんまり大きい声出さないで……姫たちが寝てる」
『ごっごめん! ……どこに向かったらいいかな』
以前と変わらず、聞いていて落ち着く先生の声。スマホを耳にあて、目を閉じて、全神経でそれに縋る。
よくこんな時間に起きてたね、とか、どうして何も聞かずに助けてくれるの、とか、色々聞きたいことはあるけど、今はそんな余裕はなかった。
ぼんやりとした意識で所在地を伝えると、いよいよ倦怠感が全身を支配してくる。
『すぐ行くから! 大丈夫だからね、ミサキ!』
「……あり、がとう。せん……せい……」
耳鳴りが酷い。想定よりも体調不良は深刻で、先生の声が聞こえなくなった途端、心細さが胸に巣喰う。
一時でも苦痛から逃れようと、私はすぐに意識を手放した。
歪んだ依存関係ほど純粋でピュアなものはない